今年も横浜で開催される『神奈川国際芸術フェスティバル』、2013年のテーマは「音楽 – その先へ」。クラシックやバレエ、雅楽など、多彩なラインナップが並ぶ中、一際異彩を放っているのが、渋さ知らズ大オーケストラによる『天幕渋さ船〜龍轍MANDALA〜』だ。自らテントを張って開催する「天幕渋さ」の特別版である今回のステージは、至近距離でメンバーのセッションを味わえるフリージャズライブと、100人を超えるアーティストが集う祝祭的ライブという2デイズ。さらに、一般のお客さんも参加できるワークショップや、街中での練り歩きも行われるなど、渋さ知らズという唯一無二の巨大バンドを、端から端まで堪能できるプログラムとなっている。
さて、渋さ知らズといえば、よく使われるのが「祝祭感」という言葉。『FUJI ROCK FESTIVAL』を始め、さまざまなフェスティバルの常連である渋さのライブは、ステージ上に数多くのミュージシャンやパフォーマーが入り乱れ、さらには舞台美術が所狭しと飾りつけられるなど、見た目からしてまさにお祭りそのもの。では、この渋さの独創的な表現形態というのは、はたしてどのようにして生まれたのだろうか? 中心人物の不破大輔にその理由を訊いた。
「天幕渋さ」の圧縮版をロックフェスとかでやってる感じなんです。それは自分たちのお祭りというか……打ち上げを拡大したやつですね(笑)。
―今回『神奈川国際芸術フェスティバル』での2デイズでは、それぞれ「フリージャズ」「祝祭的」というコンセプトがあり、いずれも渋さ知らズの魅力を楽しめる内容になっていますね。そもそも渋さ知らズを始めるにあたって、「祝祭感」というコンセプトは考えられていたのでしょうか?
不破:いえ、全く考えてなかったです(笑)。「祭り」というよりも、どちらかと言えば、仲間みんなで集まって宴会をやりたいというコンセプトで始まったバンドだったんです。
―宴会ですか(笑)。
不破:「発見の会」というアングラ劇団の公演の際に劇伴を依頼されたことが渋さの始まりだったんですけど、役者の打ち上げっていうのはなかなか凄くて……(苦笑)。「バンドメンバーだけで落ち着いて打ち上げをやろう、でもせっかくだからもう1回ライブをやって、その延長で打ち上げをしよう!」って話だったのが、やってみたらライブも面白くなってきちゃって、今に至るっていう。
―でも、「祝祭感」は、今の渋さの代名詞の1つになってますよね。
不破:『FUJI ROCK FESTIVAL』とか、いろんなフェスで演奏させていただく機会が多いので、そういう中で「祝祭感」を求められている部分もあると思うんです。例えば、ジャズフェスの夕方くらいの時間帯だったら、フリージャズをやっててもいいはずなので、そういうときにお祭りっぽく「ギャーン!」とやる必要はないですよね。
―もちろん、不破さんのバックグラウンドにはジャズがあって、「黒人音楽をどう日本人らしく鳴らすか?」と考えたときに、祭りっぽさが出てきたのかなって考えたりもしたのですが。
不破:「日本人らしく」っていう意識もなかったです。僕は1959年生まれなんですけど、日本のフリージャズだと山下洋輔トリオの印象が大きくて、「好き勝手にやっていれば日本人らしくなる」って思ってたんですね。僕の世代は、子供の頃にラジオやテレビをつけると、歌謡曲もジャズもロックもフォークもクラシックも、いろんな音楽がかかっていて、それが自分にとっての民謡的なものになっていたと思うんです。欧米人がそんな僕らのライブを見て、「日本人らしい」と言うのですが、特別意識したことはないんですよね。
―では、不破さんが「祭り」というキーワードから連想するのは、どんなことですか?
