小説家・乙一としても知られる安達寛高の初長編監督作品『シライサン』が、2020年1月10月に公開される。その主題歌を現在アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』エンディングテーマでも話題沸騰中のCö shu Nie(コシュニエ)が担当することになり、今回の対談が実現した。
かねてより乙一作品の大ファンであったCö shu Nieの中村未来、松本駿介、藤田亮介。そして、Cö shu Nieの音楽性や詞世界を大絶賛する安達寛高(乙一)。相思相愛の邂逅は、映画『シライサン』に想定外のドラマを生み出すに至ったようだ。
ジャパニーズホラーの常識を覆す映画と、その世界観を驚愕的な再現力で音楽化してみせた主題歌、これぞ奇跡のコラボレーションと言える出逢いについて、リスペクトの念を伝え合いながら語り合う有意義な対談。ぜひともご覧頂きたい。
Cö shu Nieの音楽の中には死の気配をすごく感じた。それが心地よかったです。(安達)
―Cö shu Nieのみなさんは、乙一作品の大ファンなんですよね。今回初めて主題歌担当という形で関わることになったわけですが、監督に対してどんな印象を持たれていましたか?
中村(Vo,Gt,Key,Manipulator):全知全能。
安達:いやいや……。
中村:世界を生み出せる。あんなにも深く物語を作れるというのは……。この対談、緊張しますね!
一同:(笑)。
中村:でも本当に、全知全能の人だと思います。『ZOO』(2003年、集英社)という作品をきっかけにファンになったんですけど、それを読んだのがバンドを始めたての頃で、本当に衝撃的な出逢いでした。
松本(Ba):自分は中村から教えてもらったんですけど、漫画『少年少女漂流記』(2007年、集英社)を読んでからのファンで。作品のイメージだとさっぱりした人なのかなと思いきや、インタビューなどを読んでいるとほっこり系の人だったりもして、「どっちが本当の乙一さんなんだろう?」と思ったり(笑)。だから、今日こうして初めてお会いできるのを楽しみにしていました。
安達:こんなおっさんですみません(笑)。
藤田(Dr):僕は最初に『平面いぬ。』(2003年、集英社)を読んで、そこから中村さんにいろんな作品を教えてもらったんです。いつも本を読むときは音楽をかけるんですけど、乙一さんの作品は音楽をかけずに読みたくなる、どっぷり浸かれる作品ばかりでどんどんハマっていきました。
―監督は、Cö shu Nieの音楽にどんな印象を持たれていましたか?
安達:アンニュイな感じというか……死の気配を音楽の中にすごく感じて。それが心地よかったですね。あと、「どうやったらこんな歌詞が書けるんだろう?」って……。
中村:そんな!……埋まりたいです。
安達:(笑)。
安達:詞を書くときは、映像みたいなものが浮かんでくるんですか?
中村:大体、先に曲があるので、その音から風景とかイメージを浮かべながら言葉に落とし込んでいます。え、こんな話でいいんですか? 私の詞の書き方なんて……。
―恐縮し過ぎです(笑)。
中村:いや、本当に恐縮です。なんて言ったらいいか分からない(笑)。
安達:映画『シライサン』のエンドロールにCö shu Nieさんの“inertia”が流れてくるんですけど、そこで「ストッキング」という言葉が出てきて、すごくドキッとしたんですよね。自分で小説を書いていて「ストッキング」という言葉が出てきたことはなくて、これは女性じゃないと出てこない言葉なんだろうなと思ったり……。
中村:恐縮すぎる。……緊張する!
