evening cinemaの原田夏樹。今のうちにこの名前を覚えておいて、きっと損はない。約2年前から、Suchmos、Yogee New Waves、never young beach、Awesome City Club、LUCKY TAPESなど、25歳前後の人たちを中心にインディーシーンが盛り上がり、「シティポップ」なんていうキーワードが広まったりもしたが、それらのバンドは今、それぞれが活躍のフィールドを広げ、「シティポップ」という括りもほぼ聞かなくなかった状況にある。evening cinemaは、その次の世代の新たなシーンを牽引する存在になるはずだ。
原田の特徴は、「哲学」を大学院で専攻していることにある。大瀧詠一、岡村靖幸、SMAP、さらにはYogee New Wavesなどの「サンプリング」の仕方も、哲学の研究とつながっているという。哲学を勉強しているからこそ分かる人間の心情を揺さぶる歌詞の書き方も、ずるい。ソングライターとして大きな可能性を秘めている青年は、哲学の知識も、音楽への考え方も、そして「愛」に対する深いエモーションも、すべて誠実に語ってくれた。
芸術、音楽、文学、すべてつながっているんじゃないかなと思って、思想や哲学にのめり込んでいきました。
―今、おいくつですか?
原田:23歳で、今年から大学院生です。
―大学院でなにを勉強してるんですか?
原田:哲学です。専門でやってるのは、知覚で。知覚にもいろいろあって、視覚領域とかは結構研究が進んでいるんですけど、聴覚の問題が、海外ではそこそこホットなのに、日本ではあまり研究されてないんですよ。僕としては、やっぱり音楽が好きだから、「耳で感じることの重要性」みたいなことを研究したくて。
―大学でも哲学を専攻してた?
原田:そうですね。でも大学のときは、わりと広く勉強してました。認識一般の問題もやったし、なぜ全然違う心を持った他人と同じ言葉を喋ってコミュニケーションできるのか、とか。
―めっちゃ気になるんですけど、深く聞いていくとそれだけで取材時間が終わってしまいそうなので……(笑)。そもそも、なぜ哲学を専攻しようと思ったんですか?
原田:あ、それは必然だったんです。僕、大瀧詠一さんが大好きなんですけど、彼が主張している「分母分子論」っていうのがあって。
―大瀧さんが論じたポップス論ですね(明治以来、日本の音楽はすべて洋楽=「世界史」からの輸入であり、その後は「世界史」を分母に邦楽=「日本史」が生まれるようになって、さらにその「日本史」を分母にした新たな邦楽=「日本史」が生まれている、という論考。1983年、雑誌『FM fan』に掲載)。
原田:そう。一方で、柄谷行人という思想家・文芸批評家が、文学についてのインタビューで、「日本の近代小説に完全なオリジナルはなくて、西洋からの輸入のうえに対して、日本人の感性が乗っかって成立している」みたいなことを言っていて。「音楽でいうと、大瀧詠一が言っていることだよね」って言ってたんですよ。
そこで「あれ?」と思って。それから、考え方とか構造的、形式的な部分というのは、芸術、音楽、文学、すべてつながっているんじゃないかなと思って、思想や哲学にのめり込んでいきました。
今、ceroとかSuchmosは、わりと世界史を取り入れているけど、僕がやりたいのはそういうことではなくて。
―evening cinemaがスタートしたのは2015年ですよね?
原田:そうですね。2年前の8月とか。
―それまでバンドはやってたんですか?
原田:いや、これが初めてのバンドなんです。それまで曲は少し作ったりしてたんですけど、“jetcoaster”という曲ができたときに、「この方向性だったらバンドをやりたいかも」「一人で作ってるだけじゃなくて、外に向けて発信したいかも」と思って、バンドを結成したのがスタートでした。
―その「方向性」っていうの、具体的に言語化できますか?
