RIP SLYMEが2016年10月6日から2017年2月26日まで、キャリア史上最長となる全国32か所36公演のライブハウスを回るツアー『Dance Floor Massive V』を開催している。このツアーでは全面的にライブを念頭に置いて制作された全3曲入りのコンセプトCD『Dance Floor Massive V』を会場内で販売している。ツアーとコンセプトCDのテーマは「BACK TO 90's」で、90年代リバイバルが盛り上がりを見せているストリートカルチャーの潮流をRIP SLYME流に昇華している。
またツアー前には招待制のレセプションパーティーも開催。ファンや関係者と近い距離でコミュニケーションを交わした。今なぜRIP SLYMEは過去最長のライブハウスツアーを開催することを望んだのか? また「BACK TO 90's」というテーマに寄せる思いや、フリースタイルバトルを端緒に勃興している現在のラップブームに対する見解も含めてRYO-ZとILMARIに語ってもらった。
今このタイミングで、僕たちの青春時代である90年代にあえて立ち返ったら面白いんじゃないかなと。(ILMARI)
―『Dance Floor Massive V』が始まっていますが、すごい公演数ですね。バンドがフレッシュな状態である、あるいはよりフレッシュな状態になることを求めていないとこれだけの本数のライブはやらないと思うのですが。
ILMARI:バンドの状態が2、3周して今フレッシュなのかも。
RYO-Z:そうだね。今回のツアーは90年代をテーマにやっているので、衣装も「BACK TO 90's」みたいな感じなんです。パーカーを着てAIR JORDANを履いて、みたいな。コスプレみたいだなと思ってみんな笑ったよね。香水もpolo sportとか90年代系のやつをつけたり(笑)。
ツアー『Dance Floor Massive V』の開催前に行なわれたレセプションパーティーの様子
―そこまで徹底してるんですね(笑)。
ILMARI:そういう遊びって感じで。
―ベテランでありながら、そういうB-BOY然とした衣装を着てもハマるのはRIP SLYMEとスチャダラパーくらいなのかなって。
RYO-Z:そう言っていただけるのはうれしいですね。でも、スチャさんのブレのなさはすごい。キャラクターもしかり、ずっと変わらないスタイルですもんね。
ILMARI:そうだね。ウチらはスーツのときもあるし、いろんな格好をしてるので。
―RIP SLYMEもここにきて、あらためて永遠のB-BOYであれみたいなモードなのかなと。「BACK TO 90's」って現行のストリートカルチャーにも見られるテーマ性でもあるじゃないですか。
RYO-Z:そう、今だからこそできる遊びだなと思って。今のタイミングを逃すとできなくなってしまうし。
ILMARI:僕たちの青春時代がリアルに90年代なので。青春時代とこれまで自分たちが経験したことを融合させるというか、今このタイミングでそこにあえて立ち返ったら面白いんじゃないかなと。
ツアー『Dance Floor Massive V』でのILMARI
RYO-Z:今回のコンセプトCDのトラックのテイストはべつに90年代ではないんですけどね。でも、たとえば、2曲目の“The Man feat. CHOZEN LEE from FIRE BALL”は、ラガマフィン的なトラックでCHOZEN LEEくんをゲストに呼ぶというアイデア自体が90年代的というか。
―たしかにそうですね。現行の90年代リバイバル的な流れについてはどんなことを感じていますか?
