必修科目化による、ダンス文化の変化とは? WEFUNK監督に訊く

ダンスが学校の必修科目になったことも影響し、ここ10年間で日本のストリートダンスカルチャーは大きく変化している。そう語るのは、WEFUNK代表の城田寛治だ。

WEFUNKとは「ストリートダンス×ライブバンド」というコンセプトのもとで結成されたプロジェクトとのこと。徐々に規模を拡大し、先日にはZepp Tokyoにてライブイベント『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』も開催された。そして、筆者が初めて観たそのステージは、今までにないタイプのエンターテイメント体験だった。

ステージ上には派手な衣装をまとったダンサーたちが代わる代わる登場し、ダイナミックなストリートダンスを舞い踊る。そしてその後ろではホーン隊を含む10人以上の編成の生バンドが熱い演奏を繰り広げる。ファンクやソウルの名曲から、J-POPや洋楽R&Bナンバーのカバー、そしてオリジナル曲を披露する。アンコールではその日の出演者が全員ステージに集まっていたのだが、その人数は100名を優に超えていた。しかも彼らは「ダンサーとバックバンド」でも「生バンドとバックダンサー」でもなく、両者が一体となって、1つのステージを作り上げていたのである。

WEFUNKとは一体何者なのか? そして、ダンス文化の変化の中で彼らは何を目指すのか? 代表の城田寛治、そして、ダンスカルチャーのさらなる発展に期待を抱きながら、「WEFUNK」のプロジェクトに惚れ込み、ミニアルバム『LOST GOVERNMENT』のリリースに漕ぎ着けたビクター内レーベル「SPEEDSTAR RECORDS」のレーベル長・小野朗に話を訊いた。

ダンスサークルと軽音サークルは、最初は相容れないようなところがあって、なかなか交流も深まらず、「本当に仲良くなれるのかな?」って思ってたんです。(城田)

―ざっくりとした質問なんですけど、「そもそもWEFUNKって何?」というところからお話を訊ければと思います。

城田:端的に言うと、WEFUNKっていうのはストリートダンスとミュージシャンが一緒に作り上げていくライブのことを言っています。ダンサーとバンドが一緒にやることをコンセプトにしたプロジェクトですね。

―WEFUNKは、2006年に大学のストリートダンスのサークルと軽音サークルのコラボイベントから始まったということですけれども。最初はどういうきっかけがあったんですか?

城田:もともと僕は軽音サークルにいたんですけれど、その部室が地下にあったんですね。で、ある日練習をしていたら、外に漏れているバンドの演奏の音にあわせて、窓の前でダンスサークルの子たちが踊っていたんです。その人たちは、いつもは自分たちでかけた音楽にあわせて踊ってたんですけど、僕たちの音にあわせているのを見て、「これは一緒にできるんじゃないかな」と思って声をかけました。それが最初のきっかけですね。

―バンド側からのアプローチだったんですね。

城田:そうですね。僕はミュージシャン側で、ダンサー側に知り合いもいたので、「一緒にやってみない?」っていう話になったんです。

左から:小野朗、城田寛治
左から:小野朗、城田寛治

―とは言っても、ストリートダンスのカルチャーとバンドのカルチャーって、ほとんど交わってなかったと思うんですよ。だから一緒にやるって言っても、なかなか難しかったんじゃないかと思うんです。

城田:そうですね。今は大学でもダンスサークルはカジュアルになってきてるんですけれど、当時は、基本的にダンスをやってるのはファッションもダボダボで、若干アウトローな感じの人が多くて。で、一方ミュージシャンは地下にこもってギターを弾き続けるような、内にこもるタイプが多い。

―文化圏が違いますよね。

城田:そうなんです。だから、最初は相容れないようなところがあって、なかなか交流も深まらず、「本当に仲良くなれるのかな?」って思ってたんです(笑)。

―それでもやってみたら通じ合うところがあった。

城田:最初は壁もあったんですけれど、実際は共通する部分はすごく多かったですね。知ってる曲も一緒でしたし。

『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』(1月31日@Zepp Tokyo)より
『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』(1月31日@Zepp Tokyo)より

―どの辺が共通する部分だったんでしょう?

