人生とは、不確かなことの連続だ。たとえ毎日決められた時間に会社へ行き、将来設計までしっかり立てている人だって、明日、否、次の瞬間になにが起きるのかは、実際のところ誰にも分からない。いいことがあれば、悪いこともある。その逆もまた然り。だからこそ私たちは、「今、この瞬間」を存分に生ききるしかないのだろう。
吉田兼好が今から600年以上も前に執筆した随筆『徒然草』。「つれづれなるままに」で始まるあの古典には、200以上の段があり、その第189段には、「人生は不確かなことの連続だから、そのことを胸にとどめておくと良い」というメッセージが綴られている。
今回、「サントリー天然水 GREEN TEA」のプロモーション企画として5組のアーティストが『徒然草』を再解釈し、楽曲を制作する『徒然なる トリビュート』連載がスタート。その第1弾アーティストに選ばれたフジファブリックは、このメッセージを元に“O.N.E”という楽曲を作り上げた。
今年でデビュー15周年を迎えるフジファブリック。振り返れば彼らの活動はまさに「不確かなことの連続」だった。「自分らしくありのままで生きる」ことができるようになるまでには、どのような試行錯誤があったのだろうか。
(『徒然草』の時代は)ネットなんてなかったけど、その頃に不便と感じていたことは今も変わらないんだなって。(金澤)
—『徒然草』のメッセージを再解釈して楽曲に落とし込むという、今回のユニークなオファーについて率直にどう思いましたか?
山内(Vo,Gt):まずは「面白いなあ」と思いましたね。『徒然草』がそもそも200段以上もあるってことにも驚きましたし(笑)。
金澤(Key):最近は新元号の「令和」が『万葉集』の引用であるとか、なんとなく古典を見直す風潮もあるじゃないですか。そういう時に、こうした企画に参加できるのは嬉しいですよね。
—今回、第189段を選んだ理由はどんなところだったんですか?
山内:僕の家にみんなで集まって決めたんですけど、現代語を読んだ時に「ああ、そうだよな」と、最も共感を覚えたのがこの段でした。受け皿が大きいというか、ざっくりとしている感じで(笑)。「これはこうである」って言い切っていないところがいいですよね。
加藤(Ba):第1段をやってみようか? という案もあったんですけどね(笑)。「つれづれなるままに」というフレーズがあまりにも強烈だし。
山内:この企画のトップバッターが僕らだし、そこにチャレンジした方がいいのかなと思ったんですけど。やっぱり、ファーストインプレッションで、第189段にしました。
—この189段を読むと、600年前から人は今と同じようなことで思い煩っていたんだなって感慨深い気持ちになりますよね。歴史って、分断されているような気がするけどちゃんと繋がっているんだなって。
金澤:そうなんですよね。ネットなんてもちろんなかった時代だけど、その頃に「不便だな」と感じていたことは今も変わらないんだなって。なんだか不思議です。
山内:読んでいて、こんなにもまっすぐ「そうだよなあ」って共感できる普遍性があるからこそ、『徒然草』が今も古典として受け継がれているんでしょうね。自分たちの楽曲も、そうありたいなと思いました。
—今年はフジファブリックのデビュー15周年ですが、これまでのバンド活動を振り返ってみた時に、『徒然草』第189段のように「人生は不確かなことの連続」を感じたりもしましたか?
山内:僕らの中ではやはり、ボーカルの志村(正彦)くんが亡くなってしまい、それでもバンドを続けていこうと決意したこと、それを周りのスタッフの方達やファンの皆さんが支えてくださったことがありましたよね。デビューした時には、全く想像もしていなかったことだったので。そのことがいちばんも第189段とリンクするんじゃないかなと思います。
—今年は志村さんが亡くなって、ちょうど10年でもあるんですよね。7月には生前最後のツアーのライブ、ドキュメンタリーが収録された映像集(『FAB BOX III』)がリリースされると聞きました。
山内:そうなんです。なので、いつも以上に当時のことを話させてもらう機会も多くて。僕らとしても、もっと多くの人に志村くんの存在を知ってもらいたいし、こういったタイアップを通しフジファブリックのことを知っていただき、過去の作品にも触れてもらえたら嬉しいなと思っていますね。
志村くんが亡くなった後に、フジファブリックを続けていけるなんて全く思えなかったんです。(山内)
—それまでギタリストだった山内さんがリードボーカルを取ることになったのも、「不確かなこと」だったのではないでしょうか?
