中国語で「おじいちゃん」を意味する、ちょっと変わった名前を持つ女性アーティスト、YeYeの新作『HUE CIRCLE』は、海外のチェンバーポップから受けた影響を独自に消化した、ファンタスティックな飛躍作である。京都を拠点に活動する彼女は、まだ大学在学中の2011年に発表したデビュー作『朝を開けだして、夜をとじるまで』で、作詞作曲から、すべての楽器演奏までを自ら行っていたが、その後は本来やりたかったというバンドスタイルへと移行。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文のソロをはじめとしたゲストボーカルでの参加や、CMへの楽曲提供及び出演など、瞬く間に知る人ぞ知る存在となり、その濃密な2年間の経験が『HUE CIRCLE』にはぎっしりと凝縮されているのだ。
さて、インタビューの途中では、彼女が映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』への愛情を延々と語る場面があったのだが、かつて三人の兄の影響で音楽を始め、現在では三人のバンドメンバーに支えられていることなど、YeYeを取り巻く過去と現在のシンクロニシティーは、さながら『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようである。映画の中で主人公のマーティが未来を自ら切り開いていったように、レーベルを移籍し、自らをミュージシャンとして自覚するようになったと語る彼女もまた、この作品で自ら明るい未来を切り開き始めたのだ。
小学校のときに、弾いたことないのに「お前これ聴いて、ベース耳コピしてこい」って言われたり(笑)。
―YeYeさんが音楽を始めたのは、お兄さんの影響が大きかったそうですね。
YeYe:兄が三人いて、みんな楽器をやっていたので、それを貸してもらって音楽を始めました。四人でスタジオに入ってバンドをやったりしたこともあったんですけど、すごいストイックだったんですよ。まだ小学校高学年とか中学校入りたてぐらいのときに、ANATAKIKOUの曲をコピーすることになって、弾いたことないのに「お前これを聴いて、ベース耳コピしてこい」って言われたり(笑)。
―最初は「ベース? どの音?」って感じですよね(笑)。
YeYe:一時期はスタジオに行くのが嫌過ぎて、こたつに隠れてました……子どものころは毎日戦争やった記憶があります(笑)。
―でも、ANATAKIKOUの他にも邦楽だと空気公団やBOaT、洋楽だったらKINGS OF CONVENIENCEやFeistがお好きとのことですが、そういった音楽はお兄さんから教わったわけですよね?
YeYe:そうですね。特に2番目の兄から一番影響を受けていて、その兄が大学の頃にいわゆる渋谷系を聴いてたんですけど、小さい頃は兄のCD棚がすべてでした。
―YeYeさんが自分で曲を作るようになったのはいつ頃からなんですか?
YeYe:高校生のときにバンドをやって、そのときに初めてオリジナルを作りました。でも曲は作れても、「歌詞を書く」っていう概念がなかったんですよ。たまたまドラムの子が「35」って書いたTシャツを着てたので、「1か月が35日あればいいのに」っていう歌詞を書きました(笑)。
―歌詞を書き始めたときって日記みたいな感じで、「普段人に言えないことを歌詞にする」っていう人も多いけど、YeYeさんの場合はまず曲を作ることが第一だったんですね。
YeYe:自分の気持ちを切り取った歌詞を書くようになったのは、YeYeとして活動を始めてからですね。それまでは本当に「歌詞を書く」っていう概念がなくて、何の意味もない歌詞を書いてたんです。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』がとにかく好き過ぎるんです(笑)。
―楳図かずおさんだったり、UMA(未確認動物)だったり、ちょっと不思議な物が好きっていうのも、お兄さんたちの影響なんですか?
YeYe:そうですね。家にはCD以外に漫画もいっぱいあったし、一緒に夜更かししてお笑い番組を観たりして、とにかくお兄ちゃんのやってることが全部かっこいいと思ってたんです。楳図さんに関しては、『漂流教室』が面白くてはまりました。
―SFチックなものがお好きなんですよね?
YeYe:SFが好きっていうよりも、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』がとにかく好き過ぎるんです(笑)。小学校5年くらいのときに初めて観たんですけど、展開が秀逸だし、最後にマーティが車で帰るシーンは、テレビの前で大声で「早く!」って叫んでたみたいで、それぐらいワクワクさせられたんですよね。あまりに面白過ぎて、2時間観た後もう1回繰り返して計4時間観て、次の日からは学校から帰ってくると毎日のように観てました(笑)。
―それは相当ですね(笑)。
YeYe:好き過ぎて、知り合いのお店で「バック・トゥ・ザ・フューチャー大会」を開いたことがあるんです(笑)。みんなで映画を観ながら、途中でバッと止めて、「ジェニファーのおばあちゃんちの電話番号は?」みたいな(笑)。
―なんでもはまると追求するタイプなんですか? それとも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だけは特別?
