やはり、KIRINJIはすごかった。6人編成になってからの純粋なオリジナルアルバムとしては2作目となる新作『ネオ』は、彼らが新たなフェーズに突入したことを明確に告げる傑作である。
RHYMESTERをフィーチャーし、千ヶ崎学のベースがリードする折衷的なアフロファンクに乗せて、人類の進化とラブホの空室を求めてさまようカップルの姿を重ねて描いた大曲“The Great Journey”から始まる全10曲は、まさにどこを切っても新しい、「ネオ」なKIRINJIが詰まっている。多くの曲で堀込高樹以外もボーカルを担当し、バンドとしてのまとまりを感じさせるグルーヴィーな曲調が増え、歌詞も相変わらず冴えている。さらに、エンジニアに新しい人材を迎え、現代的なサウンドへと振り切ったのも大きなチャレンジだ。
そして、これは「変化」であると同時に、KIRINJIのプロデュースも担う堀込高樹が、キリンジとしてのデビュー時から何ら変わることなく、独自のポップスを追求し続けてきたことを表していると言ってもいいだろう。傑作誕生の背景について、堀込高樹にじっくり語ってもらった。
今の音楽シーンの中にちゃんと馴染む、あるいは突出するような、「今聴けるもの」をすごく意識しました。
―『ネオ』、素晴らしい作品だと思いました。アルバムを制作するときはもちろん毎回高いモチベーションで臨んでいるかと思いますが、今回はいつもと違う特別なモチベーションもあったのではないでしょうか?
高樹:3年前に六人になったのはすごく大きな変化だったけど、次はサウンド的にもうちょっとグッと押し上げるような変化がほしいと思いながら制作を始めました。『11』(2014年発売のアルバム)は、六人になってから初めての作品ではあったけど、「『Ten』(2013年発売、二人編成のキリンジとしてのアルバム)の次の『11』」という気持ちで、「これもKIRINJIだよ」と伝えるためのアルバムだったと思うんです。でも次に出すなら、また『11』的なサウンドだと意味がないというか、それだとちょっと物足りないと思ったんですよね。
―何か具体的な青写真はあったのでしょうか?
高樹:いや、具体的にどうすればいいかは見えていなくて、とりあえず曲を書くところからだったんですけど、自分一人で全部書いても前と一緒になるから、今回はまず他のメンバー全員に曲を書いてもらったんです。結果的に収録されているのは僕の曲が多くなってしまっているんですけどね。というのも、みんなが書いてくれた曲を聴くと、わりと「KIRINJIっぽい」わけですよ。でも、それはすでにあるものだから、今このグループでやってもしょうがない。「やっぱりKIRINJIっぽいものをやろうとしてもダメだな」って、デモが出揃ったタイミングで改めて確信したんです。
―では、「これまでのKIRINJIではないもの」を目指すにあたって、その後どんな部分がポイントになっていったのでしょうか?
高樹:「今聴けるもの」です。今の音楽シーンの中にちゃんと馴染む、あるいは突出するというか。今の新しい音楽と並べて聴いたときに、違和感なく聴こえるように、ということをすごく意識しました。
たとえば、自分の作品のミックスは、スピーカーの音量を上げたときに気持ちよく聴けるものを好む傾向があるんですけど、今の一般的なリスニング環境って、パソコンとか、あるいはコンビニのスピーカーとか、必ずしもいい環境で聴くわけではないですよね。なので、そういう環境で聴いても曲の魅力が伝わるようなアレンジやミックスを心がけました。
―「今の音楽シーンを意識した」というのはすごく感じていて。ひとつはやっぱり今ってライブやフェスの時代だから、そこを意識したようなフィジカルな曲が多いということと、あとはブラックミュージック寄りのグルーヴィーな曲が多いのも、時代性を感じました。
高樹:グルーヴが聴きどころになってる曲がいくつかありますけど、やっぱりそういう曲はライブでやると楽しいんですよね。今のKIRINJIになってもう3年目で、結構ライブも数をこなしたので、バンドとしてのまとまりもすごく出てきて、自然とグルーヴに意識が向いた曲が増えたんだと思います。
―そこは特別に意識せずとも、自然な流れだったと。
高樹:あと自分が好きな音楽って、やっぱり昔のソウルとかが多いんだけど、「それをそのままやってもね」と思うところがあるわけです。KIRINJIは、ポピュラーミュージックの中にシミュレーショニズムがポンと出てきた後にデビューしてるから、どうしてもそこにとらわれるんですよ。「1970年代のものってこうだよね」とか、そういうこだわりにとらわれている。でも今回は、そこを一旦断ち切ろうという気持ちがあったかもしれないです。もちろん、単純に最近のブラックミュージック、Tuxedoとかマーク・ロンソンとかも好きで聴いてたから、そっちに寄ったというのもあるんですけどね。
自分と近くない人とやることも重要だなって思いました。結局自分が書く曲はそんなに変わらないわけですよ。
―今の再生環境を意識して曲を仕上げるにあたっては、どんな部分がポイントになりましたか?
