イキウメ
フォロー作・演出の前川知大が主宰。「普段の生活の中で、不思議だな、と思うことのからくりや答えを、演劇でデッチ上げてみよう」と、2003年に結成。俳優は浜田信也、安井順平、盛隆二、森下創、大窪人衛。SFやホラーなどのジャンルものを舞台表現として取り扱う。『散歩する侵略者』(05、07、11、17)は、「見立てと時間軸の編集」という演劇の醍醐味を満載した、イキウメのエポックメーキングな作品。劇団が歩んでいく節目に改訂を重ね、上演されている。2008年『表と裏と、その向こう』で、第16回読売演劇大賞優秀作品賞。2012年『ミッション』『The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)』で、浜田信也が第47回紀伊國屋演劇賞個人賞。2013年『地下室の手記』で安井順平が第21回読売演劇大賞優秀男優賞、前川が優秀演出家賞、優秀作品賞を『片鱗』が受賞する。2016年『太陽』が入江悠監督により映画化(原作・共同脚本 前川知大)されている。
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?