不破:郊外の駅前広場に櫓を組んで、伝統音楽のテープを流して、みたいな感じですかね。もう少し田舎に行けば、三味線とかの生演奏もあったりすると思うんですけど、ちょっと都会になるとあっても太鼓を叩くぐらい。だから高揚感はあっても、ホントに解放してはっちゃけるような、どうにかなってしまうような祝祭感っていうのは、今の生活の中だとなかなか経験できないですよね。
―そう考えると、やはり音楽フェスが日本に定着していく中で、渋さにも「祭り」というイメージが付け加えられていったということなのかもしれないですね。
不破:『FUJI ROCK FESTIVAL』とかに呼ばれる前から、「天幕渋さ」といって、自分たちで大きなテントを張って、その中で自由にライブをやったりはしてたんですが、そこではもの凄い高揚感を感じてました。その圧縮版をフェスに呼ばれてやってる感じなんです。でも、それは自分たちのお祭りというか……やっぱり打ち上げを拡大したイメージなんですけどね(笑)。
「祭り」ってことでいうと、渋さ知らズは「場」ということかもしれない。
―今回の公演でも『天幕渋さ船〜龍轍MANDALA〜』というタイトルがつけられていますが、そもそも「天幕渋さ」と呼ばれるテント公演というのは、どのように始まったのですか?
不破:普通のライブハウスでの公演だと、やりたくてもできないことが多かったんです。渋さは人数も多いし、舞台美術を持って行ってもエレベーターに入らなかったり、のこぎりで切って6階とか7階まで担ぎ上げなくちゃいけなかったりとか。あとは火を吹いて天井を焦がしちゃって、関係者が本社に呼ばれて説教されたり(笑)。
―(笑)。
不破:そういう積み重ねの中で、こりゃアカンと。で、僕らの先輩にはアングラでテント芝居をやってる人が多くて、ちょうど「テントシートを5万円で買わないか?」って話があったから、「じゃあ、自分たちでテント背負って廻ってみるか」っていう。
―実際にやってみてどうでしたか?
不破:もう、火も水も使い放題だし、昼夜宴会みたいなことになっていって(笑)。そんなライブを何度か繰り返してるうちに海外フェスに呼ばれたり、その後『FUJI ROCK FESTIVAL』とかにも呼ばれるようになって、嬉しいなって(笑)。
―「天幕渋さ」を始めたことで、渋さ知らズの中にあった「祝祭感」が強まったと言えそうですね。渋さのメンバーにとっては「打ち上げ感」なのかもしれないですけど(笑)。
不破:「祝祭感溢れる」みたいな言われ方って、『FUJI ROCK FESTIVAL』に出演する前まではなかった気がしますね。僕自身、ロックフェスで知っていることと言えば、『ウッドストック・フェスティバル』を映画で見たくらいでしたし。あとは、よくリゾート地とかでやってる胡散臭いジャズフェスだったり(笑)。そういうのに行っても、好きなバンドだけ見て、酒をたらふく飲んで、トリを見ずに帰ってしまうとかでしたね(笑)。
―じゃあ、やっぱり「天幕渋さ」こそが、渋さにとってのフェスだったと言えるんじゃないですか?
不破:アングラ芝居をやってる人たちは、プロの役者さんというよりは、テント芝居をやるために1年間働いて、何か月間だけ役者をやるっていう感じなので、それこそ待ちに待ったカーニバルをやるような感じではありますね。
―さきほど、大掛かりな舞台美術の話もチラッと出ましたが、ああいうのも最初は仲間内の盛り上がりから生まれたものだったんですか?
不破:「やりたい」っていう人がいたので、「うん」って言ったら、もの凄くでかいものを持ってきて、「これですか……」みたいな(笑)。最初からイメージして「発注しよう」とかではなかったんですね。キャバレーダンサーも最初からいたんですけど、そのうち知り合いの大駱駝艦から「出させてくれ」って白塗りの人たちがやって来て、同時期に舞台美術もできてきて、そうこうしてるうちにどれも渋さに欠かせない要素になっていったんです。だから、「祭り」ってことでいうと、渋さは「場」ということかもしれない。
―なるほど。「祭り」というより「宴会」という話でしたが、確かに「祭り」だと、伝統やしきたりなど、少し固いイメージもありますけど、「宴」はもっと自由で人が自然と集まってくるような感じがありますよね。
不破:個人が集まって、それぞれ得意なことをやって、それを共有していったというかね。最初は音楽のメンバーで集まっていたつもりだったのが、そこに美術であったり、踊りだったり、さらには芝居だったり、いろんな要素が入ってこれるような「場」として機能し始めて、今のようなあり方になっていったということかもしれないですね。
―あと、舞台美術の話をもう少しお伺いすると、やっぱり渋さの象徴と言えば、あの空を舞うドラゴンだと思うんですね。今回のタイトルにも「龍轍」という言葉が入っていますし。あのドラゴンはどのように生まれたのですか?