高樹:リミッターの感じとか、レンジ感ですね。なるべくコンプ(コンプレッサー。大きな音を抑えて音を均一化させる効果)を使いたくないといつも思っていたんですけど、自分が普段楽しんで聴いているものは、コンプがかかっていて、バツってくる感じの音なんですよね。でも、自分が作ろうと思うと、コンプをなるべくかけないでほしいと思ってしまうのはなぜだろうと、ずっと思っていて。まあ、単に癖というか、これまでの習慣なんですけど。
―でも今回に関しては、あえてコンプを使うようにしたと。
高樹:これまでのやり方はさんざんやってきましたからね。曲の魅力って、自分が思ってる部分だけではないということを、今回すごく思いました。初めてD.O.I.さん(RHYMESTER、DEXPISTOLS、EXILEなど、ヒップホップ、クラブミュージック、ポップスなど幅広く手がけるレコーディングエンジニア)がミックスをやってくれたんですけど、彼は「今だったらこうだよ」という音像をバーンと出してくれるんです。
じつは、初めはそれにすごく拒否反応があって、「え?」って引いちゃったんですよ。でも、「普段自分がYouTubeとかで聴いているのはそういう音だよな」と思うと、自分の音楽がそういう音像になった変化が面白く感じられて、「かっこいいじゃん」と思えたんですよね。その意識の切り替えは大きかった気がします。
―最初にどの曲を聴いてそう思ったのでしょうか?
高樹:“Mr. BOOGIEMAN”を一番初めにミックスしたんですけど、使ってる楽器とかやってることは1980年代っぽくても、ミックスの加減ひとつで今の音にガラッと変わるということを実感したんです。“Mr. BOOGIEMAN”の作業を通じて意識が変わったから、もしこの曲の完成がもっと後だったら、またちょっとアルバムの様子が変わっていたかもしれない。
―最初は拒否反応すらあったものを受け入れたというのは、大きな変化ですよね。
高樹:どんな環境で聴いてもちゃんと響くようにしたいという気持ちは常にあったんですけど、なかなか振り切れなかったんですよね。それは、キリンジ時代から同じエンジニアとずっとやっていたというのも大きかったと思います。でもD.O.I.さんは、「KIRINJIだったらこうだよね」という先入観なく、「自分が今この曲をミックスするなら、これがかっこいいと思う」ということをズバッと出してくれたんです。なので、自分と近くない人とやることも重要だなって思いました。
―最初にもおっしゃったように、六人になったことはすごく大きな変化だったわけですけど、それでもなお「KIRINJIらしさ」というのをよくも悪くも意識してしまっていた。それが今回はD.O.I.さんとの作業などを通じて、ホントの意味で新しいところに行けたというか。
高樹:そうですね。結局自分が書く曲っていうのはそんなに変わらないわけですよ。自分で曲を書いて、さらにそこに自分らしさを投影しようとすると、広がりがないものになるというか、自家中毒を起こしちゃう。そこは思い切って、気持ちを変えるしかなかったんですよね。
薄い感じになるのは嫌だったから、がっつりコラボできる人がよくて。RHYMESTERの声の存在感はすごいから。