城田:最初のきっかけになった音漏れしていた曲は、Tower of Power(アメリカ出身、ホーンセクションが特徴的なファンクバンド)の“Soul With a Capital "S"”です。ミュージシャン側はファンクやソウルが昔から好きで演奏していたんですけれど、ダンサーの方にも、サークルの先輩や有名なダンサーが使った曲が定番になる文化があって、その曲をみんな知ってたんですね。あとはEarth, Wind & Fireの“September”とか、定番曲は共通していました。

―逆に壁になったところというと?

城田:やっぱりエンターテイメントの枠組みが違うんですよね。ダンスのイベントのオーガナイズは、照明には凝ってるけれど音響はそこまで考えられていない。ダンサー側も、もちろん生音で踊ったら楽しいっていうことを本質的には知っていても、バンドを入れようとすると準備の時間もかかるから、「わざわざバンド入れなくてもいいか」って思っていた人がほとんどだったと思うんです。

―実際にイベントをオーガナイズして、手応えは大きかったですか?

城田:そうですね。僕が一番それを感じたのは、かつてないくらい出演者たちがいい顔をしてたんです。相容れないと思ってた同士が通じ合えたという瞬間、そこからくる楽しさがステージ横からも見えたし、それがそのままお客さんに伝わってる感じがあった。これはやる価値があるなって、直感的に思いました。大変なことも多いけれど、それに見合うだけの成果があるなと。

10年間、外から見てきた感じでは、バンドサークルの人数は全く変わってないんです。でもダンスサークルの人数はどんどん増えている。(城田)

―城田さんとしては、この10年間でストリートダンスのカルチャーはどう変わってきたと思いますか?

城田:だいぶ変わりましたね。一言で言うと、ファッションがとてもカジュアルなものになってきていると思います。昔は「本気でやってる人以外はお断り」みたいな感じだったのが、より普段着に近い感じの服装でカジュアルに踊る人が増えてきています。大学のサークルでいうと、かつてのテニスサークルみたいなカジュアルなイメージになってきている。どこの大学でもダンスサークルの数が2倍くらいになっていて、多いところでは10倍ぐらいに膨れ上がっていますよ。

―なるほど。すごく間口の広いものになっている。

城田:今って、学校の授業でダンスが取り入れられているわけですからね。しかもダンスサークルなら、例えば全身が映る窓と音楽さえあればその場で踊れるわけなので。音楽のコアなファンというよりも、グレー層からホワイト層に近い人たちがどんどんストリートダンスというカルチャーに入ってきています。だからWEFUNKでも、誰が観ても楽しめる内容というのは常に大事にしていますね。

『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』(1月31日@Zepp Tokyo)より
『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』(1月31日@Zepp Tokyo)より

―敷居が低いというのがストリートダンスの魅力なんですね。

城田:そうだと思います。バンドは編成も限られるし、楽器は買うのが高いですから。やっぱり高校でもダンスの部活が今はたくさんあるし、ダンスコンクールも増えている。なので、高校から始めている子も多いんです。10年間、外から見てきた感じでは、バンドサークルの人数は全く変わってないんです。でもダンスサークルの人数はどんどん増えています。

―それはやっぱり、ダンス必修化も影響しているわけなんでしょうか?

城田:その世代の子たちは潜在的に影響してるんだろうなと思いますね。

―城田さんはそういう風に育った今の若いダンサーと日々接しているわけですけれど、彼らの音楽の捉え方ってどんな感じですか?