RYO-Z:ハンパなくオシャレ(笑)。我々のレーベルの新人でいうと、KANDYTOWNもそうだし。さっきちょうどウチのラジオ番組の収録があってKANDYTOWNのメンバーがゲストに来てくれたんですけど、僕らからしたらかわいいですよね。
ILMARI:彼らが生まれたのが90年代ですからね。だから、彼らに感じる90年代テイストは、いろんなところからいろんな要素をピックアップして昇華した自由度がある。僕たちの今回の新曲も、タイトルは90年代リバイバルっぽいけど、曲の中では新しい遊びをしているんです。
KANDYTOWONが僕たちのアンテナに引っかかるのはそういうフレーバーがあるからだと思います。それは、Suchmosしかり。Suchmosは、僕たちが主催している『真夏のWOW』に呼んで共演したんですが、彼らと共鳴していることを証明できたんじゃないかな。
―フックアップとかではなくてね。
ILMARI:そう、自分たちがカッコいいなと思ったミュージシャンたちと一緒にステージに立ちたいだけなんです。
RYO-Z:今度はKANDYTOWNにも『真夏のWOW』に出てもらいたいです。まだ彼らのライブを観たことないんですけど、大人数のクルーだからステージの景色は壮観だろうなあ。
ツアー『Dance Floor Massive V』でのRYO-Z
―ライブでもシティーボーイたちの不良感がクールなんですよね。彼らは地元が喜多見だからちょっと郊外寄りで、渋谷ともちょっと距離感がある感じが絶妙にクールなバランスを生んでいると思います。
RYO-Z:俺たちも渋谷とめっちゃ距離あったよね。地元が錦糸町だから(笑)。
ILMARI:でも、学校が渋谷だったからね。
RYO-Z:偽シティーボーイって感じでした(笑)。ILMARIさん、当時はすごいロン毛でしたよね? エンジニアブーツ履いて(笑)。うちの地元のシティーボーイといえばILMARIさんでしたから。
ILMARI:そんなことない(笑)。
僕らも90年代にフリースタイルでアピールしないとダメなのかなと思ったけど、KREVAみたいな存在が近くにいたから「俺らは出ていく場所がないな」って。(RYO-Z)
―90年代というところでいうと、お二人はフリースタイルバトルを端緒とした今の日本語ラップブームをどう見ていますか?
RYO-Z:いいと思います。ラップが全然聴かれてないよりいい状況だよね。
―RIP SLYMEはブーム云々とは別にポピュラーミュージックシーンの第一線でずっとラップの楽しさを提示してきたわけじゃないですか。
RYO-Z:まあ、だからフリースタイルのブームやカルチャーの盛り上がりが、ある意味ではハードルにもなります。今はあまりクラブにも遊びに行っていないけど、「おまえもフリースタイルやれよ」的な空気感とかもあるわけで(笑)。イルくんは、クラブに行ったら「フリースタイルやって」とか言われたりする?
ILMARI:そんなこと言われても絶対ノれないよ(笑)。
RYO-Z:イルくんは自分たちのライブですらフリースタイルを振られてもやらないしね。そこは断固とした決意があるよね(笑)。今、自分たちのライブでフリースタイルをやるときもあるんですよ。ドラムマシーンが2つあって、PESがそれを叩いてイルくんもサンプラーを叩いて。で、俺とSUくんはフリースタイルするんですけど。そのときのSUくんの照れくさい感じがハンパなくいいんですよ(笑)。
ツアー『Dance Floor Massive V』でのSU
ILMARI:僕はフリースタイルの楽しみ方を味わってこなかったし、上手くないからね。
RYO-Z:でも、今回のツアーではやってくれるんでしょ?
ILMARI:やらせたいだけでしょ(笑)。僕はヒップホップというジャンルの音楽性が好きなんです。The Pharcydeのこの曲、A Tribe Called Questのこの曲が好きって感じで。それで自分もこういう曲を作りたいなと思ったところから始まっている。ヒップホップと同時にロックも好きだし。
RYO-Z:イルくんはビートも作っていたし、ビートメイカーになってもおかしくなかったよね。
ILMARI:そうそう。だから、トラックメイカーになりたい人がいるように、バトルDJになりたい人もいるわけじゃないですか。その違いがあって。でも、YouTubeでフリースタイルの動画を見たりするのは楽しいですよ。
RYO-Z:エンターテイメントとしてたまらなく面白いよね。僕らも90年代にフリースタイルでアピールしないとダメなのかなと思ったときもあったけど、近いところにKREVAみたいな存在がいたから(KREVAは1999年から2001年まで『B-BOY PARK』のMCバトルで3連覇を達成し殿堂入りを果たした)、「あ、俺らは出ていく場所がないな」って思った(笑)。
ツアー『Dance Floor Massive V』の開催前に行なわれたレセプションパーティーの様子
ILMARI:KREVAはフリースタイルでのし上がって、そのスキルも上手く混ぜながら音源でもポピュラーな成功を収めた稀有な存在だよね。
RYO-Z:ホントに稀有。曲も売れてフリースタイルもできるすごい人だった。
―だから、KREVAさんは今のバトルシーンでも名前が挙がるんですよね。
ILMARI:そう。フリースタイルの実績もある分ね。僕らはそうじゃないから。RIP SLYMEの中で唯一バトルに出られるのはRYO-Zくんじゃないですか(笑)。
RYO-Z:出ないって!(笑)
一同:(笑)。
―見てみたいですけどね(笑)。ライブの時はRYO-Zさんはノリノリでフリースタイルするんですか?