―本作での変化の象徴が、RHYMESTERとコラボした1曲目“The Great Journey”だと思います。まずは、コラボに至った経緯を教えてください。
高樹:もともとトラックはできていて、“MANABASS”というタイトルで昨年のライブで披露したんです。ただ、曲としては強力なんだけど、これに歌を乗せてもなと思って、ライブでは“港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ”(ダウン・タウン・ブギウギ・バンドによる楽曲)的な語りを入れていて。でも、それもちょっと締まらないなって思ったときに、「ラップがいいんじゃないか」という話になって。
じゃあ、誰をゲストに迎えるのがいいかとなると、こっちも向こうを知っていて、向こうもこっちの音楽に興味を持ってくれる人じゃないと困るなって思ったんですよね。たぶん、ラップの人はコラボレーションに慣れているから、誰でも呼んだらはまりそうな気はするんだけど、それだと「ここの部分が空いてるのでラップしてください」みたいな、薄い感じになりそうじゃないですか? サビに来ると歌になるJ-POPみたいな(笑)。
―(笑)。
高樹:それは嫌だったから、がっつりコラボできる人がよくて。RHYMESTERは歳も近いし、彼らの声の存在感はすごいから、このトラックとの相性もいいんじゃないかと思ってお願いしたんです。当たり前だけど、歌を入れていたときとは違いましたね。歌よりラップの方が、グルーヴが強化されるなと。
―曲調は一言では言い難いですが、ジャズファンクをベースにしつつ、アフロの要素も入ってたり、すごく折衷的ですよね。何かモチーフはあったんですか?
高樹:イアン・デューリー(1942年生まれ、イギリスのロックシンガー)の“Hit Me With Your Rhythm Stick”という曲があるんですけど、このベースのリフっぽい感じで、もうちょっとテンポを落とした感じなんです。YouTubeとかを見ると、「弾いてみた」系の動画がいっぱい出てくる、ベースを弾く人は思わず挑戦したくなっちゃうような曲なんですよね。
―“Hit Me With Your Rhythm Stick”以上に、“The Great Journey”は千ヶ崎さんのベースがエグイですよね(笑)。
高樹:ですよね(笑)。できるかな? と思ったけど、できたのですごいなって(笑)。その曲のイメージで作り始めて、そこにアフロっぽいパーカッションが乗ったり、ニューウェイヴっぽいカッティングが入ったりして、テンポもだいぶ上がったので、より難しくなっているんですよ。
―そして、このかっこいいトラックに乗るラップのリリックが、人類の進化の歴史とラブホの部屋探しを重ねるという、何ともぶっ飛んだ内容になってるわけですが(笑)。
高樹:どっちが歌詞のテーマを提示するかを相談していて、雑談をしてるうちに、バタフライエフェクトの話になったんです。こっちで蝶が羽ばたくと、世界の逆側ではそれが台風になるみたいな感じで、何かがこっちで起こって、それが最終的に意外な方向に転がるというようなものをテーマにできないかと。
まさか「満室!」って叫ぶことになるとは(笑)。
―そこからどのようにして「人類の進化の歴史とラブホの部屋探しを重ねる」というテーマになっていったのでしょう?