城田:いや、もうとんでもないですね。小中学生の子たちと一緒にリハーサルに入ったりするんですけど、子どもの動きとは思えない。マイケル・ジャクソンの小さい頃の映像を、生で見せられてるかのような衝撃です。しかも、そういう子がたくさんいる。ヒップホップを聴いて、当たり前のように全身をかっこよく揺らしてるんです。大学生でもそうですね。音楽にあわせて自然にリズムをとってかっこよく踊っている子は本当に多いです。

『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』(1月31日@Zepp Tokyo)より
『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』(1月31日@Zepp Tokyo)より

ダンス必修化の話もあるし、実はストリートダンスのカルチャーが草の根的にかなり広がりつつあるということも知って、マーケットの可能性も当然感じました。(小野)

―ダンスカルチャーが一般化してカジュアルになっていくここ10年の変化の中で、WEFUNKとしてのアイデンティティーはどう変わっていったんでしょうか?

城田:もともとはダンスの定番曲を生バンドの演奏で一緒にやるっていうのがWEFUNKのアイデンティティーだったんです。でも、気付いたら、もっとやれることが広がっていった。ファンクやソウルの定番曲だけじゃなく、J-POPや最新のヒット曲など、いろんな音楽で自分たちのダンスを表現したいという欲求がダンサーの間から出てきました。そして、ミュージシャン側も、ダンサーと一緒にオリジナルの曲を作りたいというところに至って。それを生楽器でやっているところは他にないと思うので、それはWEFUNKの独自なところになっていますね。そこから今回のアルバムを作らせていただくということにも繋がっているんです。

城田寛治

―確かに、アルバムにはファンクやソウルだけでなくJ-POPのテイストを取り入れたオリジナル曲も入ってますよね。

城田:そもそも、日本語の曲で踊ること自体が以前は少なかったんですよ。でも今は全然そんなことなくて。ただリズムに合わせて踊るだけでなく、ポップス特有の曲の世界観をダンスで表現したいという若いダンサーも増えてきているんです。それに日本語の方が、より多くの人が目を向け、耳を傾けてくれることに気づいたダンサーも増えたのかもしれません。

―ここからはSPEEDSTAR RECORDS(以下、スピードスター)の小野さんにも話を訊ければと思うんですけれども。小野さんは、WEFUNKをどう知って、どんな印象を抱いたんでしょうか?

小野:最初に観たのが3年くらい前なんです。観に行った方はみんな感じると思うんですけれど、何より楽しいんですよ。自分もファンクやソウルミュージックが好きだし、ダンスを観るのも好きだし、すごく魅力的に感じたんですね。ただ、そこにレコードメーカーとしてどう関われるかというのは模索がありました。最初はオリジナル曲も少なかったから、その楽しさを伝えるには映像にせざるを得ない。でも、カバー曲に関しては権利や許諾の問題も出てくる。そういうところから、やっぱりオリジナル曲があった方がいいよね、という話をして。同時に、さっき城田さんが言った通り、WEFUNKというプロジェクト自体にとってもオリジナル曲が必要になってきた時期だと思うんです。

小野朗

城田:まさにそうですね。

小野:もう1つは、スピードスターがダンスミュージックを手掛けていくというのも、1つ面白い方向性なのかなと思ったんです。WEFUNKは音楽性も豊かだし、ダンスにはプリミティブな楽しみがある。そして、ダンス必修化の話もあるし、実はストリートダンスのカルチャーが草の根的にかなり広がりつつあるということも知って、そういうところでマーケットの可能性も当然感じました。

―今の時代、ダンスミュージックという言葉って、いろんな意味合いにとれますよね。The Chemical BrothersとかUnderworldみたいな1990年代的なダンスミュージックもある。EDMもあれば、EXILE的なものもある。ダンスロックの方向性を打ち出してくる若いバンドもたくさんいる。そういうときにWEFUNKにはどういう可能性があると思いますか?