原田:僕、松田聖子さんとかSMAPも、すっごく好きなんですよ。それまでは、ナンバーガールみたいな、ギターがかっこいい曲を作ってたんです。でもやっぱり、自分が一番大切にしたいのはメロディー、歌だなと思って。
“jetcoaster”ができたときに、うまく言葉にはできないんですけど、自分で「きたな」って思ったんです。これだったら、とりあえずネットにアップすれば、どこかしら声かけてくれるんじゃないかなって。そしたら本当に、今のレーベルが声をかけてくれました。
―大瀧さんが大好きだというのも、メロディーや歌の部分が大きいですか?
原田:そうですね。自分の根っこには、THE BEATLESがあると思っていて。こういう言い方あれだけど……作曲をする点では、THE BEATLESの曲を10曲20曲コピーすれば、多分、ある程度誰でも曲を書けるようになると思うんですよ。ある程度のパターンとかが詰まっているから。
「分母分子論」でいうと、僕が尊敬している1970~80年代ミュージシャンの人たちって、世界史を分母にして日本史を乗っけてたんですよね。で、日本のニューミュージック全盛を迎えて以降、その日本史を分母にした日本史に転倒したって、大瀧さん本人も言っていて。
今、ceroとかSuchmosは、わりと世界史をガンガン取り入れているほうだと思うんですけど、僕がやりたいのはそういうことではなくて。「日本史分の日本史」(洋楽から影響を受けた邦楽をベースにした邦楽)を作りたいと思ってます。日本人の感性、心を大事にしたいんです。
Yogee New Wavesと同じ括りだったら嬉しい。でも、欲張ると、やってることは全然違うと言いたい。
―日本史分の日本史を作ろうと思ったときに、大瀧さんやはっぴいえんど、あとプロフィールにファイバリットとして挙げている岡村靖幸さんなどがやってることをそのままやっちゃうと、単なる「パロディー」になるし、リスナーも「懐かしいね」で終わってしまうわけじゃないですか。いかにして2017年の新しい音楽として更新させるのか、原田さんのなかで意識してることってありますか?
原田:具体的な方法論として言うと、引用を最近のものからではなく、古いものから引っ張ってきて、当時のメロディーとかの感性は大切にしつつ、僕らが今使えるツール、それこそDAWなりサンプラーなりを使って、当時出せなかったはずの音とかやれなかったはずの作り方をやる、というイメージですね。
―引用でいうと、2ndミニアルバム『A TRUE ROMANCE』にも、分かりやすいサンプリングが散りばめられてますよね。1曲目“true romance”と2曲目“わがまま”をつないでいる、ラジオDJっぽい音とか……。
原田:あれは、ピチカート・ファイヴがあのフレーズをいろんな曲で使っているんですけど、そこから引っ張ってきました。あと“わがまま”でいうと、一番の最初の出だしが<青く澄んだ眼差しで>なんですけど、岡村靖幸さんの“だいすき”の<赤いブーツとやけに>という出だしに、譜割りも寄せて、赤を青に変えて、みたいなことをやりました(笑)。
引用するときに、なにをどうチョイスするのか、というのがその人の個性になるんじゃないかなと思ってます。それが「センス」ということなのかなって。Suchmosだったら、アシッドジャズをベースにしているのが彼らの個性になってるし。
―現行のインディーシーンも、結構聴きますか? それこそSuchmosとか、never young beach、Yogee New Waves(以下、Yogee)とか。
原田:聴きますね。そこだと、やっぱりYogeeが一番好きなんですよね。ボーカルに一番エモさというか、感情の表出を感じるから。それにYogeeは、角舘さん(Yogee New Wavesのボーカル)が歌わないと成立しないんですよ。「あれはあのボーカルじゃないとダメ」っていうふうに思わせるボーカリストですよね。
―年齢やデビュー時期でいうと、原田さんはYogeeたちより「一世代下」というふうに言えると思うんですね。で、Yogeeも何度も取材させてもらっているのですが、角舘さんもフェイバリットにはっぴいえんどや松田聖子を挙げていて、それが楽曲にも表れていて。意地悪な質問になってしまうけど、evening cinemaを聴いて、「Yogeeの後追いだね」みたいなことを言われたり、ネットで書かれたりすることが……。
原田:多分あると思います。
―その辺に関してはどう思ってますか?
