1枚のCD-Rから始まった熱狂 DJ和インタビュー

誰もが知っているJ-POPの名曲をノンストップミックスした『J-ポッパー伝説』シリーズを大ヒットさせ、J-POPの魅力を伝え続けているDJ和が、かねてよりの念願だったというアニソンミックスを立て続けにリリース。昨年2月に2000年代の名曲を集めた『J-アニソン神曲祭り [DJ和 in No.1 胸熱 MIX]』を発表したのに続き、3月20日には1970年代から2000年代までのアニソンを時系列的にミックスした『J-アニソン神曲祭り-レジェンド-[DJ和 in No.1不滅MIX]』を発表。その選曲はもちろん、人気作家を起用して全6種のジャケットを作るなど、話題を呼んでいる。現在はいわゆる「中の人」も兼任してミックス制作をするDJ和に、そのこだわりや裏話、そしてメジャーという舞台でミックスを作り続けることの難しさまで、たっぷりと語ってもらった。

もともとのルーツはJ-POPだったので、J-POPでDJすることにまったく抵抗はなかったんですよね。

―和さんはもともとヒップホップ出身だったそうですね。

DJ和:そうなんです。DJを始めたのは高校生のときなんですけど、その頃はエミネムやビヨンセが流行っていて、学校の中でもヒップホップやR&Bがよくかかっていたんです。それで、ヒップホップ好きの集まりみたいなのがあって、みんなダンサーかラッパーかDJのどれかを目指していたんですけど、僕はダンスもできなかったし、人前に出ること自体苦手だったので、しゃべらなくてもできるDJになりたいと思ったんですよね。

DJ和
DJ和

―そこからどうやって「J-POP DJ」の道に進んでいったんですか?

DJ和:大学生になってクラブに行き始めたんですけど、洋楽のイベントでも、一晩のうちに1回くらい誰かが半分おふざけで日本語の曲をかけるんですよ。でも、それがめちゃくちゃ盛り上がるんです。それで、僕の場合も好きなJ-POPを混ぜたらもっと盛り上がるんじゃないかと思って、遊び感覚で間に1曲J-POPを挟んだり、最後の1曲だけみんなが歌えるカラオケっぽい曲を入れてたら、それが定番化しちゃって。友達からも「今日は何のJ-POPかけるの?」みたいに言われるようになってきたんです。そのうち全部日本語でやったほうが面白いんじゃないかと思うようになって、クラブでDJを始めて2年後くらいには、そっちの方向にいってましたね。

―クラブDJっていうと、あまりJ-POPをかけるイメージが無かったんですが、もともとJ-POPは好きだったんですか?

DJ和:高校で洋楽を聴き始める前は、むしろJ-POPばっかり聴いてたんです。高校に入ってからも洋楽とJ-POPを両方チェックしていたような感じで。もともとのルーツはJ-POPだったので、J-POPでDJすることにまったく抵抗はなかったんですよね。

―なるほど。和さんは今、J-POPのミックスCDで大ヒットしているわけですが、そもそもどうしてミックスCDを出すことになったんですか?

DJ和:J-POPのDJを始めた頃は、ハウスとかテクノとか、歌がなくてビートが続くようなイベントにポツンと入れられることがよくあったんです。朝4時頃の、みんな酔っぱらってるところに投入されて、ネタ的にカラオケっぽく終わるみたいな。それで、テクノ系のイベントに出たときに、メインフロアとは別のラウンジでDJをやってたら、酔っ払ったおじさんが「お前、ミスチル持ってるのか?」みたいな感じでいろいろリクエストしてきたんですよ。「ありますあります」ってかけてたらすごく喜んでくれて。面白いおじさんだなと思って、終わった後に自分で作ったミックスのCD-Rを名刺代わりに渡しに行ったら、逆にソニーミュージックの名刺を渡されて、それがいまのプロデューサーだったんです。

