Sia
フォローリアーナ「ダイアモンズ」、ビヨンセ「プリティ・ハーツ」、ブリトニー・スピアーズ「パフューム」、ケイティ・ペリー「ダブル・レインボウ」、自らがヴォーカルとしてフィーチャリング参加したデヴィッド・ゲッタ「タイタニウム」やフロー・ライダー「ワイルド・ワンズ」-ここ数年の間シーアがソングライターとして手掛けた数々のヒット・ソングのごく一部だ。メディアのスポットライトを浴びることを嫌う、“スターになりたくないポップスター”でありながら、正真正銘ポップス界最大のヒットメイカ―として、最も成功しているアーティストのうちの一人なのである。オーストラリア・アデレイド出身のシーアは、ソングライターとしてはもちろん、唯一無二の歌声を持つポップス・シンガーとしても人気を誇る。2014年7月に4年振り、5作目となるソロ・アルバム「1000 フォームズ・オブ・フィアー」をリリースすることを発表。アルバムからのファースト・シングル「シャンデリア」は、シーアでないと成り立たない独特の高揚感溢れるサビと、本人のここ数年の葛藤が見事に表現された歌詞が印象的な、最強のポップ・ソング。11歳のダンサー、マディー・ザイグラーの表現力豊か過ぎるダンスを披露したミュージック・ビデオがセンセーションとなり、公開から一週間で再生回数650万回を突破。2013年、米ビルボード誌に登場した際には、頭の上から紙袋を被った彼女の写真に世界が驚愕したというエピソードもある程、顔を見せないことで有名なシーアだが、「シャンデリア」を米テレビ番組で披露した際に、カメラに背中を向けて歌唱したり、二段ベッドにうつ伏せになったまま歌唱するなど、そのエキセントリックなテレビ・パフォーマンス方法が大きな話題を呼んだ。アルバムは長年のコラボレーターであるグレッグ・カースティン(ケリー・クラークソン、P!NKなど)との共作。収録曲全てが、さすがと思わせるポップ・センスを兼ね揃えた、究極のポップ・アルバムに仕上がっている。(Sony Musicウェブサイトより)
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Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?