YeYe:あれは本当に特別で、初めて『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観たときの、あれを超える感情はまだ味わったことがないですね。去年クリストファー・ロイドが来日したので、会いにも行きました。京都のほうに住んでたので、始発の新幹線だと整理券に間に合わへんと思って、前日に夜行バスで行って、YeYeのCDも渡して、一瞬でしたけど、夢のようで……。
―「ベスト・オブ・YeYe(おじいちゃん)」はクリストファー・ロイドだと(笑)。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の歌を作ったことはないんですか?
YeYe:それはないですね。ただ、今回のアルバムに入ってる“ハイ、ディア、ペネロピ”は、曲ができなくて行きづまったときに、ずっと海外ドラマの『LOST』を観てて、ついには161話全部観ちゃったんですよ。罪悪感を感じて、「これは何かに還元せなあかん」と思って、歌詞にした曲です(笑)。
チェンバーポップっていうジャンルを教えてもらって、「こんなワクワクするアレンジがあるのか!」と思って。
―2011年にデビュー作『朝を開けだして、夜をとじるまで』を発表されたときはまだ大学生で、あのアルバムを出して、大学を卒業してからはいろいろな変化があったと思うのですが、何が一番大きく変わりましたか?
YeYe:いろいろな方と会って聴く音楽も変わりましたし、CMのお仕事をさせていただくようになって、プロデューサーの人のアレンジから学ぶことも多いです。ファーストのときは「とりあえずドラムとベースを入れる」っていうぐらい、見よう見まねで作ってたのが、やっと自分が好きなアーティストもわかってきて、アレンジも大きく変わりました。
―どんなアーティストから影響を受けましたか?
YeYe:京都の知り合いのミュージシャンから影響を受けたり、自分で探したりするようになって。THE WHITEST BOY ALIVEのアーランド・オイエをすごく尊敬していて、あとIT’S A MUSICALやスフィアン・スティーヴンス、DIRTY PROJECTORSとか。今までジャンルで曲を聴いたことがなかったんですけど、チェンバーポップっていうジャンルを教えてもらって、「こんなワクワクするアレンジがあるのか!」と思って。でも、よく考えてみると、自分が好きだったFeistやBELLE AND SEBASTIANもそういう部類だし、自分はそういう音楽が好きなんだって気づいたんです。
―1曲目の“パレード”はまさにそういうテイストの楽曲ですよね。
YeYe:“パレード”は、前作に引き続き、トランペット以外は全部自分でやったんですけど、SHE & HIMの“In The Sun”が始まったときの歩き出したくなるような軽快さとコーラスワーク、それにスフィアンのアレジ力の高さ……到底及ばないですけど、その2つを足して2で割って、なおかつ日本語で作ろうと思って作りました。今回は一曲一曲にわりとはっきりしたテーマがあって、そこも前作とは変わりましたね。
―アーティスト活動に対する意識の変化もありましたか?
YeYe:昔は趣味の延長だったんですけど、ちゃんと自分を出さないとって思うようになりました。例えば、今まではインターネットに自分の顔写真をアップしたりすることに抵抗があったんですけど、もし自分がYeYeのファンだったら、写真とか見たいじゃないですか? そういう風に、YeYeを自分とは別の場所に置いて考えるようになりました。もともと人前に出るのがすごい苦手で、ライブの後も神経痛で胃が痛くなって立てへんくなったりしたこともあったんですけど、活動も盛んにさせていただけるようになって、意識が変わってきました。
―CMに出演されたりもしてますもんね。
YeYe:それも最初は断ってたんですけど、とりあえず何でも経験やと思ってやらせてもらって、あと同じレーベルのChocolat & AkitoのChocolatさんとお茶をしたときに、「若いうちはいっぱい前に出ておくといいよ!」って、アドバイスをもらって。
―確かに、Chocolatさん昔はいろんなところで見てたなあ。
YeYe:「若いときの活動があったからこそ、今の夫婦での活動がある」って言ってはって、その影響もあります。今まではYeYeとしての自覚がなかったけど、今はYeYeであることを自覚して、自分をミュージシャンとして扱うようになりましたね。
こっちから「やってください」って言う前に、みんな「やりたい」って言ってくれはったので、それはホントにありがたいです。
―デビュー作以降の変化といえば、バンドでライブをするようになったことも大きいですよね。新作にもメンバーが参加されていますし。
YeYe:もともと弾き語りがやりたかったわけではないので、今の形が本来の姿というか、バンドメンバーにはアレンジでもかなり助けてもらっています。みんな尊敬するミュージシャンで、昔の兄の代わりがメンバーになったような気がしますね。
―なるほどね。どうやって集まったメンバーなんですか?