原田:バンドをやる前にYogeeとかがグワッと出てきたので、リスナー側で観てた側なんですよ。だから、たとえばYogeeのCDの横に僕らのCDが並んだら、僕からしたら「まじか」みたいな(笑)。同じ括りだったら嬉しいし、それはそれでいいんですけど……でも、欲張ると、やってることは全然違うと言いたい。
今はインディーズでやってるけど、僕はお茶の間に流れるポピュラーミュージックをやりたいと思っていて。Suchmosがすごいのは、一見間口が狭そうに見えて、実際はCMで流れていて人気がある、というところだと思うんです。でも僕の場合は、お茶の間で流れるべくして流したいと思ってます。誰が聴いても「これJ-POPだね、J-POPとしていい曲だね」って思われたい。つまり、カルチャーとかの知識がない人たちも含めて、みんなが一緒の熱量で盛り上がれる音楽を提供したいんです。
―そこを目指したいのは、日本のポップス史を継ぎたいから?
原田:そうですね。僕はやっぱり、音源至上主義なので。逆を言えば、僕は逆立ちしたって、Suchmosみたいにストリートカルチャーからファッションカルチャーまでひっくるめてのし上がっていこうぜ、ということはできない。自分にはできないことで他人ができるすごいことをしっかり見極めたうえで、自分にできることはなにかを考えたいです。
これが僕の思い描く、音楽の魔法を広めるための一番の理想形なんです。
―大学院で研究してる哲学の知識と、大衆に向けたポップスの作り方って、なにかつながる部分はあったりしますか?
原田:ありますね。すごくややこしい話になって申し訳ないんですけど……分野としては「音楽作品の存在論」になると思うんですけど、「音楽作品のオリジナリティー」みたいな問題があって。たとえばTHE BEATLESの“Yesterday”を僕がコピーして歌ったものと、他の人がコピーして歌ったものは、演奏した音の集まりとしては違いますよね。じゃあなんでそれを同じだって言えるの? みたいな……これって、著作権とか引用の問題にも絡まってくるし、「オリジナル」というものを考えるなかで避けては通れない視点なんですよ。
音楽を作るうえでも、そのギリギリのラインを自分のなかで見極めようとしているというか。「これはやったらニヤついてもらえる」というラインと、「これやったら反感を買う」というライン、「これやるんだったら原曲聴いたほうがよくね?」って思われるライン、そこを今は感覚でしか探れてないんですけど答えを見つけようとしています。
―それこそ今は、すぐに「パクリ」って叩かれる時代とも言われていて、オリンピックのエンブレム問題も象徴的でしたけど、遡ると、大瀧さんも『A LONG VACATION』(1981年、大瀧詠一のアルバム)を出したあとに、「盗作とも言われたけど、あれは分母の確認だ」と言ってましたもんね。
原田:『A TRUE ROMANCE』は、実は『A LONG VACATION』と語呂を一緒にしたかったんです(笑)。ジャケットの彩りも、『A LONG VACATION』みたいに白枠を使いたいと思って。
evening cinema『A TRUE ROMANCE』(Amazonで見る)。町田ヒロチカがイラストを担当
―あ、なるほど!