―マンガみたいな展開ですね(笑)。

DJ和:そのときは「また連絡します」という感じで帰ったんですけど、半年くらい経った頃にDJ KAORIさんが『DJ KAORI’S JMIX』っていうJ-POPのミックスCDを出して、「先を越された!」と勝手に思って焦ったんです。それでもらった名刺のところに電話して、「こういうの出せるんですね、僕が先にやりたかったんです!」っていう話をしたら、ちょうど社内でコンピを出そうという話になっていたところだったらしくて。そこからうまいこと話が進んで、CDを出せることになったんです。

権利のことを何も考えずに「これを入れたいです」っていう候補を出したんですけど、権利処理がめちゃくちゃ大変だったらしくて。

―実際にリリースとなると、ミックスCDに曲を収録するための権利処理とか、かなり大変そうなイメージがあるんですけど。

DJ和:そうですね(笑)。そのときは権利のことを何も考えずに、「これを入れたいです」っていう候補を出して、会社の人に権利を処理してもらう形だったんですけど、最初はめちゃくちゃ大変だったらしくて。初めてコンピを作る担当だったっていうのもあったんですけど、誰が権利を持ってるとか、どこに連絡すればいいとか、イチから探さなきゃいけない状態で、すごく時間がかかりました。音源を作るにしても、いじりすぎてNGが出たり、いろんな制限があったので、1人で作っているときのやり方ができなくて苦労しましたね。

―そのへんはいまでも苦労している部分がありそうですよね。

DJ和:最初の頃に比べればコツを掴んできましたけど、やっぱりありますよね。言いたくても言えないことがいっぱい……(笑)。実際、アンケートを読ませてもらうと、やっぱりここ突っ込まれたか、みたいなこともあるんですけど、そこは我慢しなくちゃいけないところなのかなって。

―とはいえ、『J-ポッパー伝説』シリーズは大ヒットしましたよね。

DJ和:やっぱり『R35』から始まったコンピブームの流れがあったなと思っていて。1枚目は80〜90年代の懐かしいJ-POP中心の作品だったので、DJやミックスCDに親しみがない人でも、こういう曲目なら聴いてみようかなと思ってもらえたんじゃないかなって。その頃からクラブで日本語の曲をかけていいんだっていう空気もできてきて、J-POPのイベントも増えていきましたし。

―実際、どういう層の購入者が多いんですか?

DJ和:アンケートをもらった限りでは、最初はDJやクラブと関係ないような、地方の人が多かったですね。やっぱり車との相性の良さがあるみたいで。いまって家でCDを入れて聴くことはほとんどないと思うんですよ。このCDをどこに置くって言ったら、やっぱり車にスッと入れておくとか。だから海老名サービスエリアでイベントをやったんですけど、そのときは4日間で1,000枚ぐらい売れたんです。

―それはすごい! 車で聴くのもそうですけど、BGM的な要素を意識して作っていたんですか?

DJ和:ある程度は想定してましたね。CDを入れっぱなしで車に乗って、途中で降りて、また乗って、というシチュエーションでも楽しめるように、70〜80分のCDでも半分とか1/4くらいの時間で1回区切りをつけるようにしてます。もちろん最後はアガって終わるようにしてますけど、通勤・通学でも、半分くらい聴いて、帰りに残りを聴くことが多いと思うし、1回で最後まで聴いてくれる人なんてほぼいないと思うんですよ。

DJ和

イントロの1秒くらいの感動がアニソンは特に大きいと思うので、ミックスであんまり削りすぎないようにしてますね。

―今回はアニソンのミックスCDになるわけですけど、なぜこのタイミングでアニソンを選んだのでしょう?

DJ和:1枚目は『R35』のブームもあったし、J-POP層という大きなターゲットに向けたかったんですね。アニソンは初期の段階から絶対に出そうと思っていたんですけど、タイミングと選曲が命だなと思っていたのでずっと温めていました。2008年からNHKの『MUSIC JAPAN』で毎月公開収録のときのDJを担当させていただいていて、「新世紀アニソンSP」の回があったときに、番組プロデューサーの方にアニソンのMIX CDの話をしたところ、色々とアドバイスをいただき、そこから話がまわっていったんですよね。だから『MUSIC JAPAN』でDJをやっていなかったら出せなかったと思います。

―その1作目が2月に出て、今回は70年代から2000年代まで、アニソンの歴史を追うような作品ですけど、こういうテーマでミックスを作ろうと思ったのはなぜでしょう?