不破:1998年にヨーロッパツアーをしたときに、何かあったらいいなと思って。それこそ、ペットじゃないですけど、スタッフに「龍がいい」って言って、エマージェンシーシートっていう、500円ぐらいで売ってる素材をテープで張り合わせてドラゴンを作ったんです。旅をするときの守り神みたいなイメージだったんですけど、そのヨーロッパ―ツアーの終盤で、会場近くの公園にヘラクレスとドラゴンが戦ってる銅像があるから、そこまで練り歩きをしようってなったときに、テグスが切れてドラゴン飛んで行っちゃって(笑)。
―(笑)。
不破:でも、そのときから毎回旅には連れていくし、フェスとかでもウケたから、ウケるともう1回やりたくなるのが芸人の習いなので(笑)。
―芸人ですか(笑)。
不破:人前でこんな恥ずかしいことやってるんですから、芸人ですよ(笑)。芸術家ではないと思いますね。
舞台上では作品を作るので、舞台装置との絡みもあるし、ちゃんとしたワークショップをやる必要があるんです。ちゃんとエンターテイメントとして、お客さんが喜ぶものをやりたいですね。
―今回、横浜での街中練り歩きは、日本郵船氷川丸や象の鼻テラスなどを一般公募の演奏隊とともに廻るそうですね。この「練り歩き」というのはどのように始まったのですか?
不破:最初はチンドン屋ですよね。演奏しながら歩いてチラシをまくっていうのをやっていたんですけど、それをビデオに撮ったものを、海外フェスの担当者に資料として渡すと、「これをやってくれ」って言われて。
―海外だと、反応も日本とはだいぶ異なりそうですね。
不破:海外ではまず、警察の許可がすぐ下りますね。火吹きをやる場合でも、午前中に申請すれば、午後には許可が出るので、それは日本とは大きく違いますね。
―海外の練り歩きではどんなエピソードがありますか?
不破:スロベニアでやったときに、主催者が先導してくれて、旧市街を歩いてるうちに、何百人もついてきちゃったんですよ。それで元の場所に戻ったら、「好きなもの飲め」って、ワインやビールが山盛りになってて最高でした(笑)。あと、普段の僕らのレパートリーをやったら、「どうして俺たちの曲を知ってるんだ?」って言われたことがありましたね。その後、ジプシーの音楽を聴いたら、確かにちょっと似てるなって思ったり、山本リンダの曲とかが、彼らにはジプシーの曲に聴こえたりするのかなって思いました。
―今では渋さの定番となったワークショップを始めたのも、やはり海外からですか?