山内:そもそも志村くんが亡くなった後に、フジファブリックを続けていけるなんて全く思えなかったんです。やりたくてもやれないと思っていたし。でもその当時僕は、斉藤和義さんや吉井和哉さん、くるりのツアーやレコーディングに参加させていただいて。その時に思ったのは、斉藤さんにもくるりにも素晴らしいスタッフが付いているんだなということだったんです。
「いいなあ、羨ましいな」「だから彼らはこんなに素晴らしいミュージシャンなんだな」と思ったんですよね。それで改めて自分たちを振り返ってみた時、「僕らにだって素晴らしいスタッフがいてくれてたよな」と。そこに気づいたら、続けていくことに対する「怖さ」よりも、「希望」の方が大きくなったんですよね。
—サポート活動をやっていく中で、音楽が集合体の中で生まれることの素晴らしさを再確認できたと。
山内:はい。「もうなにを言われてもいいからやるんだ」って。もしかしたらそれは、いろんなミュージシャンの方のサポートをやっていなかったら気づかなかったことかもしれない。発破もかけていただいたと思いますし、「こいつならなにか作り出すんじゃないか?」って期待してもくださったと思うんですよね。
なのでボーカルをやっていることに対しても、「歌を歌っている」というよりは「歌わせてもらっている」という気持ちの方が強い。人生は不確かなことの連続なんですけど、それでも今回<ひとつになりたい>と“O.N.E”で歌ったのは、「みんなに助けてもらえたからこそ、ここまで来られました」「この先も、よろしくお願いします!」っていう気持ちからなんですよね(笑)。他人同士がひとつになることの尊さは、僕はこのバンドをやることで身をもって感じているんです。
—金澤さんも、その頃はASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)のツアーサポートをしていましたよね。
金澤:そうなんです。その時にアジカンのみんなが「ダイスケが鍵盤を弾くと、やっぱりフジファブリックになるよね」って言ってくれて。そこで「僕の中にもフジファブリックらしさがあるのか」と自覚したんです。
—加藤さんは、この時どんな心境だったのでしょうか。
加藤:『MUSIC』(2010年リリースの4thアルバム。志村が遺した楽曲を、残された3人で完成させた作品)を作って、『フジフジ富士Q』(2010年に富士急ハイランドで開催された、フジファブリック主催イベント)も終えて、「さてこれからどうしよう?」という感じで全く先が見えなかったです。でも、月に一度くらいは3人で集まって顔を合わせていました。音楽の話というよりは世間話が中心だったんですけど。
金澤:そうだったね(笑)、近況報告というか。
加藤:そのうちに「今後どうしていこうか?」という話も出てくるようになって。山内くんから「僕が歌うよ」という宣言があった時には、特に驚くこともなく自然に受け入れていました。
人生は不確かなことの連続だけど、自分の中に「確かなもの」を持っていれば、なにがあっても挑んで行けると思うんです。(山内)
—キャンペーンソングの“O.N.E”は、どのように曲作りをしていったのですか?
山内:作詞では自分なりに『徒然草』のメッセージを現代語に落とし込んでいったんですけど、あまり「文学的」になりすぎないように注意しました。口語体というか、自分の素の言葉で書く方がストレートに伝わるんじゃないかって。
歌詞を関西弁にしたのもそれが理由です。普段自分が使っている言葉なので。ただ、フジファブリックの音楽性と関西弁ってあんまり合わないなと思ってこれまで使ってこなかったので(笑)、そこもチャレンジするいい機会になりましたね。
—音楽的にはこの15年で、どんなことが変わりましたか?
山内:過去の作品を聴き返してみると、昔から僕らは一貫して「面白いこと」をやろうとしていたんだなって思いますね。サウンドはどんどん変化していったけど、その姿勢は全く変わってない。不思議なのは、1stアルバム(『フジファブリック』2004年)を今聴いても、全然古くなっていないんですよ。時が経つにつれてそのことをより強く思うようになったし、それが自信にも繋がっています。
金澤:サウンド面では僕ら、アルバムごとというか1曲ごと変化していったよね(笑)。
山内:セルフタイトルの1stは、今よりももっとプログレ色が強かったし、2nd『FAB FOX』(2005年)ではハードロック色が入ってきて。3rdアルバム『TEENAGER』(2008年)ではすごくポップなものができたなと思いますし、4枚目『CHRONICLE』(2009年)になると志村くんの独白みたいな歌詞と、パワーポップなサウンドの融合が印象的だった。
今年『F』というアルバムを出したんですけど、通算10枚目ということで「フジファブリックとは?」をすごく意識して作ったところもあって。つねに1枚毎にテーマがあり、それに基づいて作ってはいるんですけど、その時に自分たちが発したい表現にチャレンジできるバンドなんだなと思っています。
フジファブリック『F』を聴く(Apple Musicはこちら)
加藤:曲作りやレコーディングをやっていると、その場で曲がどんどん変わっていくんです。それも「不確かなことの連続」のひとつかもしれないですね(笑)。元々のデモ音源が、みんなで音を合わせていくうちに大きく変化していく。しかも、どんどんフジファブリックの音になっていくんですよね。それって、バンドだからこその化学変化じゃないかなと。
山内:ここ最近はみんなデモのクオリティーが上がり過ぎているよね。今、加藤さんが言ったような変化は“O.N.E”で久しぶりに経験しました。
ひとつの手段としてデモはあってもいいんですけど、もっとプリミティブな状態でも自信を持てるようになったというか。もしかしたら“O.N.E”のようなシンプルな曲がもっと生まれてくるような気がしますね。
—またもや「不確かなことの連続」が起きましたね(笑)。そんな数々の経験を経て、今はどんな心境でいますか?