DJ和:J-POPでもそうだったんですけど、まず最初に、アニソンの中でもいろいろなテーマで出していきたいなと思っていて。1作目は最新の「いまアツいアニソン」を出して、その次に80年代縛りで出したいと思っていたのが、やっぱり80〜90年代を一緒にしようとか、だんだん範囲が広がっていきました。

―昔の曲になると、リアルタイムで聴いてないものも多いですよね?

DJ和:86年生まれなので、『機動戦士ガンダム』や『キン肉マン』、『キャプテン翼』とかは再放送で見てましたね。あとはビデオを借りて見たものもあって。リアルタイムで見たものは90年代後半くらいからですかね。

―自分が体験してきたものをベースに作ってきたのでしょうか?

DJ和:そうですね。まず最初に自分が懐かしいと思ったものをリストアップして、あとはクラブで盛り上がるとか、みんなが好きな曲とか、そういうところから攻めていきました。

―今回のアルバムも泣く泣く諦めた曲もありそうですね。

DJ和:ありますね(苦笑)。いつもCDには40曲くらい入ってるんですけど、だいたい100曲以上は候補を挙げているんですよ。

―J-POPをミックスするときとは違う、アニソン特有の難しさもあるんですか?

DJ和:アニソンイベントでDJをすると、イントロの1秒くらいでみんなワーッてなるんですよ。そこの感動がアニソンは特に大きいと思うので、ミックスであんまり削りすぎないようにしてますね。あとはみんなが聴きたいところから聴かせること。そこはできる限り考えてますね。

―アニソンって、もともとオープニングの1分半のために作られてたりしますしね。

DJ和:そうですね。イベントでも、2番までかけるとそんなに盛り上がらなかったりします。最後の曲とか、特定の曲だけフルでかけることはあるんですけど、基本はワンコーラスでつなぐんです。やっぱりみんなアニメの中で流れている部分への思い入れが強いので。でも、全部ワンコーラスでいくとワンパターンになってしまうので、間に落ち着かせる曲というか、1回どっぷりハマってもらえるような曲を入れて強弱をつけてますね。

―フルで入れる曲は、どういう基準で決めるんですか?

DJ和:やっぱり1枚80分ぐらいあるので、聴くだけでもかなりカロリーを使うんですよ。だから、ずっと聴いていて、ここらへんであればフルで聴けるとか、そういう場所があるんですね。この位置で、この長さだったら気持ちよく聴けるとか、次の曲もアガるとか。そういうことを考えて決めてますね。

―今回は森口博子さんの“ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜”もフルで入ってますよね。

DJ和:これはドラマがある曲というか、静かなところが長くて、盛り上がる部分を入れようとすると一気に最後までいっちゃう構成になっているので、切れるところがなくて。これはもうフルだろって。年代順に並べてなければ、曲的には、もともとラスト候補でもあったんです。

80〜90年代のJ-POPもすごく好きですけど、昔は昔、いまはいまなので、時代に合った楽しみを見つけていきたいですね。

―ミックスに入れる曲を選ぶだけでもものすごい量で、アニメそのものも見て、J-POPもチェックして……。どういう生活を送っているんですか?