小野:1つ言えるのは、WEFUNKはダンサーが主体的なんですよね。「踊れる」ということではなくて「踊る」という意味のダンスミュージックになっている。そこは明らかに違うと思います。ダンサーが「こういう音楽で踊りたい」という意志を持っていて、バンドと一緒に主体的に新しいものを作ろうとしている。それは、たくさんあるダンスミュージックの中でのWEFUNKならではの特徴だと思いますね。

いずれは常設劇場を開設して、ダンサーが毎日踊っていて、ファンもつくような場所を作りたい。文化としてWEFUNKを成長させることが目標です。(城田)

―城田さんとしては、スピードスターからのメジャーデビューというのを、どういう風に捉えていますか?

城田:僕は、今は裏方ですけど、もともとはミュージシャンをやってた人間なので、もちろんメジャーデビューは憧れでした。ずっと目指していた次のステップだし、大きなチャンスだと思います。ただ、僕が大事に思っているのは、そういう風にミュージシャンが当たり前に思っているメジャーデビューというステップが、これまでダンサーには全く用意されていなかったということなんです。僕たちはミュージシャンとダンサーが等しく同じメンバーのアーティストとしてやってるので、ダンサーにもそういうステップがあるということを示せたのが大きかったと思います。

―ダンサーもメジャーデビューできる、ということ自体に意味がある。

城田:スクールの先生という教えるプロの仕事だけでなく、人々の憧れになれるようなステップもあるんだよっていうことを、なるべく多くのダンサーに伝えていきたいと思っていますね。僕らがCDを出す、しかもビクターのスピードスターという歴史あるメジャーレーベルで出させていただくということの一番の意味はそこにあると思っています。

右:城田寛治

―将来的なビジョンとして、ダンサーっていうのがミュージシャンと同じように表現で食べていけるような環境を作りたいという想いがあるんでしょうか。

城田:はい。まさにそういう場を作りたいと思っています。音楽との比較だけで語ってしまうと見えづらいんですけれど、例えば「シルク・ドゥ・ソレイユ」はプロのダンサーがやっているわけですよね。ディズニーランドでも、ダンサーが仕事として年中踊り続けられる場所がある。そういう、ちゃんと人を楽しませるエンターテイメントとしてダンスが成立する場、ダンサーがプロとして踊れる場を、WEFUNKを通して増やしていきたいと思っています。

―そういう場所を増やすことは、ダンサーの人口が増えている若い世代の人たちに、将来的な夢を与えることにもなる。

城田:そうですね。僕がオーガナイザーとして考えているのは、そこなんです。今は1年に1回の公演ですけれど、いずれは常設劇場を開設して、ダンサーが毎日踊っていて、そこにちゃんとファンもつくような場所を作りたい。文化としてWEFUNKを成長させることが目標です。

―小野さんとしては、今後のダンスカルチャーやWEFUNKとの関わり方をどう考えていますか?

小野:やっぱりダンスカルチャー自体がどんどん成熟していったらいいなと思いますし、そこに多少なりともスピードスターが関われると嬉しいと思います。スピードスターは、レーベルのコンセプトがあるようでないんですけど、大衆的になり過ぎず、先鋭的な面とポップのバランスを大事にしながらやってきたように思うんですね。そういう意味では、ダンスっていう文脈の中で、WEFUNKはそれに近い要素があると思っています。

やっていることは全然違うんですけれど、劇団四季や宝塚歌劇団のような存在が、目指す先としては似ていると思います。(城田)

―今、WEFUNKというプロジェクトは本公演としての『WEFUNK』と、 『WE COLLECTION』『WE KIDS』『WEEKEND HERO』という公演があるんですよね。これはどういう関連性があるんでしょうか?