RYO-Z:俺はラッパーになりきる(笑)。
―いや、最初からラッパーなんですけど(笑)。
RYO-Z:いや、性格的に僕は無理。ホントにバトルには全然出たくない(笑)。むしろ誰かを褒めるラップがしたい。「やっぱそのカットソー似合ってるね!」みたいなラップをするほうが合ってます(笑)。PESくんもけっこうフリースタイルできるんだけどね。
FUNKY GRAMMAR UNIT(1990年代にRHYMESTERを中心に結成され、RIP SLYME、EAST END、KICK THE CAN CREWなどが所属するクルー。略称FG)周りでいえば、最初にシーンに名前を売るためにK.I.Nさん(Mellow Yellow)がフリースタイルを始めたんです。だからクレちゃん(KREVA)もPESも最初はK.I.Nさんの影響がデカかったと思う。
ツアー『Dance Floor Massive V』でのPES
ILMARI:昔はイベントに3組か4組出て、最後に新人がアピールできるフリースタイルの時間があったんですよ。そこでキャラの濃いラッパーは目立っていたけど、あんまりバトルという感じではなかった。
RYO-Z:もっとユニティーって感じだったよね。でも、どこそこのクルーがFGをディスってるとなったら、クレちゃんなんかは烈火の如くフリースタイルをかましてたよね。あれはすごいなって思った。
ライブハウスシーンでは、そもそもヒップホップを聴いたことがないという人も多かったし、僕たちは結構マニアックな存在だった。(RYO-Z)
―一方で、RIP SLYMEは今回のツアーとコンセプトCDもそうですけど、ヒップホップにおけるパーティー性でありマイクリレーのエンターテイメント性を徹底して貫いてきた。
ILMARI:昔のヒップホップシーンの相関図があったとして、そこでもRIP SLYMEはすごく変な立ち位置だったんですよ。それがけっこう居心地よかった。あくまで自分たちのクリエイティブを追求していたからだと思うんですが。
ツアー『Dance Floor Massive V』の開催前に行なわれたレセプションパーティーの様子
RYO-Z:やっぱり腰が低いというかね(笑)。そこはずっとブレてないです。メインのところにいないから矢面に立たないっていう。
―ただ、今回のコンセプトCDのRYO-Zさんのバースは全体的にけっこうアグレッシブですよね。パーティー性の中に攻撃性も垣間見られるというか。
RYO-Z:そうですかね!?