YeYe:もともとアルバイト先のスタッフの上司だったり、京都のミュージシャンは横のつながりが広いから、そこからつながったり。こっちから「やってください」って言う前に、みんな「やりたい」って言ってくれはったので、それはホントにありがたいです。信頼し合っていて、家族みたいな感じで、それがきっと音にも反映されてると思います。
―YeYeさんの周りには自然と人が集まってくるみたいですね。今回は曲ごとにテーマがあるという話でしたが、はっきりとしたイメージが最初からあったんですか?
YeYe:ほとんどの曲は明確なイメージがあるんです。何でも映像で思い浮かべるんですけど、例えば“プログレ”の後半のテンポが落ちるところは、「排水溝のドロドロした感じ」っていう映像のイメージを伝えて弾いてもらう感じです。「このフレーズで」って言えるものは自分でやるんですけど、自分では音にできない部分を人にお願いしてます。
―レコーディングは、エンジニアの田辺玄さんのご実家がある山梨と、京都にある築250年の「きんせ旅館」で行われたそうですね。
YeYe:「きんせ旅館」はもともと旅館だったんですけど、閉館してからバーを始めて、そこでイベントもやったりしてるんです。何度かライブをさせてもらったつながりで、レコーディングをさせてもらえることになって。
―京都のミュージシャンがよくレコーディングに使ってるんですか?
YeYe:レコーディングは初めてだったみたいです。もともとレコーディングするような場所ではないので、音がまわったりだとか、冷蔵庫のコンセントを録音時に抜かせてもらったりだとか、不便な部分もあるんですけど、それも含めて思い出というか。今回は人間っぽい感じのアルバムにしたかったので、そういう空間を切り取って生々しさが伝わればいいなと思って。前作は自分一人でストイックに一日中やってたんですけど、玄さんはすぐ「昼寝しよう」って睡眠が入るので(笑)、疲れたら寝て、起きたらやるみたいな感じでやってたら、録れるテイクも全然違いました。今回初めてレコーディングが楽しいと思いましたね。
50人ぐらいいるような音を全部一人で出すっていうのを、40代とか50代でやるのが夢です(笑)。
―“パレード”の歌詞は、自分で自分の背中を押すような内容になっていますよね。YeYeさんが大学を卒業して、音楽活動が本格化していく中での正直な気持ちを綴ってるように感じたのですが、いかがですか?
YeYe:結果的に1曲目にピッタリの曲になったんですけど、意識してそう書いたわけではないんです。“TAO”っていう曲が姪っ子をコンセプトに書いた曲で、その“TAO”が成長した曲を書こうと思ったんですね。ただ、それがさっきの『LOST』を観て逃避していた頃で(笑)、なかなか書けなくて、レコーディングの前日ぐらいにやっとできたんです。それを改めて振り返ってみると、レーベルが変わって、新しいステップへっていう感じにも捉えられるなって。
―“明日は来ないか”や“プログレ”あたりは、ちょっと不安な気持ちが表れているようにも思いました。
YeYe:もともと暗い曲しか書けへんくて、気をつけないとそういう曲しかできないんです。でも“明日は来ないか”や“プログレ”は、確かにネガティブだったときに書いた曲ですけど、今歌いながらそのときを思い出すことはないですね。最近は歌詞も変化してきて、“Do We We a”は自分が作った言葉を並べてるし、だんだん歌詞に直接自分を乗せなくなってきました。
―それも、さっき言った「ミュージシャンとしてのYeYeを客観的に見れるようになった」っていうことの表れかもしれないですね。
YeYe:Twitterも始めたばっかりの頃はネガティブなことも書いてましたけど、最近はまったく書かなくなったので、YeYeを客観的に見れてるのかもしれないです。
―ただ、そうなると歌にして消化していたであろうネガティブな気持ちは、今はどうやって消化しているんだと思いますか?
YeYe:暗い気持ちは……寝て忘れます(笑)。あと、しょっちゅう泣くんですよ。高校生のときに、1回もしゃべったことがない教育実習生とさよならするときに、周りが誰も泣いてないのに、一人で泣いてたり(笑)。たぶん、すぐ感情移入してしまって勝手な妄想が激しいんですよね。ホントに、何で泣いてるかもわからないのに涙が出てるときがあって、ただそうやって泣いた後はスッキリしてるんですよね。お笑いにもよく救われます。結構動物的な感じで、消化できてるのかもしれないです。
―では最後に、その激しい妄想力を生かして、「今後こういうことがやりたい」という展望を話していただけますか?
