2012年後半の菊地成孔は、とにかく精力的だ。8月には、一昨年のテストランを経て、昨年から開催されているダンス・パーティー『HOT HOUSE』の初地方公演が神戸と名古屋で行われ、9月にはダブセクステットに女性トロンボーン奏者を加えたダブ・セプテットのデビューライブをブルーノートで開催。同じ月に、アニメ『ルパン三世』のオープニングテーマを担当したことが話題を呼んだペペ・トルメント・アスカラールのライブもあるし、 10月には2010年の再始動ライブと同じ時期・同じ場所、10月8日に日比谷野音でDCPRGのライブが行われる。それぞれの音楽的な面白味を味わうことはもちろん、彼の活動は様々なカルチャーを独自の視点で切り取ったものでもあるだけに、その多彩な活動を追うことは、2012年という年の空気を体験することにもなるはずだ。また、その幅広い見識の一方で、この日の取材では「演奏をすること」に対する菊地の強い想いを改めて確認できたことも、実に印象的だった。
今って『フジロック』みたいなものが発達して、若い人が「何でもアリだ」って言うじゃないですか? でも実際には全然なんでもアリじゃない。
―まずは8月に初の地方公演が行われる『HOT HOUSE』(菊地成孔と大谷能生がMCを務めるダンスパーティー)について、改めて、始めた理由を教えてください。
菊地:そもそもは、ジャズのダンスイベントがやりたかったんです。今カジュアルにジャズで踊るイベントっていうと、クラブジャズみたいなバンドが出てきて、ハウスみたいなお客さんが踊るというようなものが定着していて。それはそれでいいと思うんですけど、もうちょっとアコースティックなものでダンスパーティーができないかなって、何十年越しで考えてたことだったんです。
―「ビーバップで踊る」というのが、ひとつのコンセプトになっているわけですよね?
菊地:一般的にはビーバップって、ジャズを踊れなくしてしまった、座って聴かせることにしてしまった音楽だということになってるんですけど、DJカルチャーの中では、ビーバップは普通に踊れる音楽なんです。でもビーバップが、スウィングで気持ちよく踊ってた人を座らせてしまったというのは一面の事実ではあるし、きれいな話なので、定着しちゃってる。だけど実際には、ビーバップは構造的に全然ダンスミュージックに成り得るし、主にイギリスですけど、ビーバップを流して踊る、そのまま「ビーバップ」ってダンスの名前があって、これはほとんど日本では紹介されてないんです。
―その根拠の上で、「ビーバップで踊る」というパーティーを開催しようと。
菊地:数は少ないけど、ビーバップのレコードで踊る人も日本にはいるし、あとはリンディホッパーっていうカップルのダンスを踊る人たちがいて、これはアメリカでは日本に比べると遥かに認知されている。その2つとビーバップを演奏する人たちを加えた3者は、よくあるカルチャーの溝みたいな感じで、日本では絶対に交わらない状態にあったんです。今って『フジロック』みたいなものが発達して、若い人が「何でもアリだ」ってすごい言うじゃないですか?