高樹:一度バタフライエフェクトからは離れて、自分たちが今生活してる環境は、何が起こったことによってこうなってるのかをテーマにしてみようと思ったんです。それで、人類が初めて立ち上がったときからの歴史と、歓楽街でウロウロしてる人たちを、オーバーラップさせて書いてみてくれないかってRHYMESTERに伝えました。初めて立った人類と我々をつないでるのは「性」なので、そこは盛り込まないとダメだと思ったんですけど、そうこうしてるうちにおかしなことになっちゃいましたね(笑)。まあ、あんまり真面目なことを歌うのはトラックにもそぐわないですし。
―ファンキーな曲だから、セクシャリティーがテーマに入ってくるのは自然と言えば自然で、ただそれをKIRINJIとRHYMESTERが書いたらこんなことになるのかっていう(笑)。
高樹:まさか「満室!」って叫ぶことになるとは(笑)。歌の中で叫ぶのは、「フリーダム!」とか「パワー・トゥ・ザ・ピープル!」とかだろって(笑)。
まあ、おっしゃったように、ファンクなのでセクシャリティーを感じるものは盛り込みたいじゃないですか? で、アレンジの段階でアフロっぽい要素もあったから、単純に「アフロっぽい要素=アフリカ」「セクシャリティー=ラブホ」みたいな(笑)。まあ、セクシャリティーを歌うか、アフリカの大地を歌うか、どっちかに絞るのが普通かもしれないけど、バタフライエフェクトの話が最初にあったから、これをつなげちゃおうってことだったんですよね。
「ポップスとは何か」というのは特に意識してないんです。結局同じことを拡大再生産するだけじゃないですか?
―『ネオ』は本当に普遍的かつ先進的な、素晴らしいポップスのアルバムだと思います。改めてお伺いしたいのですが、高樹さんは「ポップス」という言葉をどのように捉えていて、普遍性と先進性のバランスというのをどのようにお考えなのでしょうか?
高樹:昔からKIRINJIが好きだった人が好むものって、たとえば山下達郎さんや大滝詠一さんのような音楽だと思うんです。あの辺の方たちがベースになっていろんなことが始まっていますよね。だから、ああいうものをやっていれば怒られないというか(笑)、安心して聴ける「良質なポップス」と言われるわけですけど、ただ彼らがあの音楽を作ったときって、それが先進的だったと思うんですよね。
達郎さんも古いR&Bやドゥワップが好きだけど、かといって、それをやっていたわけではない。当時のいろんな音楽から影響を受けて、アップトゥデイトな音楽をやってくうちにそれが定着した。そして我々の世代がそういう音楽を聴きながら、KIRINJIを始めたりしたわけです。
―受け継がれている部分が当然あるわけですよね。
高樹:ただ、先人たちからの影響を受けて、今音楽をやるというときに、彼らが作った枠に捉われてしまうと、それ以上何も起こらないですよね。そういう気持ちは強くあって、だから「ポップスとは何か」とか「これはポップス、これはポップスじゃない」というのは特に意識してないんです。結局同じことを拡大再生産するだけじゃないですか?
―枠としてのポップスを意識してしまうと、そうなっちゃうということですよね。
高樹:そうそう。だから、何がポップスなのかって僕はよくわからないけど、ポップスに影響を受けてポップスを作るんじゃなくて、なるべく関係ないところから影響を受けたり、着想を得たりして、音楽を作るようにしたいと思っているんです。
―逆に言えば、枠を気にすることなく、アップトゥデイトな音楽を作るということが、ポップスの要件なのかもしれないですね。そして、高樹さんはこれまでも「ポップス」という枠は意識していなかったけど、もしかしたら「KIRINJI」という枠は意識していたのかもしれない。でも、今回はそこすら意識しなかったからこその突破力が出たのかなって。
高樹:そうかもしれないですね。KIRINJIは自分が引き継いだという気持ちがあるから、やっぱり自分が中心でなきゃいけないって、『11』のときは思っていたんです。
でも、『11』と『EXTRA 11』を作って、ライブも結構やると、自分のあずかり知らぬところで、メンバー間でいろんなことが起きていたりするんですよね。段々そういうことが面白いと思えるようになってきて、であれば全部自分が歌う必要もないし、自分の表現じゃなくて、六人のKIRINJIの表現として新たに提示しないと、何も変わらないというか、面白味のない作品にしかならないんじゃないかって気がして。だから、今回は10曲あって僕は半分しか歌ってないけど、それでも十分というか、作品としての強度はむしろ上がった気がしているんです。
―『ネオ』は6人組としてのKIRINJIにとって、本当の意味での1stアルバムと言えるかもしれないですね。このタイトルは、どのタイミングで決まったのでしょうか?