ILMARI:だからRIP SLYMEの中でRYO-Zくんが一番ラッパー然としていると思う。
RYO-Z:それも演じている感じなんだよ。1曲目の“Check This Out”でも「この曲をチェックしろよ!」というニュアンスもそういうラッパーのキャラクターになりきらないと言えない。『10』(2015年に発表された10枚目のアルバム)に、田舎から出てきてホストを目指す男の子の設定でラップした“メトロポリス”という曲があるんですけど、あれもマジで自分だと思われたらかなり怖いじゃん(笑)。だからこ、そこはある種のファンタジーなんですよ。
ILMARI:だからファンタジーとしてバトルに出てばいいじゃん(笑)。
RYO-Z:イヤだよ(笑)。あとは、僕たちのキャラクター性って90年代にライブハウスでライブをやっていたというのもデカいと思うんです。最初にライブをやったのは下北沢251で、まだ下北沢チョコレートシティという店名だったとき。
ライブハウスってチケットさえちゃんと売ればクラブより安く借りられるからいいんだよね。でも、ライブハウスシーンでは、そもそもヒップホップを聴いたことがないという人も多かったし、僕たちは結構マニアックな存在だったんです。
―そういう原点を持っているRIP SLYMEが今あらためて<Check This Out>とラップしているのは感慨深いものがありますよね。
RYO-Z:タイトルとしてかなり直球ですからね。
―Beastie Boysの“Ch-Check It Out”的な。
RYO-Z:そうそう。“In the House”とかも今なら2周も3周もして面白く言えるという。僕たちはそういうことを面白がって言える立ち位置にいると思います。
やっぱり体を動かしていたい。現場に行って体を動かしているほうが得るものが多いです。(ILMARI)
―ツアーが始まったばかりですけど、手応えはどうですか?
RYO-Z:初日の横浜からトップギアに入ってますよ。基本的にいつもこの『Dance Floor Massive』シリーズはテンションが高いんですけど、ド頭からドカーンといいスタートを切れて楽しんでいます。
ILMARI:去年の秋からホールツアーを回って、春フェスに出て、『真夏のWOW』を開催して、夏フェスに出て、今回のライブハウスツアーときているので、ライブ尽くしですごく楽しいです。
RYO-Z:ずっとライブをやってるんですよね。
―これだけの数のライブを今やるというのは、どういう理由からなんでしょう?
ILMARI:メンバーにはそれぞれいろんな想いがあると思うんですけど、やっぱり体を動かしていたいんです。現場に行って体を動かしているほうが得るものが多い。ライブ慣れもするし、いろいろなアイデアも浮かんで、こういう曲を作りたいという欲も出てくる。
―あらためて現場至上主義に立ち返りたいというところもある?
RYO-Z:そうですね。今回の『Dance Floor Massive』のコンセプトとして、細かくいろんな土地を回ろうと。実はまだライブで行けていない土地もいっぱいあるので、そういう意味でも細かくステアリングして、ライブをいっぱいやっていこうというモードになっています。
ツアー『Dance Floor Massive V』でのFUMIYA
―もっと新しいリスナーと出会いたいという欲求もあるのかなと。
RYO-Z:うん、まだ序盤ですけど、長野と富山も初めて行って。でも、爆発的な盛り上がりというか、初めての場所でもお客さんのノリがすごいんですよ。高崎も初めてだよね?
ILMARI:前橋は行ったことあるけど、高崎は初だね。あと、「近くまで来るんだったらライブ見に行くよ」というお客さんもいるじゃないですか。
―一見さんは特にそうですよね。
ILMARI:実際に初めてライブを見たというお客さんもいっぱいいたんです。そうやって初めてRIP SLYMEのライブを見るお客さんにワンマンのフルセットを見てもらえるのは貴重な機会だと思っています。
RYO-Z:あと、いろんな地方のうまいもんを食いたかった(笑)。
―それもデカいですよね(笑)。
―ツアー前に招待制のレセプションパーティーをやったのもお客さんと近い距離でコミュニケーションをとりたいと思ったからですか?
RYO-Z:そうですね。あと、それこそ90年代の身内ノリのカッコよさみたいなムードをレセプションパーティーでも出せたかなと思っていて。すごく楽しかったですね。
ILMARI:媒体関係の人ともライブ後だとなかなかゆっくり話せなかったりするので。お酒を飲んで食事しながらいろんな人と自由な感じで話せて楽しかったです。
ツアー『Dance Floor Massive V』の開催前に行なわれたレセプションパーティーの様子
ツアー『Dance Floor Massive V』の開催前に行なわれたレセプションパーティーの様子
―でも、キャリアを考えたらRIP SLYMEがそういった、人数を絞ったイベントをやって、ここまで細かくツアーを回ること自体に驚きを覚える人は多いと思います。しかもライブハウスツアーですから。
ILMARI:でも、このツアーが終わったらしばらくライブはやらないかもしれない(笑)。
RYO-Z:12月は、このツアーの間にクリスマツアーも開催するんです。それが5本ある。ライブやりまくりですね。
ILMARI:そういう年があってもいいですよね。
―ツアーは年明けまで続きますけど、2017年の展望もすでにありますか?