山内:確かに人生は不確かなことの連続なんですけど、自分の中に「確かなもの」を持っていれば、なにか不確かなことが起きた時にも挑んで行けると思うんですよね。<明日なにが起こるかなんて だれもわからないんだから>という、この曲の歌詞の通りですね。バンドなのでバンドらしく、やっていきましょうってことだと思います(笑)。
人と人の関係性って不確かじゃないですか。(山内)
—“O.N.E”は、内容的にもかなり山内さんテイストにアレンジされていますよね。中盤以降はラブソングへと発展していきますし。
山内:この企画自体が「天然水」が「緑茶」を出すということだったので、「それって天然水と緑茶がひとつになるということじゃないか?」と思いついて。それで、<声も仕草も髪型も 変わりゆく君の全てを 愛せるのは僕だけさ いっそひとつにならないか>というラインが出てきたんです。不確かなことの連続だからこそ、人は寄り添い合うんじゃないのかな? というテーマに落とし込んでいきました。
—<一緒に眺めていたかった 一緒に笑えたらよかった>と、過去形になっていますね。
山内:人と人の関係性って不確かじゃないですか。例えば恋人でも友人でもいいんですけど、長く付き合っているとうまくいかない時期もあったりして。「昨日、あんなに楽しく過ごしたのに、なんで今日はそんな怒ってんの?」みたいな諍いもありますよね(笑)。で、しばらく会えない日々が続いても、やっぱりお腹は減るし、1人でご飯も食べるし。ふと空を見上げたら、いつもよりも月が大きく見えて。そんな時に思い出すのは、やっぱりその人のことで。「一緒に眺めていたかったな」と思っている心情を歌ってみたんですよね。
—曲調もいつになくシンプルでストレートなアレンジですよね。
山内:フジファブリックの楽曲ってアレンジ的にもサウンド的にも結構フックが多いんですけど、ここまでシンプルにしたのも新たな挑戦でした。
加藤:山内くんが持ってきたデモの段階で、かなり世界観も作られていたんですよね。あとは細かいところを調整するだけというか。
山内:さっきも言ったように、第189段が余白のある内容だったので、サウンド的にもあまり音数を詰め込みすぎない方がいいと思ったんです。実は、最初の段階では、フジファブリックらしいヘンテコなフレーズとかたくさんオーバーダビングしたんですけど、そうすると説明過多な感じがしちゃって。結局、そういうフレーズはカットして『徒然草』に寄せたアレンジになりました。
—MVも楽しそうですよね、適度にユルくて(笑)。
金澤:楽しかったですねえ。『徒然草』の世界にどうやって入っていけるんだろう? と思っていたんですけど、こんなに自然に溶け込むとは(笑)。
山内:音楽もそうですけど、映像でもちゃんと寄り添いたいというのは、タイアップの時にいつも思うことなんですよね。
—「タイアップ」というと、抵抗のあるアーティストも中にはいると思うんですけど、フジファブリックが「ちゃんと寄り添いたい」「世界観に入り込みたい」とまで言えるのは、「なにをしても軸はブレない」という自信があるからなのかなと、お話を聞いていて思いました。
山内:そういってもらえると嬉しいです。今までもアニメやCMのタイアップなどやらせてもらっているのですが、自分自身、小さい頃から好きだったのは、ドラマや映画の世界観に完全に寄り添ったものなんですよね。普段の楽曲制作と同様、せっかくのコラボレーション、タイアップなので、ひとつに溶け合えるくらいになれたらいいなと思っています。
誰かと自分を比較して落ち込む、みたいなループからは自由になって欲しい。(金澤)
—それこそ、今回の新商品のテーマが「自分らしくありのままで生きること」なんですよね。ただ、「自分らしく生きるってどうしたらいいんだろう?」って悩む人もきっと多い気がします。
山内:確かにそうですよね。まず、自分のことをどれだけ知っているのかってことだと思います。さっきダイちゃんが「フジファブリックっぽいフレーズ」に気づいたのが、アジカンのサポートをしたからだっていうのが面白いなと思って。ダイちゃんはきっと、「フジファブリック色を出そう」なんて思ってなくて「アジカンに溶け込もう」と思って弾いていたでしょ?