―はい、よく聞きますね。オールジャンルだと。
菊地:確かにひとつのパーティーに行くと、いろんな音楽が流れて、いろんな人が踊ってるけど、でも実際には全然なんでもアリじゃないわけですよ。Twitterで何でも発言できるって言っても、「原発推進」とは言えないし、フェスに行ってもフェスみたいな格好をしなくちゃいけないし、まったく何でもアリなんてことはなくて。絶対交わらないものを交わらせなければ、何でもアリにはならないっていう風にハードコアに考えているんです。
―非常にハードコアな考え方ですね(笑)。
菊地:だから『HOT HOUSE』のステージの上には、(新宿の)ピットインなんかに出てるビーバップを演奏する人たちがいるんだけど、この人たちは客が自分たちの演奏で踊るってことは生まれて初めてで、ステージの下には今までレコードで踊ってた人たちがいて、この人たちは生のなんちゃってクラブジャズじゃない、ちゃんとしたメインストリーマーのビーバップで踊ることは初めてで、リンディホッパーはそもそもビーバップで踊ることが初めて。それを一気にやることで、硬直しているパーティーカルチャー、ジャズカルチャーを何とか…まあ、そのふたつを何とか頑張ってつなげたのが今のクラブジャズなんだけど、そこにはジャズの生々しい4ビートの感じっていうのはないので、それをやりたいっていうのが、言ってしまえば僕と大谷能生君の夢だったんですよ。だから何でもアリですここは。
今の世の中って、かつてポストモダンと呼ばれたような、「この人の隣に全然違う人がいる」っていうのが受け入れられ難い、保守的な世の中になってて。
―今まで交わらなかったものを交わらせて、実際参加した人の反応はどうだったのでしょう?
菊地:これまで交わらなかったのにはそれなりの理由があるので、それを強引に交わらせて、「なかなかいいヴァイブスだ」と言ったところで、根本的な問題が残るんですね。それはドレスアップをするべきかどうかってことで、リンディホッパーの人たちは言ってしまえばコスプレの人たちなので、1930〜40年代の格好をして踊る人たちなんですけど、ビーバップのソロダンサーはコスプレはしないんですよ。なぜかと言うと、もっとブレイクダンス寄りの激しいダンスをするので、ガチガチなコスプレをしちゃうと重くなっちゃう。パーティーカルチャーはそこが重要で、重装なのか軽装なのかの統一をオーガナイザーである僕らがまず打ち出さなきゃいけないんですけど、それに関してはまだ完全にははっきりしてなくて。
―YouTubeの映像とかを見ると、ドレスアップをしてる人が多いですけど、ドレスコードがあるわけではないんですよね?
菊地:そうそう、何か1個のカルチャーに染めちゃえば自然に決まるんですけど、レイヴに来るような人でも踊りたかったら来るってこともあるだろうし、でもそのすぐ隣には40年代の格好をした人がいるっていうのが僕の理想なんです。ただ今の世の中って、かつてポストモダンと呼ばれたような、「この人の隣に全然違う人がいる」っていうのが受け入れられ難い、保守的な世の中になってて。
―確かに、そうかもしれないですね。
菊地:ビーバップを演奏して、何らかの形で踊ることができるっていうのはレコードの段階で立証されていることで、それが生になればなおさら良いっていうのも火を見るより明らかなんだけど、勝手に「ドレスコードありだから俺は行かない」って思ってる人も大勢いる。アナウンスのコントロールが難しいパーティーだなっていうのはありますね。まあ、「混ぜるな危険」と言いますが、混ぜてみて凶と出たらやめよう、吉と出たら続けるんだっていうことで始めてみて、非常にいい感じだったので、このパーティーは日本を出て、アジア全域でもできるんじゃないかっていう見込みで続けてます。
―「アジア全域でも」っていうのは、どういう部分によるところが大きいですか?
菊地:パーティーのアティテュードがアジア向けかなって。実際、香港に行ったり、ソウルに旅行に行ったりする中で、これはすごくアジア向きだと思って、特にソウルは比較的イージーかなって思ってます。ソウルには米軍の基地があって、アメリカの軍のカルチャーがあると、ダンスカルチャーも発達するんですね。なので、ソウルはリンディホッパーが多い都市で、日本の中でも沖縄はやっぱり強いみたいです。ヨーロッパは、日本人がパーティー持ってきましたって言ったら、ニコニコ動画とか『JAPAN EXPO』みたいなのじゃないと、認知もされないような感じでしょうからね(笑)。
(ダブ・セプテットは)僕がやってる中で、一番JAPAN COOL的になると思うんです。「中年の男達のジャズバンド中で、クールな女子大生が1人いて、普通にやっている」っていうね。
―9月13にはブルーノートでダブセクステット改めダブ・セプテットのデビューライブがあります。なぜバンドの形態を変えたのでしょうか?