原田:アニメとかマンガの世界って、二次創作が進んでいるじゃないですか。あれってやっぱり文化を推し進める原動力だと僕は思っているんですよ。音楽の場合も、サンプリングという技術ができあがってからは進んでいると思うんですけど、やっぱりもっともっとあっていいんじゃないかと思っていて。
たとえば、インタビューなりラジオなりで星野源さんがD'Angeloに言及したとき、もしかしたら星野さんを大好きな女子高生のファンが、D'Angeloをバッと聴く、みたいなことがあるかもしれないですよね。これが僕の思い描くパターンというか、音楽の魔法を広めるための一番の理想形なんです。
「君のヒーローにはなれない」という視点を常に持ってないと、好きな人に対して傲慢になっていってしまう。
―原田さんが書く歌詞についても聞かせてください。『A TRUE ROMANCE』には、ラブソングが6曲収録されています。シンガーソングライターって、「愛とか恋とか歌いたくない。そういうのは恥ずかしい」みたいな人もいるじゃないですか。でも原田さんは、愛とか恋を、どストレートに歌われていますよね。そこはなぜでしょう?
原田:ラブソング、足んなくないすか?
―足りない?
原田:もっとあっていいと思う。特にインディーズシーンで、もっとどストレートのラブソングがあっていいと思うんですよね、僕は。一歩間違うと歌謡曲的になりがちなくらいの歌詞が、もっとあっていいと思う。
―「ラブソング、足んなくないすか?」って言うミュージシャン、日々いろんな人をインタビューさせてもらっているなかでも、結構珍しい気がします。逆に、「J-POPはラブソングばっかり」と指摘する人のほうが多いです。
原田:まあ、そうですよね。でも、いくらあっても足りないと思うんですよ。僕は、ラブソングがポップスの中心を担うべきだと思っているというか、それこそ1950~60年代のオールディーズを聴くと、ラブソングしかないわけですから。それでも人は、いまだにラブソングを聴くわけじゃないですか。
ラブソングが一番端的に心を動かせるんだと思うんです。歌を大事にしたいという話ともリンクするんですけど、この歌声、このメロディー、そしてこのメッセージ、全部を総動員して相手の感情を揺さぶりたいっていう眼目が僕にはあって。歌詞で言えば、松本隆さんを尊敬してるんですけど、松本さんはあらゆる曲で「感情を揺さぶってやる」って絶対に思ってますよね。
―それこそYogeeの角舘さんも、「僕は愛しか歌えない」とインタビューで言っていて……。
原田:あ、俺、あの記事(音楽家という役割を引き受けた、Yogee New Waves角舘の決意)10回くらい読みましたよ!(笑) めっちゃいいインタビューですよね。
―ただ、角舘さんの場合は愛の幸せな側面を歌ってる印象が強いけど、原田さんの場合は切ない側面を歌ってることのほうが多いし、角舘さんは「ヒロイズム」を掲げて歌っていて、インタビューでも「愛するもののヒーローでいたい」と言ってたけど、一方で原田さんは……。
原田:<ヒーローになれるはずないじゃん!>(“jetcoaster”)って(笑)。
―そう、そうなんです(笑)。
原田:「君のヒーローにはなれないんじゃないか」っていう疑問視する視点を常に持ってないと、どうしても好きな人や恋人に対して傲慢になっていってしまうというか、おごりが生まれてきてしまうと思うんですよ。「僕に君を満足させることはできるのだろうか」みたいな視点をいつも持ち合わせておくのは、非常に大切なことだと思っています。
―愛し続けるために、常に相手の存在を一歩だけ手の届かないところに置いておくというか。
原田:自分を一歩低く見積もっておくというのは、音楽をやるうえでも、恋愛するうえでも、友達と付き合ううえでも、すごく大事にしていることですね。それを直視することが、一番表現の場面でできることだな、とも思います。
―原田さんが書く歌詞って、「男女は分かり合えない」というマインドが常に浮かび上がってるなと思ったんです。
原田:はい、分かり合うことは絶対できないと思っています。それは多分、哲学をやってるから芽生えた考えだと思うんですけど。「他者の心は分からないだろう」っていう立場があるんですけど、そういうのを読むと、他人と完全に分かり合うのは絶対に不可能だなって。
―ただ、“わがまま”の歌詞で印象的だったのは、分かり合うことはできないけど「分け合うことはできる」と歌っていることでした。
原田:他人とは分かり合えないんだけど、同じ経験を積むことはできるので。ひとつの経験を誰かと分有すること、分け合うことはできると思っているし、その経験こそが、唯一僕らをつなぎとめているものだと思うんですよね。
あんまり他人に恋愛事情を言わないほうがいい。恋愛は魔法なんです。
―今回のタイトルを「A TRUE LOVE」ではなく「A TRUE ROMANCE」にしたのは、重要なポイントかと思ったのですが、いかがですか?