金澤:うん。なのに、そう言われたから面白いなって(笑)。
—違うフィールドへ出向いて行って、そこで人から指摘されて初めて「自分らしさ」に気づくっていうこともありますよね。
山内:今の若い子たちは……とかいうとオジサン臭くて嫌ですけど(笑)、でも彼らは僕らの世代よりも「自分らしく」生きている人が多い気がしますね。SNSもあれば、スマホもインターネットも生まれた時からある世代は、また違った表現の仕方があって。そこで試行錯誤を繰り返しているんじゃないかなって思います。
僕が学生の頃は、人に作品を聴いてもらうまでにたくさんのプロセスが必要だったけど、今はスマホでできちゃうわけですからね。ただ、便利にはなったけど、自分なりの表現をみつけるまでの苦労は昔と変わっていないのかな? とも思います。
—昔よりも確実に選択肢が多くなったはずなのに、相変わらず同調圧力みたいなものはありますしね。
山内:そうなんです。サブスクリプションの普及によって、僕らは古今東西の音楽にすぐアクセスできるようにはなりましたけど、なにかとんでもない音楽に出会う機会は減ったような気がして。それって世界がひとつになっていく上での弊害なのかもしれない。表裏一体ですよね。
—フジファブリックの3人は、本当に「今」を謳歌しているように思うんですけど、そこに行き着くまでには試行錯誤もありましたか?
金澤:あったと思います。誰かと自分を比較して落ち込む、みたいなループからは自由になって欲しいとは思います。深く考えすぎない。理屈っぽく考えない方が、より自由で今よりいい環境になっていく気がしますね。
山内:とにかく、外の世界と繋がること。そして人との「違い」を優劣ではなく「個性」として捉えることが、「自分らしくありのままで生きること」に繋がるような気がします。第189段と同じで、「こうあるべき」とは断定できないですけどね(笑)。
- 商品情報
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- サントリー 天然水 GREEN TEA
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2019年4月16日(火)発売
新しい時代にあった緑茶をつくりたい。そんな思いから生まれたのが「サントリー天然水 GREEN TEA」です。目指したのは、気持ちをクリーンに、前向きにしてくれるストレスフリーなお茶。「サントリー天然水」ブランドの持つ「清々しくて気持ちいい」というイメージを活かした、新時代にふさわしい緑茶商品です。ほっと一息つきたいときだけではなく、気分をすっきりリフレッシュしたいときまで、新しい緑茶が飲まれるシーンを提案していきます。
- サービス情報
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- 『徒然なる トリビュート』
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約700年前、「ありのまま、自分らしくいること」の大切さを随所で綴った随筆文学、『徒然草』。サントリー 天然水 GREEN TEAのブランドメッセージとも重なるそのスタイルを、今を生きる人々へ届けたい。そんな想いから生まれたのが、この「徒然なるトリビュート」です。ありのまま、自分らしいスタイルを貫く5組のアーティストが『徒然草』を再解釈し、オリジナル楽曲を書き下ろし。MVを通じて、そのメッセージを届けていきます。
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- フジファブリック
『F』通常盤(CD) -
2019年1月23日発売
価格:3,240円(税込)
AICL-36251 .Walk On The Way
2 .破顔
3 .手紙(Album ver.)
4 .LET'S GET IT ON
5 .恋するパスタ
6 .Feverman
7 .High & High
8 .前進リバティ
9 .東京
- フジファブリック
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『15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019「IN MY TOWN」』 -
2019年10月20日(日)
会場:大阪府 大阪城ホール
- フジファブリック
- プロフィール
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- フジファブリック
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2000年、志村正彦を中心に結成。2004年メジャーデビュー。2009年、志村が急逝し、2011年夏より山内総一郎(Vo / Gt.)、金澤ダイスケ(Key)、加藤慎一(Ba)の新体制で本格始動。叙情性と普遍性と変態性が見事に一体化した、シーン屈指の個性派ロックバンド。「銀河」、「茜色の夕日」、「若者のすべて」などの代表曲を送り出し、2010年にリリースしたアルバム『MUSIC』収録曲「夜明けのBEAT」が「モテキ」TVドラマ版(2010年)主題歌、映画版(2011年)オープニングテーマとして連続起用された。更には「つり球」「宇宙兄弟」「銀の匙 Silver Spoon」「アオハライド」「マギ シンドバッドの冒険」と数多くのアニメ主題歌も担当。シングル「カンヌの休日 Feat. 山田孝之」は俳優・山田孝之氏がボーカルで参加し、疾走感に溢れ力強い印象的なサウンドとインパクトのある歌詞が話題になった。2018年には映画「ここは退屈迎えに来て」主題歌、そして劇伴を担当し、主題歌が収録された「FAB FIVE」をリリース。2019年にデビュー15周年を迎え、1月には10枚目となる記念すべきアルバム『F』をリリース。同年10月には“フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019「IN MY TOWN」”を開催する。
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