不破:そうです、海外のフェスに出たときに、プログラムに組み込まれてたんです。渋さのやり方を、踊りとかも含めて一般の人に教えるんですけど、ベルギーのリエージュでは、身障者だったり、ダウン症の方とも一緒にやったりして。まあコミュニケーションなんですよね。向こうは言葉が通じないから、最初は楽器を使わずに、身振り手振りで、声を出したり、体の動きを真似して音を出したりして、アンサンブルにしていくみたいなことをやっていました。
―今回のライブでも、美術とダンスのワークショップがあって、一般の方でも本番のステージに参加することができるんですよね。
不破:練り歩きとかはいいんですけど、舞台上では作品を作るので、舞台装置との絡みもあるし、ちゃんとしたワークショップをやる必要があるんです。なので、そこはしっかりと向き合ってもらって、エンターテイメントとして、お客さんが喜ぶものをやりたいですね。
まだ10代でアマチュアだった頃に、得も知れぬ震えみたいな、経験のない高揚感を感じて。そのどこか違うところに行ってしまうような感覚を今も経験したくて、それが続ける動機になってますね。
―会場もKAAT神奈川芸術劇場のホールですし、かなりスケールの大きな「天幕渋さ」のライブになりそうですよね。パンフレットには「史上最大」の文字もありますし。
不破:僕らが「天幕渋さ」をやるときって、まず外側のテントを作るのにもの凄く時間がかかるんですけど、今回は最初から外側があるので、中の美術にちゃんと時間がさけるんですよね。劇場の機構を生かして、吊るしたり、沈ませたり、横に動かしたり、いろいろなことができるので、アイデアはたくさん浮かんでます。
―会場は客席よりもステージの奥行きの方が広いそうですね。
不破:ステージ見てニコニコしちゃいました(笑)。今回はステージだけ使えば、「客席汚さなくて済むな」って思ったんですけど、でもそうはいかないですよね(笑)。
―なにせ「史上最大」ですからね(笑)。
不破:言っちゃったからには、やんなくちゃ(笑)。
―ちなみに、過去のライブでステージ上に上がった最大人数ってどれくらいなんですか?
不破:180人ぐらい。『FUJI ROCK FESTIVAL‘03』のORANGE COURTだったんですけど、「食券出せない」って怒られました(笑)。だから、ORANGE COURTの脇に炊事場を作って、自分たちで食事を作ってましたね。
―それって、思いもよらず増えちゃったってことですか?
不破:そのときダンスカンパニーを呼んでたんですけど、それが増殖しちゃったんですよね。友達が友達を呼ぶみたいになって、「何でこんなにいるの?」っていう(笑)。あの年サン・ラ・オーケストラも来てたんで、あそこだけで出演者とスタッフが200人以上いたんじゃないかな(笑)。
―じゃあ、そのORANGE COURTを超えるぐらいのライブに……
不破:いやいや、あれはちゃんと把握できてない、アナーキーな現場になってしまったので(笑)。今回はちゃんと演出をして、お見せするつもりです。
―楽しみにしています。では最後に改めて、不破さんが長い間渋さでの活動を続けていらっしゃるのは、渋さのどんな部分にやりがいを感じているからなのか、話していただけますか?
不破:違うところに行けるっていうことですね。ヨーロッパとかってことじゃなくてね(笑)。
―はい(笑)。感覚的な、精神的なお話ですよね。
不破:音楽を生業にする最初の動機っていうのが、まだ10代でアマチュアだった頃に、得も知れぬ震えみたいな、経験のない高揚感を感じて、それをもう一度経験したいと思ったからなんです。でも、それは同じときに同じように起こるわけではないし、起こそうと思って起きるわけでもなく、向こうからやってくるようなもので。そのどこか違うところに行ってしまうような感覚を今も経験したくて、それが続ける動機になってますね。本当に、その都度違うところに行くような感じなので、凄く面白くて、それを感じることができたときは、やってて良かったなって思うんですよね。
- イベント情報
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- 渋さ知らズ大オーケストラ
『天幕渋さ船〜龍轍(りゅうてつ)MANDALA〜「徹底版、渋さ!」』 -
『ジャズライブ』
2013年10月5日(土)17:00〜
会場:神奈川県 横浜 KAAT神奈川芸術劇場 ホール
ゲスト:小川美潮、玉井夕海
料金:2,500円『祝祭的ライブ』
2013年10月6日(日)15:00〜
会場:神奈川県 横浜 KAAT神奈川芸術劇場 ホール
ゲスト:ザ・スターリン246、白崎映美(上々颱風)
ダンサー:東野祥子、八重樫玲子、安田理英、Kaeru、Mingo、AYUMI(フープ東京)、ケンジルビエン、ねねむ
