デビュー20年のTravisに学ぶ、良好な人間関係を持続させる秘訣

Travisといえば、「UKロックの良心」と称されるほど、数多くの名曲を生み出してきたバンドである。ボーカル&ギターのフラン・ヒーリィは常々、「たとえバンドがなくなっても、楽曲さえ残ってくれればそれでいい」と公言するほどの「楽曲至上主義者」。そのため、1990年代のUKロックを象徴する国民的バンドであり、大型フェスのヘッドライナーを務めるほどの存在であるにもかかわらず、なんとなく「地味」な印象を持つ人も少なくないはずだ。しかし、そんな実直さこそが彼らの最大の魅力であり、「我こそはロックスター」とばかりに偉ぶるところなど微塵もないからこそ、多くの音楽ファンに愛され続けてきたのである。

今回の取材は、ヘッドライナーとして出演した『Hostess Club Presents Sunday Special』の翌日に敢行。夏には『FUJI ROCK FESTIVAL '16』での再来日も決まっている彼らに、前身バンド時代から振り返ってもらいながら、新作や曲作りの「極意」まで、たっぷりと語ってもらった。

僕の楽曲至上主義は、「俺のことを見ろ!」なんていう自己顕示欲が必要ないくらい、自分たちの楽曲に自信があることの表れなんだと思う。(フラン)

―昨夜のライブは、相変わらずアットホームな雰囲気で最高でした。アンコールの“Flowers In The Window”は、マイクを通さず生声&生アコギで披露していましたが、ステージとオーディエンスとの垣根を壊すようなこのパフォーマンスは、いつ頃から始まったのでしょうか。

フラン(Vo,Gt):たしか15年くらい前だったかな。ライブ中に会場のPA機器が故障してしまったことがあってね。オーディエンスはざわついたんだけど、「僕らはギターと歌さえあれば演奏できるし、PAがなくても問題ないじゃん」と思って、その場でマイクを通さず歌ってみたんだ。それがすごく楽しくて、それ以降こういうパフォーマンスを何度かやってきたんだよ。

右:フラン・ヒーリィ
右:フラン・ヒーリィ

ダギー(Ba,Vo):ライブという場では基本的に、PA機器を通してスピーカーから音を鳴らしたフルバンドのパワフルな演奏を聴かせるんだけど、マイクなしの生声スタイルっていうのは、ある意味ではフルバンドよりも説得力があるんじゃないかって思うんだ。まあ、せいぜい1曲くらいしかできないけどね。

フラン:イベントが終わったあと、共演したジョン・グラントとも楽屋で話してたんだけど、ライブにとって「いい演奏」や「いい歌」はもちろん大切な要素だけど、記憶として強烈に刻み込まれるのは、ちょっとしたアクシデントとか一瞬のサプライズとかなんじゃないかなって思うんだよ。昨夜の“Flowers In The Window”みたいなパフォーマンスは、きっと多くの人の心に残ると思うから、やってよかったんじゃないかな。

―そういう気さくな姿勢や、フランの楽曲至上主義的な考え方は、グラスゴー出身ということも関係しているんでしょうか。例えばTeenage FanclubやMogwaiなど、同じようなアティチュードのバンドが多い気がします。

フラン:そうだなあ、グラスゴーの環境がそうさせたかどうかはわからない。まあスコットランド人は、ときにはそれが欠点となるくらい「謙虚」だとは思うけれどね(笑)。ただ、僕の楽曲至上主義は少なくとも僕の人生経験の中から学び取ったものじゃないかな。要は、「俺のことを見ろ!」なんていう自己顕示欲が必要ないくらい、自分たちの楽曲に自信があるっていうことなんだと思う。