高樹:全曲のミックスが出揃った、マスタリング前のときかな。とにかく刷新したんだってことを伝えたいわけですよ。それを伝えるいい言葉がないかなって思ったときに、最初は「ニュー」だったんですけど、それはあんまり面白くない。で、「ネオ」というのは、「かつてあったものが、新しくなった形」を表すときにつく接頭語なんです。だったら、それが今作にふさわしいなって思ったんですよね。
- リリース情報
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- KIRINJI
『ネオ』初回限定盤(CD+DVD) -
2016年8月3日(水)発売
価格:3,996円(税込)
UCCJ-9212[CD]
1. The Great Journey feat. RHYMESTER
2. Mr. BOOGIEMAN
3. fake it
4. 恋の気配
5. 失踪
6. 日々是観光
7. ネンネコ
8. あの娘のバースデイ
9. 絶対に晴れて欲しい日
10. 真夏のサーガ
[DVD]
・“The Great Journey feat. RHYMESTER”PV
・“ONNA DARAKE!”ライブ
・“真夏のサーガ”ライブ
・“進水式”ライブ
※SHM-CD仕様
- KIRINJI
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- KIRINJI
『ネオ』通常盤(CD) -
2016年8月3日(水)発売
価格:3,240円(税込)
UCCJ-21381. The Great Journey feat. RHYMESTER
2. Mr. BOOGIEMAN
3. fake it
4. 恋の気配
5. 失踪
6. 日々是観光
7. ネンネコ
8. あの娘のバースデイ
9. 絶対に晴れて欲しい日
10. 真夏のサーガ
※SHM-CD仕様
- KIRINJI
- イベント情報
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- 『KIRINJI TOUR 2016』
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2016年9月22日(木・祝)
会場:石川県 金沢 AZ
料金:オールスタンディング6,480円(ドリンク別)2016年9月23日(金)
会場:京都府 磔磔
料金:オールスタンディング6,480円(ドリンク別)2016年9月25日(日)
会場:宮城県 仙台 CLUB JUNK BOX
料金:オールスタンディング6,480円(ドリンク別)2016年9月28日(水)
会場:東京都 お台場 Zepp Tokyo
料金:全席指定7,020円(ドリンク別)2016年10月1日(土)
会場:北海道 札幌 PENNY LANE 24
料金:オールスタンディング6,480円(ドリンク別)2016年10月8日(土)
会場:鹿児島県 CAPARVO HALL
料金:全席自由6,480円(ドリンク別)2016年10月10日(月・祝)
会場:福岡県 福岡イムズホール
料金:全席指定7,020円2016年10月15日(土)
会場:愛媛県 松山 WstudioRED
料金:全席自由6,480円(ドリンク別)2016年10月16日(日)
会場:岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM
料金:全席自由6,480円(ドリンク別)2016年10月26日(水)
会場:愛知県 名古屋 ダイアモンドホール
料金:全席指定7,020円(ドリンク別)2016年10月27日(木)
会場:大阪府 なんばHatch
料金:全席指定7,020円(ドリンク別)2016年10月30日(日)
会場:東京都 品川 ステラボール
料金:全席指定7,020円(ドリンク別)2016年10月31日(月)
会場:東京都 品川 ステラボール
料金:全席指定7,020円(ドリンク別)
- プロフィール
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- KIRINJI (きりんじ)
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1996年10月、実兄弟である堀込泰行(Vo,Gt)、堀込高樹(Gt,Vo)の二人で「キリンジ」を結成。1997年CDデビュー。2013年4月12日のツアー最終日をもって堀込泰行が脱退。<兄弟時代>17年の活動に終止符を打つ。以後、堀込高樹がバンド名義を継承、同年夏、新メンバーに田村玄一 / 楠均 / 千ヶ崎学 / コトリンゴ / 弓木英梨乃を迎えバンド編成の「KIRINJI」として夏フェス出演を皮切りに再始動。2014年8月、ニューアルバム『11』をリリース。2015年7月22日にはシングル『真夏のサーガ』、11月11日にはスペシャルアルバム『EXTRA 11』をリリースするなど、バンドならではの新機軸を次々と打ち出した。
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