料金:桟敷席3,500円 S椅子指定席4,000円 A椅子指定席3,000円 U24(24歳以下)2,000円 高校生以下1,000円
- 渋さ知らズ大オーケストラ
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- 『第20回神奈川国際芸術フェスティバル』
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2013年9月14日(土)〜11月30日(土)
会場:神奈川県 横浜 神奈川県民ホール、KAAT神奈川芸術劇場、神奈川県立音楽堂『ワーグナー作曲 オペラ「ワルキューレ」全3幕(新制作/ドイツ語上演・日本語字幕付)』
2013年9月14日(土)、9月15日(日)各日14:00〜
会場:神奈川県 横浜 神奈川県民ホール・大ホール
指揮:沼尻竜典
演出・装置:ジョエル・ローウェルス
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団&日本センチュリー交響楽団による合同オーケストラ
9月14日出演:
福井敬
斉木健詞
青山貴
大村博美
横山恵子
小山由美
9月15日出演:
望月哲也
山下浩司
グリア・グリムズレイ
橋爪ゆか
エヴァ・ヨハンソン
加納悦子
料金:SS席15,000円 S席12,000円 A席9,000円 B席7,000円 学生(24歳以下)2,000円 S席ペア22,000円
※びわ湖公演は9月21日(土)、9月22日(日)に滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール・大ホールで開催一柳慧プロデュース
『Avanti! 室内アンサンブル 冴えわたるフィンランドの響き』
2013年10月5日(土)15:00〜
会場:神奈川県 横浜 神奈川県民ホール 小ホール
料金:一般3,500円 学生(24歳以下)2,000円『音楽堂で聴く雅楽』
2013年10月12日(土)15:00〜
会場:神奈川県 横浜 神奈川県立音楽堂
出演:
東京楽所(管絃と舞楽)
佐々木冬彦(箜篌(くご))
花:假屋崎省吾(華道家)
料金:一般4,500円 学生(24歳以下)2,000円『東京バレエ団「ジゼル」全2幕』
2013年10月19日(土)15:00〜
会場:神奈川県 横浜 神奈川県民ホール 大ホール
出演:
上野水香
木村和夫
森川茉央
高木綾
東京バレエ団
指揮:ワレリー・オブジャニコフ
管弦楽:シアターオーケストラトーキョー
料金:S席10,000円 A席7,000円 B席5,000円 C席3,000円 学生(24歳以下)2,000円 S席ペア19,000円『今井奈緒子 パイプオルガン・リサイタル Canon―カノン―Kanon』
2013年11月23日(土・祝)15:00〜
会場:神奈川県 横浜 神奈川県民ホール 小ホール
出演:今井奈緒子(オルガン)
料金:一般3,000円 ペア5,500円 学生(24歳以下)2,000円『ファンタスティック・ガラコンサート2013 煌めきのオペラ&バレエ〜氷上の舞・宴』
2013年11月30日(土)15:00〜
会場:神奈川県 横浜 神奈川県民ホール 大ホール
出演:
松尾葉子(指揮)
別所哲也(司会)
砂川涼子(ソプラノ)
林美智子(メゾ・ソプラノ)
大澤一彰(テノール)
上江隼人(バリトン)
務川慧悟(ピアノ)
上野水香・高岸直樹(東京バレエ団・プリンシパル)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
料金:S席7,000円 A席5,000円 B席3,000円 学生(24歳以下)2,000円 S席ペア13,000円『フェスティバルシンポジウム』
2013年11月開催予定
- プロフィール
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- 渋さ知らズ (しぶさしらず)
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1989年9月、不破大輔を中心に初ライブを行う。フリージャズをベースにした大所帯バンドだが、オーケストラ編成だけでなく、中編成や小編成でも活動する。演奏にはジャズ、ロック、フォーク、歌謡曲など様々な要素が混在し、ジャンル分けを拒む音楽である。また、芝居の音楽伴奏が出発点の一つとなったこともあり、演劇的感覚が強い。「テント渋さ」と呼び、自らテントを建てての公演も行っている。これは渋さ知らズがバンドであると同時に、「場」であることを示しており、芸能のラディカリズムを意識したものである。国内外の大型フェスティバルで高い評価を受け、数度の長期ヨーロッパツアーを行っている。
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