DJ和:どうなんですかね(笑)。J-POPの場合、CD屋に行って新譜をチェックしてますね。僕は昔からドラマとかは全然見ないので。アニメだと3か月おきに新しい番組が始まるので、それを毎期チェックしてて。あとはネットをチェックしているうちに勝手に耳に入ってきたり、イベントで流れているのを聴いてそこから音源を探したりしてます。

―J-POPだとリリースが多すぎてどうしようもないですよね。

DJ和:J-POPと言っても相当幅が広いと思うんですけど、もともと新しいものが好きなんですよね。だから中田ヤスタカさんが大活躍されたり、J-POPシーンに初音ミクが来たり、そういう変化が単純にうれしいです。どんどん変わっていってほしいんですよ。どんどん流されていいというか。80〜90年代のJ-POPもすごく好きですけど、昔は昔、いまはいまなので、時代に合った楽しみを見つけていきたいですね。

DJ和

―いまはリリース元であるソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズでもスタッフとして働かれているそうですけど、いつ頃から?

DJ和:『J-ロッカー伝説』を出したときからなので、2011年からですね。

―なぜDJとしてだけじゃなくて、働きながらっていうスタンスになったのでしょう?

DJ和:縁と運とタイミングっていうのが一番大きいんですけど、一般的なDJは、クラブでのDJプレイが本業じゃない方が多いんですね。それだけじゃなかなか食っていけないので、オリジナル曲を作ったり、リミックスしたりしているんです。でも、僕はクラブのDJしかやってなかったので、平日の昼間はめちゃくちゃ時間が空いてたんですよ。それでプロデューサーから「お前、何やってんだ」と言われて、社会勉強みたいな意味も含めて働くことになったんです。もともとなんでもやってみたいタイプだったし、興味はあったので、お願いしますって。

―作家的なことより、もっと根本のほうにいったわけですよね。

DJ和:裏方的な感じですね。曲作りに手を出している時期もあったんですけど、ジャケットやデザインに関わる仕事をするほうが楽しそうだったんですよね。

―今回も人気イラストレーターと「ポッパー君と美少女DJイラストコンテスト」の優勝者に描き下ろしてもらって、6種類のジャケットを用意してますよね。

DJ和:はい。今回は念願叶って大好きな作家さんにデザインしてもらえて。単純に僕もうれしいですし、 基本的にどの店で買っても値段が変わらないなら、選ぶ楽しみがあったほうがいいんじゃないかなって。

6種類のジャケット
左上:いとうのいぢ、中央上:坂本コウジ(コンテスト優勝者)
右上:YKBX、左下:美樹本晴彦、中央下:あらいずみるい、右下:こくら雅史

―CINRA.STOREでも、今回のジャケットのイラストを使用したiPhoneケースを作りましたよね。

DJ和:そうですね。僕の中では作品をCDだけで終わらせるのはもったいないというか。音楽をずっと聴いてもらいたいのはもちろんなんですけど、ステッカーをどこかに貼っておくとか、缶バッジをバッグにつけるとか、そういうふうに使ってもらえたらいいなって。

6種類のジャケットをもとにしたiPhoneケース
6種類のジャケットをもとにしたiPhoneケース CINRA.STOREで販売中

―中の人的な立場も加わって、考え方も変わりました?

DJ和:ビジネス本を読むようになりましたね(笑)。ずっとDJをやってて、普通の飲食店くらいでしかバイトもしたことがなかったので、どうしたら人が集まるとか、どうしたら売れるとか、そういう勉強をするようになりました。それからは、いちDJとして「これが一番楽しいんだ」っていう自分と、「それだとただの自己満じゃん」みたいな客観的に見る自分と、二人いるというか。

―その戦いを経てCDができているんですね。最近はアルバム単位で聴くよりも、1曲単位で聴く時代になってきている節もあると思うんですけど、DJとしての立場と、中の人的な立場とでは、ミックスCDという文化に対する考え方も違ってくるんじゃないですか?