原田:大事ですね。「ラブ」じゃなくて「ロマンス」なんですよね、僕が描きたいのは。ひとつは、僕がロマンスに持つイメージに、「秘密」とか「魔法」というイメージがあるからです。他人には見せちゃいけない部分みたいな。
もうひとつは、「ラブ」というと危うさが伴わない感じがしていて。「ロマンス」というと、危険な感じがするじゃないですか? 「危険なラブ」って、あまりいい印象ではないというか。
―不倫とかかな?(笑)
原田:でも「ロマンス」だと、危うさも含められると思うんですよね。今回歌詞カードに、「The course of true love never did run smooth」というシェイクスピアの引用を書かせてもらったんですけど、これを一言で言うと「ロマンス」だと思うんです。本当の愛ってそんな簡単にいくものではないと思うし、簡単にいってしまったら、思い入れとかが生まれないかもしれない。
切なさとか悩み、苦悩、嫉妬、愛あるがゆえに憎んでしまうこととか……必ずしも「ロマンス」っていいことばかりではないけど、そういうことがなかったら、僕らのロマンスはつまらないものになってしまうと思うんです。悲しいこととか切ないことって、人間は本能的に拒絶したいと思うんですけど、それって本当は美しいものなんじゃないかなって。この作品で「テーマはロマンス」と言ったのは、逆にそういった側面を強く描きたいとずっと思ってたからなんですよね。
―原田さん、友達に自分の恋バナとかしたりします?
原田:僕、あんまり他人に恋愛事情を言わないほうがいいと思ってるんですよ。友達同士で「うちの彼氏がさ」みたいな(笑)。ああいうふうに言ってしまうのはもったいないと思いますね。
―それはなんでですか?
原田:言わないほうがいいです、絶対。というのは、恋愛は魔法なんです。それを二人以外の人に公開することによって、その魔法が解けていっちゃうんですよ。
「好きになったんだけど思いを伝えられない」みたいなことも、第三者には打ち明けずにひとりで苦悩したほうがいいんです。魔法は魔法のまま保存したほうが、本当のロマンスになると思う。で、ひとりで誰にも見えないところで苦悩するようなシチュエーションになったときに、一番似合うBGMがこれ(『A TRUE ROMANCE』)です! っていう(笑)。
- リリース情報
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- evening cinema
『A TRUE ROMANCE』(CD) -
2017年5月17日(水)発売
価格:1,728円(税込)
LUCK-20011. true romance
2. わがまま
3. night flight
4. her song
5. lonely night
6. 傷痕
7. jetcoaster(unplugged ver.)(ボーナストラック)
- evening cinema
- イベント情報
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- CINRA×Eggs presents
『exPoP!!!!! volume97』 -
2017年5月25日(木)
会場:東京都 渋谷 TSUTAYA O-nest
出演:
evening cinema
ORESAMA
PELICAN FANCLUB
ササノマリイ
indischord(オープニングアクト)
料金:無料(2ドリンク別)
- CINRA×Eggs presents
- プロフィール
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- evening cinema (いぶにんぐ しねま)
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フェイヴァリットアーティストに大瀧詠一、岡村靖幸、Steely Danを挙げるボーカル兼コンポーザー原田夏樹を中心に2015年結成。80年代ニューミュージックに影響を受けたメロディーセンスと現代の20代男子の瑞々しい感性で90年代初頭のポップスをアップデート。無名の新人ながら蔦谷好位置氏も感嘆したその作家能力に注目が集まり、2016年7月1stミニアルバム『Amost Blue』でデビュー。
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