城田:『WEFUNK』っていうのは、あくまでアーティストとして活動している人たちが出てるんですね。メンバーが決まっている。でも、公演を繰り返すうちに「出てみたい」「自分も踊ってみたい」と話をもちかけられることが多くなったんです。そこで、一般ダンサー参加型のイベントをやってみようということで、『WE COLLECTION 2014 SPRING / SUMMER』を川崎クラブチッタで開催したんですけど、350人の出演者が集まりました。想像以上の需要があったんですね。

『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』(1月31日@Zepp Tokyo)より
『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』(1月31日@Zepp Tokyo)より

―生演奏で踊ってみたい人がたくさんいたと。

城田:なので、そこからさらに参加型のイベントを増やすことにしました。『WE COLLECTION』は主に学生向けなんですけど、子どものダンサーが踊れる『WE KIDS』と、社会人が出られる『WEEKEND HERO』というイベントを立ち上げた。これらは全て参加型のお客さんが主役のイベントです。一方で『WEFUNK』というイベントは、あくまでアーティストしてのWEFUNK自体のライブになっている。そういう線引きがあります。

―なるほど。1つお伺いしたいのは、こういったストリートダンスのカルチャーを日本で考えるときに、最も巨大な存在としてEXILEがいるわけですよね。それは例えば女性アイドルのカルチャーにAKB48がいるのと同じようなことだと思っていて。EXILEの存在はどれくらい意識しますか?

城田:ダンサーがタレントとなり、ゴールデンタイムで俳優を務めたと思えば、朝のニュースでコメントをする。本当にダンスを原動力に日本中に元気を与えていると思います。もちろんWEFUNKとして、あれくらい、いろんな人を動かせて、子どもたちに夢を持たせられるアーティストになりたいと思うんですが、僕の中の価値観としての線引きはあって。やっぱり、生演奏と一緒にやる、ミュージシャンと一緒にショーを作り上げるというところにWEFUNKの大きな価値があると思うんです。だから、例えばルックスのいい精鋭を揃えてタレント的なブランディングをしてしまうと、WEFUNKのよさは失われてしまうのかなと思います。ポップな曲を作るにしても、ちゃんとWEFUNKとして意味のあるものにしたい。ミュージシャンとダンサーが一緒に作っているのが大きな特徴なので、そういうクリエイティブを大事にしていきたいとは思いますね。

『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』(1月31日@Zepp Tokyo)より
『WEFUNK vol.6 “LOST GOVERNMENT”』(1月31日@Zepp Tokyo)より

―だから単にグループとしてメジャーになっていくというのではなく、常設劇場を作るというのが1つのキーワードになっているわけですね。

城田:そうですね、だから、やっていることは全然違うんですけれど、劇団四季や宝塚歌劇団のような存在が、目指す先としては似ていると思います。

―むしろエンターテイメントとして定着させていくことが大事である。

城田:そうですね。そこでWEFUNKのカラーを作っていきたいと思います。やっぱり、メディアで見た誰かがイケメンだからファンになるんじゃなくて、実際に観に来て、そこで楽しかったからファンになる。そういうブランディングをしていきたいですね。音楽とダンスを中心にして、それをエンターテイメントとしてきっちり形にしていきたいと思っています。

リリース情報
イベント情報
WEFUNK
『WEFUNK vol.6 ”LOST GOVERNMENT” Limited Edition』

2015年5月9日(土)
会場:東京都 新宿 ReNY

プロフィール
WEFUNK (うぃーふぁんく)

「ストリートダンサー×ミュージシャン(バンド)」をコンセプトに、2006年学園祭の企画として結成。ストリートダンスをアーティストのライブのように演出したステージで、見るだけではないダンスの楽しみ方を提唱し、話題となる。2008年ダンサーからの要望により、第1回CLUB CITTA’公演を敢行。1000人を動員し、「ライブベース」のダンスコラボレーションというコンセプトを確立。2013年10月には横浜市の呼びかけで、横浜BLITZのFINAL(閉館)イベントとしてWEFUNKを開催。2015年1月31日には、Zepp Tokyoにて『WEFUNK vol.6』を開催し、イベント会場限定盤として『LOST GOVERNMENT』をリリース。



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