菊地:これも2010年ぐらいから考えてたことで、今までは二管、いわゆるハードバップスタイルの、テナーサックスとトランペットで、マイルスの65〜66年の音楽にダブがかかって、ポリリズムが入ってるというような、非常にわかりやすい形だったわけです。それもそれなりにご好評いただいていたのですが、単純に飽きてきたので、もうちょっと違うことを、ホーンが多くて、アンサンブルが聴かせられるもので、今あんまり巷で掘られてないものをやろうと。
―それは具体的にどういったものですか?
菊地:例えば、DJがサン・ラをかければ、今の若い人は「かっこいいね」っていうひとつのカルチャーが、ロンダリングみたいのがあって、だからサン・ラはいいし、デューク・エリントンもかっこいい、マイルスの70年代もヤバいと。でも、誰もジョージ・ラッセルとか、ギル・エヴァンスがヤバいとは言わないんですよ。今度のライブを聴いていただければわかるんですけど、半分くらいはカバーなんです。今までは僕の曲ばっかりだったんですけど、今度は比較的完コピに近いカバーで、あんまり実演されなかったものをやります。ジャズ喫茶では聴けるけど、クラブDJがかけないという理由で、ユースがあまり聴かないようなやつですね。
―女性のメンバーが加入するっていうのも大きな変化ですよね。
菊地:ダブセクステットはとにかくホストクラブみたいな、みんなイケてる上に楽器が上手くて、揃いのスーツをバシッと着てっていうスタイルだったんですが、その中に非常に若い女子が入る、もしくは非常に年を取った女性が入って、他のメンバーがそれを取り囲むっていうアイデアがずっとあったんです。それがちょっと東京っぽいというか、マンガっぽくて日本人の喜びそうな感じじゃないかと。僕がやってる中で、一番JAPAN COOL的になると思うんです。「中年の男達のジャズバンド中で、クールな女子大生が1人いて、普通にやっている」っていうね。
『ルパン三世』の音楽担当の話がきたとき、僕がやってるバンドの中では、ほぼ自動的にペペかなっていう。
―9月にはペペ・トルメント・アスカラールのライブもありますが、菊地さんがアニメ『ルパン三世』の音楽を担当されて、オープニングがペペの“新・嵐が丘”だったことはかなり話題になりましたよね。
菊地:最初に番組全体のコンセプトを聞いた段階で、僕がやってるバンドの中では、ほぼ自動的にペペかなっていう。渡辺(信一郎/音楽プロデュース)さんからも、通常あるようなやり取りは何もなく、好きにやっていいっていう感じだったので、比較的スムーズな流れでしたね。
―7月にひさびさのライブもありましたが、ルパンからペペに興味を持って入ってきた人とかってやっぱり多いですか?
菊地:分析はまだできてないんです。ペペは去年のブルーノートの後1年休んじゃったんで…それもスケジュールの都合だけで、他に何の理由もないんですけど(笑)、その間にルパンがあったんですよね。おかげさまで7月のライブは満員になったんですけど、1年休んでその間はDCPRGとかをやってたので、昔ながらのペペひいきの人がみんな来てくれたとも言えますし、ルパンがあったからたくさん来てくれたっていう分析もできますし、そこは微妙ですね。露骨にルパンだなっていうのが目に見えてわかればいいんですけど、最近の東京の人ってすごいペールフェイスで、わかんないんですよ。
―見るからに、「ルパン好きです」みたいな人がいればわかりやすいですけどね(笑)。
菊地:ルパンの格好してる人とかでしょう。それさすがにいなかったですね。ひとつはっきり読めるのは、初めて来た人が多かったと思うんです。それはまあ、ラジオだと思うんですよ。ラジオ(『菊地成孔の粋な夜電波』)を始めて1年数か月で、これまでも「ラジオを聴いて来ました」っていうのはあったから、そういう初めての人の評判ツイートを見て、「次行ってみようかな」っていうのはあるんじゃないかなって。AMのリスナーね。
―なるほど。それにしても、ペペを抜きにしたとしても、菊地さんがルパンの音楽を手掛けたっていうことに対するリアクションはかなり大きかったでしょうね。
菊地:それはでかいです。今回のルパンが異様な怪物番組みたいにならなかったおかげで助かりましたけどね。エヴァンゲリオンみたいにはならなかったんで(笑)。でも、始まったときは大騒ぎで、行った先行った先でルパンルパン言われて、やっぱり国民的なコンテンツだなって思いましたね。
慢性的に「もっと演奏したい」っていう欲求を持ったまま、いろんなことをやってるっていうのが僕の内面の状態ですね。
―さらには10月にDCPRGの野音公演があります。前回の取材が4月の新木場スタジオコーストでのライブ前でしたが、コーストでのライブはいかがでしたか?