ニール(Dr):やはり最終的に残るのは、曲やメロディーなんだと思うよ。例えばラジオだとかステージとかそういうのは、音楽を届けるための手段であってさ。

ダギー:僕らのアルバムに『The Invisible Band』っていうタイトルがあるけど、本当にそれが理想なんだ。

左から:ダギー・ペイン、ニール・プリムローズ
左から:ダギー・ペイン、ニール・プリムローズ

フラン:それともう一つ、ミュージシャンっていうのは、郵便局員や医者、弁護士、あるいは清掃員と同じように、人に奉仕する職業だと思うんだよね。ライブを観た人たちに、その間だけは日常の嫌なことを忘れて、楽しんでもらうために全力を尽くすというかね。だから、僕らは自分たちのことを「スター」だとか、「みんなよりも優れている」とか、そんなふうに思ったことは一度もない。確かに、ロック史の中でポップスターやロックスターも登場したけど、もっともっと遡っていけば、宮廷音楽家たちは奉仕する仕事だったわけだからね。

―デビュー前のあなたたちが、グラスゴーのスタジオでデモ音源を作っていたら、隣のブースでアレックス・チルトン(アメリカ出身のロックアーティスト)とTeenage Fanclubがレコーディングをしていて、気前よく機材を貸してくれたっていうエピソードが僕は大好きなんです。

フラン:ああ、そうそう。またそれがいい機材だったんだよね(笑)。

アンディー(Gt):彼らは本当に気さくで親切で感動したよ。そのあとデビューしてから出会った人たちもみんな、僕らを暖かく迎えてくれたから、「僕らも若いバンドには親切にしなきゃ」っていう気持ちにはさせられた。もし、最初に出会ったバンドがいけ好かない奴だったら、僕らの性格も変わってたかもしれないよね(笑)。

あるときフランがベースとデモ音源を持ってやってきたんだ。その場で曲を覚えさせられて、リハにも参加させられた。あれから20年も経つんだから驚きだよね。(ダギー)

―Travisは、もともとアンディーとニールが組んでいたバンド、Glass Onionが前身だったそうですね。当時は白衣を着て客にキャンディーを配ったり、ステージ上で花火を着火したり、かなりメチャクチャなことやっていたそうですが。音楽的にはどんなバンドだったんですか?

フラン:とてつもなく酷いバンドだったよ(笑)。

アンディー:(笑)。Glass Onionっていうのは『The Beatles (White Album)』に収録されたThe Beatlesの曲名だけど、のちにジョン・レノンがBadfinger(The Beatlesのレーベル「Apple Records」からデビューしたバンド)にその名前をつけようとしてボツになったんだよね。だから僕らが使わせてもらうことにしたんだ(笑)。

フラン:音楽性はともかく、演奏はかなり上手くてタイトだった。もうプロ級でさ。彼らがボーカルのオーディションをしていると聞いて、すぐ受けに行ったよ。すでに別のシンガーが決まってしまったあとだったんだけどね。でも、「せっかく来たんだし……」と思って、しばらく見学させてもらったんだ。そしたらそのボーカルがまた酷くてね。それで、当時のキーボードに、「あいつ下手くそだから辞めさせたほうがいいよ」って耳打ちしたんだ(笑)。それで僕が採用されたわけ。

右:フラン・ヒーリィ

―そのあと、そのキーボードとベースが脱退して、フランの友達だったダギーが誘われるわけですね。

ダギー:最初は断ったんだよ。僕はずっとギタリストだったから、ベースを弾いたことがなかったしさ。でも、あるときフランが僕の家に、ベースと5曲入りのデモ音源を持ってやってきたんだ。その場で5曲を覚えさせられて、夕方までにはなんとか形になった(笑)。気づいたときには週末のリハーサルにも参加させられてたんだ。あれから20年も経つんだから驚きだよね。

当時は僕にばかりスポットがあたって、他のメンバーはないがしろにされていた。でも僕からすると、バンドの責任をすべて一人で背負うようで、ものすごく辛かった。(フラン)

―1996年にデビューしたあなたたちは、Radioheadなども手がけるナイジェル・ゴドリッチのプロデュースによる2ndアルバム『The Man Who』(1999年)で大ブレイクを果たし、それから2年後の『The Invisible Band』でトップバンドの仲間入りを果たしました。サウンド的にもやはり、このときがターニングポイントでしたか?