YeYe:スフィアンとかFeistみたいに、1人のプロジェクトに、楽団としていろんな人がサポートしてくれる形が理想なんですけど、基本的に自分で何でもやってみたい欲が強いので、トランペットもバイオリンも練習して、50人ぐらいいるような音を全部一人で出すっていうのを、40代とか50代でやるのが夢です(笑)。
- イベント情報
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- rallye label presents
『ソコカシコ』 -
2013年10月6日(日)OPEN 12:00 / START 13:00
会場:東京都 shibuya duo MUSIC EXCHANGE、渋谷 O-nest、渋谷 7th floor出演:
Chocolat & Akito(バンド編成)
清水ひろたか
Itoken
宮内優里
One Day Diary
number0
milk(バンド編成)
sugar me
CONCERT
sphontik
Organic Stereo
YeYe(バンド編成)
SOARING
circe
水中図鑑
lillte moa
LLama
4 Bonjour Parties
Wallflower
ヤンカノイ
出店:
恵文社(京都)
Sunday Bake Shop
Sunshine to you!
東ちなつ
高橋咲詠
YOSHIKO
itos
惣田紗希
ViOLET AND CLAiRE
料金:前売4,000円 当日4,500円
※来場者には非売品コンピレーションCD『Rallye Cloak 03』をプレゼント
※YeYeは『HUE CIRCLE』発売後、初のライブ(バンド編成)
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- YeYe
『HUE CIRCLE』全国ツアー -
2013年10月12日(土)OPEN 14:30 / START 15:00
会場:石川県 金沢 コトノエ
定員:30名
料金:予約2,500円 当日3,000円2013年10月13日(日)
会場:富山県 BEATRAM2013年10月14日(月・祝)OPEN 18:30 / START 19:30
会場:新潟県 LIFE
定員:40名
料金:3,500円(夜ご飯プレート付き、ドリンクは別料金)2013年10月18日(金)OPEN 19:00 / START 20:00
会場:岐阜県 Ginga
料金:予約2,500円 当日3,000円2013年10月19日(土)OPEN 16:30 / START 17:30
会場:愛知県 名古屋 聖マルコ教会
共演:ゆーきゃん、tigerMos
DJ:I-NiO、Ogu(Ripple)
FOOD:Relier
料金:2,800円 当日3,300円2013年10月20日(日)
会場:長野県2013年10月27日(日)OPEN 19:00 / START 19:30
会場:宮城県 仙台 SENDAI KOFFEE
料金:予約2,500円 当日3,000円(共にドリンク別)2013年11月9日(土)
会場:東京都2013年11月10日(日)
会場:福岡県2013年11月16日(土)
会場:岡山県2013年11月17日(日)
会場:広島県2013年11月23日(土・祝)
会場:徳島県2013年11月24日(日)
会場:香川県2013年11月30日(土)
会場:山口県2013年12月1日(日)
会場:長崎県 佐世保2013年12月7日(土)
会場:宮崎県2013年12月14日(土)
会場:北海道 札幌2014年1月12日(日)
会場:京都府
- リリース情報
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- YeYe
『HUE CIRCLE』(CD) -
2013年9月18日発売
価格:2,500円(税込)
Rallye Label / RYECD-1901. パレード
2. おいで
3. Do We We a
4. 明日は来ないか
5. TAO
6. プログレ
7. あるある言いたい
8. ハイ、ディア、ペネロピ
9. fangjia
10. Miserable
- YeYe
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- {タイトル}
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2013年8月7日発売
価格:1,000円(税込)1. The recipe song(feat. Sally Seltmann) / milk
2. プログレ(CONCERT version) / YeYe
3. One / ショコラ&アキト
4. 読書(feat.星野源) / 宮内優里
5. Spot an Error / Itoken
6. Let Go / organic stereo
7. 飛び込め!! / 水中図鑑
8. round round(live version) / number0
9. とある街のとあるパレード / CONCERT
10. Je pris la lune 〜月面難着陸のテーマ〜 / 清水ひろたか
11. Take Off Your T-Shirts(It's a Musical cover) / sugar me
12. pelan pelan / sphontik
13. When the wind blows again / little moa
14. Night Parade / SOARING
15. C'est La Vie, Ob-La-Da / One Day Diary
- プロフィール
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- YeYe(ぃえぃえ)
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1989年生まれ。2011年に発売されたデビューアルバム『朝を開けだして、夜をとじるまで』は作詞作曲はもちろん、すべての楽器の演奏までをセルフ・プロデュースで行う。デビューアルバムに収録されている「morning」が、α-STATIONをはじめ、ラジオ関西、鹿児島フレンズFM、FM徳島、FM三重の各局パワープレイに選ばれる。
- YeYe
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- rallye label presents
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?