菊地:一応満員になって、出てくれたアクトもよくて、KILLER SMELLSはそれこそラジオコンテンツですけど受けましたし、SIMI LABもすごくよくて…まあ、ああいう形(6月にメンバーのQNが脱退した)になっちゃったんで、全員揃ってあの人数の前でやるっていうのは最後だったかもしれないですね。
―10月の野音にはSIMI LABはゲスト出演するんですよね?
菊地:そうですね。未確認情報ですけど、QNも一緒に参加する可能性があるみたいです。それはオファーした段階でまだQNがメンバーだったからっていう、彼らなりの筋の通し方みたいなんですけど(笑)。
―どうなるのか楽しみではありますね(笑)。「10月8日@野音」というのは、2010年のDCPRG復活ライブと同じ時期、同じ場所なんですよね。あの日は台風が直撃して大雨の中で行われましたが…
菊地:あれはホント参ったんで、今度は晴れてほしいですね。前はいわくつき(当初は、マイルス・デイヴィス・リユニオン・レジェンドというユニットで来日予定だったマイケル・ヘンダーソンの前座という予定だったが、来日の話が消滅し、野音のスケジュールだけが残った結果、DCPRG単独の復活ライブとなったという)で、無理くりやらされたところもあったので、それが天に届いたのかも(笑)。今度はやりたくてやるんで、大丈夫だと思います(笑)。
―今年の後半は地方公演の予定もあるとか?
菊地:ちょっとサーキットを考えているところです。ロックバンドみたいに「北海道から九州まで小さい小屋でも回るんだ」ってやるには収支が合わないバンドにしてしまったので…メンバーを学生ばっかりにしてしまえばいいと思ったりもするんですけど(笑)、まあそうもいかず。
―現実的に実現可能かどうかを抜きにすれば、全国を回りたい欲ってありますか?
菊地:それはありますよ。回りたいですけど、メンバーが大人数で高給取りとか、基本的なところであらかじめ諦めてるだけですから。前のデートコースはある意味友情関係っていうか、全員ギャラ度外視で動いてくれてたんで、ガンガンツアーもやってましたし。活動再開後は友情がなくなったとは言いませんけど(笑)、普通にギャラは払ってるので、それだと身動きが取れない。そういう意味では、前のデートコースは青春のバンドですよね。スケジュール管理も、プロフェッショナルなスタッフじゃなくて、アマチュアのファンの子が1人でやってくれて、あんな忙しい人たちで年に3回もツアーやってましたから。今はプロの手が入って動けなくなっちゃうっていうよくある情けない話で…有志の方がすごいと人々が思う根拠の方に完全に寄っちゃってますけど(笑)。
―じゃあ、やはり実現可能かどうかは一切抜きにして、好きなようにスケジューリングができて、ライブイベントやツアーができるとすれば、どんなことをやりたいですか?