ダギー:そうだね。それまでの僕らがやっていたのは、もう少しブリットポップ寄りのサウンドだったけど、ナイジェルと出会うことでサウンドの作り方が大きく変化した。機材の使い方や、レコーディングのテクニック、楽器の演奏法など、いろんなことを彼に教えてもらいながらアルバムを作った。そこで学んだことを活かしながら、そのあとは自分たちでもプロデュースしていくようになったんだよね。

―世界各国のフェスでヘッドライナーを務めるなど、かなり多忙な日々でしたよね。

ダギー:とにかくクレイジーな日々だったよ。ライブも2、3年で500本くらいこなしていたし、それでバンドも疲れ切っていたと思う。だんだん、お互いのことを友達じゃなくて「仕事仲間」みたいに思うようになってきてしまって。「俺がこんなに働かなきゃいけないのは、こいつらがいるからだ」って考えるようになっていたんだよね。

フラン:当時はフロントマンである僕にばかりスポットがあたって、「俺たちなんて、別にいなくてもいいんだろ?」って感じていたメンバーもいたと思うよ。でも僕からすると、バンドの責任をすべて一人で背負っているようで、ものすごく辛かった。一度、ロンドンのノッティングヒルのカフェに集まって、お互いに腹を割って話し合ったこともあったよ。

―そんな狂騒のさなかに、ニールが事故にあって首に大怪我を負ってしまったんですよね。

ダギー:あれで、みんながハッとしたところはあったと思う。

アンディー:「これでバンドも終わりかな」って思った。彼が現場に戻って来れるかどうかもわからなかったし、かといって代わりのドラマーを入れたら、Travisではなくなってしまうからね。

アンディー・ダンロップ
アンディー・ダンロップ

ダギー:怪我が完治するのに半年くらいですんだから、実際はそれほど長いインターバルでもなかったんだけど、そこでちょっと自分たちを見つめ直すことはできたね。復帰後にリリースした『12 Memories』(2003年)は、バンドを仕切り直して作ったアルバムというイメージが強いね。

―今だから言えることですけど、ニールの怪我によって、バンドが一度リセットされたという意味では、必要な試練だったのかもしれないですね。

ニール:そのとおりだね。僕自身にとっても「セカンドチャンス」が来たような気持ちだった。不思議なもので、すべての出来事は、それなりの理由があって起きるような気がするよ。それがネガティブなことかどうかは、その人の捉え方次第っていうかね。

ニール・プリムローズ

―以降は順風満帆、というわけにもいかなかったんですよね。

フラン:うん。5枚目の『The Boy With No Name』(2007年)を出した頃も大変だった。『12 Memories』のあとのツアーがものすごく長くてハードでさ。家族が恋しくてたまらなくなったし、メンバーの顔を見るのもうんざりになってしまってね。もう燃料切れの状態になっていたんだよ。それで、一度距離を置こうということになって、3年くらい口をきかなかったんだ。

―3年も?

フラン:そう。でも、それまで10年以上もずっと一緒だったから、必要な冷却期間だったんだよ。もしかしたら解散もあり得るんじゃないかなと思いながら、先のことは何も決めず充電期間に入ったんだ。その時間があったからこそ、久しぶりに集まって音を合わせたときに、「ああ、やっぱりこのバンドって最高だね」ってお互いに確認しあえた。とても重要な期間だったと思う。

ライブは、観客とのコミュニケーションがあってこそ成り立つもの。Travisのライブではみんなに歌ってほしい。音楽にはみんなを一つにする力がある。(ダギー)

―8枚目となる新作『Everything At Once』は、前作『Where You Stand』の延長線上にあるようなテイストで、非常にポップでカラフルな楽曲が並んでいます。そのあたりは意識していますか?