ILMARI:やっぱりこれだけライブをやったら制作にフィードバックしたいです。
RYO-Z:アルバム作りたいね。
―自ずとライブ感に富んだ内容になるでしょうね。
RYO-Z:そう! 今回のコンセプトCDもツアーを前提にした曲作りだったから。基本的に俺たちはライブでどうやるかを想定して曲を作っているけど、今回の3曲は特にそう。だから、このツアーが終わったときに自分たちがどういうモードになっているか、すごく楽しみです。
- イベント情報
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- 『RIP SLYME TOUR 2016 -2017 "DANCE FLOOR MASSIVE V" TOUR』
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2016年11月15日(火)
会場:京都府 FANJ2016年11月16日(水)
会場:兵庫県 Kobe SLOPE2016年11月18日(金)
会場:高知県 CARAVAN SARY2016年11月20日(日)
会場:岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM2016年11月23日(水・祝)
会場:山口県 周南 RISING HALL2016年11月24日(木)
会場:熊本県 B.9 V12016年11月26日(土)
会場:鹿児島県 CAPARVO HALL2016年11月27日(日)
会場:宮崎県 WEATHER KING2016年11月29日(火)
会場:大分県 DRUM Be-02016年11月30日(水)
会場:長崎県 DRUM Be-72017年1月14日(土)
会場:新潟県 LOTS2017年1月15日(日)
会場:宮城県 仙台 Rensa2017年1月22日(日)
会場:神奈川県 川崎 CLUB CITTA'2017年1月28日(土)
会場:北海道 札幌 ファクトリーホール2017年2月1日(水)
会場:福岡県 DRUM LOGOS2017年2月2日(木)
会場:福岡県 DRUM LOGOS2017年2月4日(土)
会場:広島県 BLUE LIVE HIROSHIMA2017年2月5日(日)
会場:香川県 高松 festhalle2017年2月8日(水)
会場:愛知県 名古屋 ダイアモンドホール2017年2月9日(木)
会場:愛知県 名古屋 ダイアモンドホール2017年2月11日(土)
会場:大阪府 なんばHatch2017年2月12日(日)
会場:大阪府 なんばHatch2017年2月17日(金)
会場:東京都 お台場 Zepp DiverCity Tokyo2017年2月18日(土)
会場:東京都 お台場 Zepp DiverCity Tokyo2017年2月26日(日)
会場:沖縄県 ナムラホール
- リリース情報
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- RIP SLYME
『Dance Floor MassiveV』(CD) -
ライブ会場限定CD
価格:1,300円(税込)
WPCL-12491. Check This Out
2. The Man (feat. CHOZEN LEE from FIRE BALL)
3. In The House※iTunes、レコチョク他にてデジタル配信中(“In The House”を除く)
- RIP SLYME
- プロフィール
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- RIP SLYME (りっぷ すらいむ)
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RYO-Z、ILMARI、PES、SU、DJ FUMIYAからなる4MC&1DJヒップホップユニット。1994年に結成。2001年3月にシングル『STEPPER'S DELIGHT』でメジャーデビュー。幅広い層に親しまれる洗練された独自のポップセンスと、コアなリスナーをうならせる高次元で織り成されるラップのかけ合いを両立させたサウンドが魅力。国内のヒップホップユニットとして初めての日本武道館ワンマンライブを行い、日本にヒップホップ文化を広く浸透させる。2015年9月30日、待望の10thアルバム『10』をリリース。2016年10月6日より、キャリア史上最長となる全国32か所36公演のライブハウスを回るツアー『Dance Floor Massive V』を開催、会場内で全3曲入りのコンセプトCD『Dance Floor Massive V』を販売している。
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