クレア・カニンガム
フォロースコットランドのグラスゴー在住。松葉杖の使用 / 乱用、観察、変形という方法で、障害者としての独自の身体性をよりどころに世界と関わり、クラシックなダンスのテクニックに挑戦を突きつけている。最近の作品は、ソロ作品『ME(Mobile/Evolution)』(2009)からカンドゥーコ・ダンス・カンパニーのためのアンサンブル作品『12』などの領域横断的な創作、ヒエロニムス・ボスの画中の物乞い / 身体障害者にインスピレーションを得た『Give Me a Reason to Live』とその長編作品『Guide Gods』(2015)など。これまでに『ウィメン・オブ・ザ・ワールド・フェスティバル』(ロンドン)および『ベルファスト・フェスティバル、パース・インターナショナル・アーツ・フェスティバル』のレジデントアーティスに選ばれ、またグラスゴーのフェスティバル『トラムウェー』ではアソシエートアーティストを務めた。ジェス・カーティスとのデュエット最新作『The Way You Look (at me) Tonight』(2016)は、アンリミテッドによる委託を受け、これまでにイギリス、アメリカ、ドイツで上演された。
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?