アンディー:前作からプロデューサーがマイケル・イルバートになったことも大きいと思う。彼はテイラー・スウィフトやケイティ・ペリーを手がけて、グラミー賞をとったこともある人物だからね。

フラン:「ポップスとは何たるか」を熟知している彼と、共にアレンジを構築していったのがかなり大きな影響を与えていると思う。それと、前作を作り終えてシングル曲をラジオへ持って行ったとき、「曲が長いから」といってラジオ用に短くエディットされることが多かったんだ。だったら最初から3分以内の楽曲に仕上げようと思ってね。曲がギュッとコンパクトになった分、エッセンスが凝縮されてよりポップに感じるようになった部分もあるんじゃないかな。

ダギー:“Magnificent Time”はすごくポップだし、かと思えば“Idlewild”はすごくダークで、その対比も面白い。あと、これは作ったあとに気がついたのだけど、“Paralysed”“Animals”“Everything At Once”“3 Miles High”の4曲は、スマートフォンやSNSによって人と人とのコミュニケーションが空虚になってしまったことを歌ってるんだ。クラウドではつながっていても、心はつながっていない。自分の理想の人生を演出して、それをお互いにシェアしあってるけど、実際はどうなの? っていう。本能的に人が求めているコミュニケーションっていうのは、もっと別のところにあるように思うんだ。

ダギー・ペイン

―そういう意味では、ずっとライブを大切にしてきたTravisは、オーディエンスと「リアルなつながり=コミュニケーション」をしてきたバンドですよね。

ニール:うん、そのとおりだ。昨日のライブでも、例えば“Magnificent Time”ではみんなで振り付けをしたりしてものすごく盛り上がった。日本のオーディエンスも、以前よりもどんどん変わってきていると思う。曲と曲の静寂も、前より少なくなったしさ(笑)。

ダギー:ライブっていうのは、オーディエンスとのコミュニケーションがあってこそ成り立つもので、そうじゃなかったらサウンドチェックと変わらなくなってしまうよね。シンガロングも大切な要素で、1人で歌うのは恥ずかしくても、みんなで歌うと楽しいだろ? だからTravisのライブではみんなに歌ってほしい。音楽にはみんなを一つにする力がある。だから宗教なんかも、音楽を取り入てるわけだよね、ゴスペルとかさ。みんなで一つになったり、リアルなコミュニケーションを築いたりするうえで、音楽はすごく重要なツールだと思うよ。

―この20年、Travisはアルバムごとに変化してきましたが、常にその中心にあるのはフランの歌声と、強い楽曲だと思うんですね。その作り方に変化はありましたか?

フラン:いや、そこは全然変わっていないね。僕が思うに、曲作りには何か特別な技術が必要なわけじゃない。何が必要かというと、ひたすら曲を書き続ける忍耐力。小手先で書くものではなく、メロディーの鉱脈を探し当てるまで、とにかく掘り続けることが大事なんだよ。曲そのものは、おそらく誰でも作れるものだ。ただ、その鉱脈を探し当てるまでが大変だから、みんな途中で諦めてしまう。そこをやり続けた人だけが「強い楽曲」に到達できるんだと思う。

ダギー:掘って掘って、掘りまくってようやく見つけたほんの数秒のメロディーが、何年も何十年も人々の心に残るんだから、こんなに楽しいことはないよね。僕は16歳でギターを始めた頃から曲を作っていて、最初はただただ作るのが楽しかった。でも、歳を重ねていくごとに耳も肥えてくるから、鉱脈だと思ったものが単なる石だったってこともある(笑)。それを根気強くふるいにかけて、本当の鉱脈を見つけるまで掘り進み、見つけたらそれに食らいつく感じで作っているよ。

―作り続けることで、楽曲は洗練されていくと自分でも感じるものですか?

フラン:曲作りには、2つの側面がある。1つは、いま言ったように鉱脈を掘り続けること。これは心で作るものなんだよね。もう1つは、掘り当てた鉱脈をいかに飾りつけ、効果的に響かせるかといったアレンジの部分で、これは頭で考えて行なうテクニカルな作業だ。その部分は、作り続けることによって洗練されていっていると思う。

―曲作りのときに、音楽以外のものからインスパイアされることもありますか?