DJ和:もともと僕はヒップホップのミックステープとかを聴いていたんですけど、これ自体はなくならないにしても、買う人はどんどん少なくなって、データに移行していくだろうなって。それはみんなが感じていることだとは思うんですけど。最初からミックスをデータとして配信することは意識していましたけど、実際はかなり難しいんですよね。だから、今後は配信できる曲のみでミックスを作るとか、与えられた制限の範囲内で作るっていうことにもチャレンジしてみたいなと思ってますね。

リリース情報
DJ和
『J-アニソン神曲祭り〜レジェンド〜[DJ和 in No.1 不滅 MIX]』(CD)

2013年3月20日発売
価格:2,520円(税込)
AICL-2473

1. 翔べ!ガンダム
2. キン肉マン Go Fight!
3. 燃えてヒーロー
4. 燃えてヒーロー
5. じゃじゃ馬にさせないで
6. Get Wild
7. City Hunter 〜愛よ消えないで〜
8. ブルーウォーター
9. ミラクル・ガール
10. 想い出がいっぱい
11. ロマンティックあげるよ
12. テレポーテーション-恋の未確認-
13. STILL LOVE HER(失われた風景)
14. BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)
15. ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜
16. Angel Night〜天使のいる場所〜
17. そばかす
18. 1/2
19. HEART OF SWORD 〜夜明け前〜
20. さぁ
21. 愛 Just on my Love
22. HEAVEN
23. MYSTY HEARTBREAK
24. MAGIC OF LOVE
25. 晴れてハレルヤ
26. Everlasting Train-終わりなき旅人-
27. 恋しさと せつなさと 心強さと
28. 夢は終わらない 〜こぼれ落ちる時の雫〜
29. 鳥の詩
30. サクラサクミライコイユメ
31. 秘密基地 〜EUREKA ENDING MIX〜
32. 禁じられた遊び
33. 残酷な天使のテーゼ
34. 魂のルフラン
35. 天地無用!
36. ゲキテイ(檄!帝国華撃団)
37. Give a reason
38. YOU GET TO BURNING
39. 未来形アイドル (TVサイズ)
40. ギャラクシー★Bang!Bang!
41. Shining☆Days
42. Butter-Fly
43. 緋色の空
44. SKILL

リリース情報
DJ和
『J-アニソン神曲祭り[DJ和 in No.1 胸熱 MIX]』(CD)

2012年2月8日発売
価格:2,520円(税込)
AICL-2330

1. もってけ! セーラーふく
2. プレパレード
3. 経験値上昇中☆
4. ハレ晴レユカイ
5. みっつ数えて大集合!
6. 君へとつなぐココロ
7. ハッピー☆マテリアル
8. Girls,Be Ambitious.
9. Morning Arch
10. おしえて A to Z
11. READY!!(M@STER VERSION)
12. ゆりゆららららゆるゆり大事件
13. ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C
14. SOMEONE ELSE
15. 恋愛サーキュレーション
16. Love Destiny
17. セキレイ
18. Os-宇宙人
19. Magia
20. 聖少女領域
21. 勿忘草
22. 君の知らない物語
23. secret base 〜君がくれたもの〜(10 years after Ver.)
24. DAYS
25. *〜アスタリスク〜
26. 1/3の純情な感情
27. バクチ・ダンサー
28. リライト
29. Believe
30. Gamble Rumble
31. LEVEL5-judgelight-
32. Believe
33. moment
34. INVOKE
35. ignited -イグナイテッドー
36. PRIDE
37. 僕たちの行方
38. JAP
39. 空色デイズ
40. 七転八起☆至上主義 !
41. MOON SIGNAL
42. Crow Song
43. JOINT
44. Paradise Lost
45. PHANTOM MINDS
46. ETERNAL BLAZE

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プロフィール
DJ和(でぃーじぇー かず)

1986年生まれ。そこにいる全ての人の心と体を揺らす、抜群のスキルと超斬新な選曲。十数人から構成されるJ-POPナイトDJクルーの若きカリスマ。初期のヒップホップ DJとしての活動から、時折J-POPをMIXさせるときのフロアの反応を見るうちに、自然にJ-POPオンリーのミックスへと移行し、そのDJスタイルを確立。2006年の渋谷Eggmanでのスタートから急速に動因を伸ばしているモンスターイベント、東京最速J-POPナイト〜日本式〜でメインDJを担当。



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