菊地:ラジオも学校もやめて、365日ツアーしたいですね。いろんな街や国で演奏がしたいから、デートコースとペペとダブ・セプテットで1年中ツアーでも全く問題ないです。これは本当に。もちろん、体力的な問題はあるかもしれないけど、精神的にはそれでいい。慢性的に「もっと演奏したい」っていう欲求を持ったまま、いろんなことをやってるっていうのが僕の内面の状態ですね。
―365日ライブができない分、1回のライブに向ける熱量が高まるっていう言い方もできるかもしれないですね。
菊地:そうそう、そういうこともありますし、あとは単純に、やりたいことやっちゃえばいいってもんでもないし(笑)。多少我慢したり、できないことがあってタメが効いてる方が、深みやエレガントってものがあるので、現状には満足してます。夢想っていうレベルでね、毎日ツアーできたらどんなにいいだろうとは思うけど。
―すぐにではなくとも、いつかそういう日が来るかもしれないですね。
菊地:若手の育成には力を入れたいですね。タダでこき使えて、車で移動してくれる、すごい上手い若手が20人もいたらやると思いますよ(笑)。マイルスの晩年ですよ。あの人は若手を連れてす長いサーキットしましたから。それはやってみたいことではありますね。
- イベント情報
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- 『具象の時代』
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2012年9月29日(土)OPEN 17:00 / START 18:00
チケット情報
会場:東京都 すみだトリフォニーホール
出演:菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
ゲスト:林正子
料金:前売5,500円
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- Ron Zacapa presents『DCPRG YAON 2012』
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2012年10月8日(月・祝)OPEN 15:30 / START 16:30
会場:東京都 日比谷野外大音楽堂
出演:DCPRG
ゲスト:SIMI LAB、toe
料金:前売5,500円
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- 菊地成孔ダブセプテット ブルーノート東京公演
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2012年9月13日(木)
[1st]OPEN17:30 / START 19:00
[2nd]OPEN 20:45 / START 21:30
会場:東京都 ブルーノート東京
出演:菊地成孔ダブセプテット
料金:前売6,500円
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- 『菊地成孔プレゼンツ“HOT HOUSE”』
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2012年8月23日(木)
会場:兵庫県 神戸 Live Hall クラブ月世界
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2012年8月24日(金)
会場 : 愛知県 名古屋 Live & Lounge
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- TBSラジオ『菊地成孔の粋な夜電波』 Presents 『キラー・スメルズ復活祭!渚のハードコアラテン』
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2012年9月1日(土)
会場:神奈川県 逗子海岸 海の家PILEQUINHO(ピレキーニョ)
出演:KILLER SMELLS
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- 菊地成孔
『闘争のエチカ(上巻)』[USB] -
価格:10,500円(税込)
菊地成孔の過去の作品などをまとめた初のベストワークス
- 菊地成孔
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- 『菊地成孔のポップアナリーゼ 少女時代“GENIE”は何故いい曲なのか?』[MP3]
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価格:630円(税込)
菊地成孔が少女時代を語り尽くす!
- プロフィール
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- 菊地成孔
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1963年6月14日、千葉県出身。音楽家、文筆家、音楽講師。 アバンギャルド・ジャズからクラブシーンを熱狂させるダンス・ミュージックまでをカバーする鬼才。1984 年プロデビュー後、山下洋輔グループなどを経て、「デートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデン」「スパンクハッピー」といったプロジェクトを立ち上げるも、2004 年にジャズ回帰宣言をし、ソロ・アルバム『デギュスタシオン・ア・ジャズ』、『南米のエリザベス・テイラー』を発表。2006 年7月にUA×菊地成孔名義で発表したスタンダード・ジャズ・アルバム『cure jazz』が大ヒット。2007年12月には初のBunkamuraオーチャードホール公演を成功させ、2008 年からは菊地成孔ダブ・セクステット、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールで活動中。2010年10月にはDCPRG(DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN)を再始動させた。
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