フラン:どちらかというと音楽よりも、映画を見ることでインスピレーションが湧いてくることは多い。この1年の間に見た映画の中では『ヴィクトリア』(日本公開は5月)というドイツ映画からもっとも刺激を受けた。140分、ワンカットで撮ってるんだよ! ありえないよね(笑)。あと最近は、アルゼンチンの映画にハマってる。面白い作品がどんどん生まれているんだ。それと、2014年の2月に黒澤明のBOXセットを手に入れて、『生きる』を観たときはぶっ飛んだね。クロサワは本当に、時代を先取っていた人物だと思う。彼の映画を通して見る日本の風景って、いまの日本とはまったく違うじゃない? それも面白いよ。モノクロだったり、人間味あふれる描写だったり、とにかく刺激的なんだよね。エッジーだしパンキッシュだ(しばし、メンバーと『生きる』がいかに素晴らしいかを語り合う)。

17歳くらいの頃のまま、関係がずっと続いている感じ。ふるまいは大人になったとは思うんだけど、中身は何も変わってない。(ニール)

―それにしてもみなさん、本当に仲がいいですよね。

アンディー:僕ら、バンドを始める前から友達同士だったというのがまず大きいよね。

ダギー:僕とニールは同じ靴屋でバイトしてたし、アンディーとフランとはアートスクールの同級生だった。バンドって、組んでから仲良くなるパターンがほとんどだと思うけど、僕らはまず友人同士だったからこそ、ずっと続けてこられたんだと思う。

ニール:ほんと、17歳くらいの頃のまま、関係がずっと続いている感じだよ。多少、ふるまいは大人になったとは思うんだけど、中身は何も変わってない(笑)。

Travis

アンディー:今は家族同然と思うくらい近い存在だよね。

フラン:そういうことって、ステージを見ているオーディエンスにも伝わると思うんだ。「この人たち、仲が良さそうでいいなあ」ってね。メンバー同士の仲の良さが垣間見えるバンドって少ないと思うんだ。個人的にはThe Rolling Stonesはそうだと思う。彼らはあれだけ長くやっていて、だからこそなのか、すごくリラックスしてプレイしている様子が伝わってくるよね。

ダギー:彼らは50年以上活動しているけど、これから20年先のことなんて想像もつかないし、今できることを精一杯やっていくしかないと思う。そうやって続けた先に、僕らもストーンズみたいになれてたらいいなって思うよ。

リリース情報
Travis
『Everything At Once』初回限定日本盤(CD+DVD)

2016年4月29日(金)発売
価格:3,564円(税込)
HSU-12062/3

[CD]
1. What Will Come
2. Magnificent Time
3. Radio Song
4. Paralysed
5. Animals
6. Everything At Once
7. 3 Miles High
8. All Of The Places
9. Idlewild
10. Strangers On A Train
11. Sing (live)(ボーナストラック)
12. Closer (live)(ボーナストラック)
[DVD]
・フラン・ヒーリィが監督したアルバム収録曲に合わせた映像(合計約30分)を収録

リリース情報
Travis
『Everything At Once』日本盤(CD)

2016年4月29日(金)発売
価格:2,592円(税込)
HSU-12060

1. What Will Come
2. Magnificent Time
3. Radio Song
4. Paralysed
5. Animals
6. Everything At Once
7. 3 Miles High
8. All Of The Places
9. Idlewild
10. Strangers On A Train
11. Sing (live)(ボーナストラック)
12. Closer (live)(ボーナストラック)

プロフィール
Travis
Travis (とらゔぃす)

フラン・ヒーリィ(Vo)、アンディー・ダンロップ(Gt)、ダギー・ペイン(Ba)、ニール・プリムローズ(Dr)による、スコットランドはグラスゴー出身、RadioheadやOasis、Coldplayと並び英国を代表するロックバンド。1997年『Good Feeling』でアルバムデビューを果たすと、99年ナイジェル・ゴドリッチをプロデューサーに迎えた2ndアルバム『The Man Who』をリリース。この作品が全英チャートの1位を獲得し、全世界で約400万枚のセールスを記録。3rdアルバム『The Invisible Band』(2001年)は全英チャート初登場1位、全世界で約300万枚を売り上げUKトップ・バンドとしての地位を確実なものとした。2015年11月に突如新曲“Everything At Once”のミュージックビデオを公開し、新作アルバムへ向けて動きだしていた。2016年7月10日に開催された『Hostess Club presents Sunday Special』にてヘッドライナーとして出演。『FUJI ROCK FESTIVAL '16』での再来日も決定している。



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