一同:(笑)。
この映画の中で死んでいった人たちへの追悼曲のように感じたんです。(安達)
―僕も“inertia”が流れてくるエンドロールまで観させて頂いたんですけど、映画『シライサン』本編の世界観の再現力が半端ないなと思いました。いわゆるホラー映画の主題歌っぽくはないんだけど、音の端々から『シライサン』の死生観や登場人物の想いまで明確に感じ取れる。そこにとても驚きました。
中村:うれしい。ありがとうございます! 監督の世界観って抒情的なんですよ。怖さの中にもちゃんと物語があるし、切なさもすごく散りばめられていて。そういうおどろおどろしさじゃない部分が突き刺さってくる。私も音楽でそういうものを表現したいなと常々思っていて。ホラーは怖いものですけど、それだけじゃない奥ゆかしさみたいなものを表現したくて、ああいうサウンドにしました。
安達:繰り返し聴いていると、この映画の中で死んでいった人たちへの追悼曲みたいに感じ取れてきて、死を悼んでいる感じがしましたね。透明な感じというか……ホーリーな感じがしたんですよね。出口のない、ハッピーエンドのようでもあり、どこか心が浄化されていくようなところもあり、神聖な感じがする。
―映画本編で描かれていない部分を表現しているレクイエム。そんな感覚を与えますよね。
安達:映画にすごく深い余韻を与えて頂けたなと思いますね。
―いわゆるタイアップというよりは、有機的なコラボレーション。エンドロールで聴こえてくる“inertia”がエピローグを担っていて、そこまで含めてひとつのストーリーになっている。
安達:うん、そう思いますね。
中村:うれしいです。
大切な人が亡くなったときに、いいことがひとつだけある。死ぬことへの恐怖がなくなる。それが「すごく分かるな」と思ったんです。(中村)
―そんな映画『シライサン』なんですが、そもそもどんなきっかけや経緯があって生まれた作品なんでしょう?
安達:10年前に一緒に自主映画を作っていた武内健さんというプロデューサーがいて、その人と「久々に一緒に映画やりましょうか? ホラー映画だったら出資してもらえるかも」みたいな話になって。そこからいろんなオバケのアイデアを出していって、それで「見ているあいだは近寄ってこないオバケだったら映画になるんじゃないかな」ということになり、今回の『シライサン』の脚本を書くことになったんです。
中村:オバケの設定から始まったんですね。
安達:その時点では本当に出資してもらえるか分からなかったので、まさかここまで形になるとは思っていなくて。奇跡みたいですね。
―ジャパニーズホラーは世界的に評価されていますが、あらゆる手法がやり尽くされたジャンルでもあるじゃないですか。そこで新しいアプローチやエンターテイメントを創造するのは難しいことですよね?
安達:そうなんですよね。映画『リング』とか『呪怨』みたいに呪いで人がどんどん死んでいく話にしようとは最初から思っていたんですけど、でもそれらに似ないアプローチも追及しなくちゃいけないし、もっと言えば、それらに似ないオバケのビジュアル感も追及しなくちゃいけないわけで、そこはすごく悩みましたね。
中村:でも、めっちゃかっこいいですよね。シライサンのフォルム。
安達:いろんな反省点はあるんですけどね(笑)。
中村:オバケっていう概念。それを覆すというか、そもそもオバケってなんだろうと思わせるような存在になっていて。
―登場の仕方ひとつ取っても、ジャパニーズホラー史上初と思われる試みもあったりと、シライサンには何度も驚かされました。
安達:予算の問題もあったりして、結果的にそうなったところもあるんですけど。
―そういう現実的な問題もあったと(笑)。でも結果的に凄まじいインパクトを放つことになりましたよね。Cö shu Nieのみなさんは、映画『シライサン』自体にどんな印象や感想を持たれましたか?
中村:とにかく怖い。怖かった。それはもちろんなんですけど、個人的に印象的なセリフがありまして。大切な人が亡くなったときに、いいことがひとつだけある。死ぬことへの恐怖がなくなる。それが「すごく分かるな」と思ったんです。そこへ行くことが怖くなくなる。
私も「大切な人が行ったところだから、自分も行けるだろう」という安心感を味わったことがあって。でも、それをひとつのセリフとしてサラッと表現してしまうところが凄いなって。まさに「乙一さんワールドだな」って思いました。
松本:僕はまた別の切り口になるんですけど……ホラー映画って、あんまり好んでは見ていなかったんですよ。暴力的な驚かせ方が結構多いので。でも『シライサン』にはそれが全然なくて。作品にのめり込んでいくからこその恐怖とか、そういう描写がすごく多かったので、どんどん没頭していって、気付いたらあっという間に終わっちゃった。そんな印象を受けました。雰囲気を出すために、敢えて夜に観たんですけど……。
中村:怖すぎる(笑)。
松本:でも「怖いから観るのやめよう」とも思わず、最後まで没頭して楽しめました。
藤田:僕はちゃんと明るいときに観させてもらったんですけど(笑)、片時も目が離せなかったというか、小説を読んでいるような感覚で最後まで観ることができました。あと、シライサンが憎めなかったというか、シライサンもシライサンに殺されてしまう人もどっちも可哀想な部分があって。それゆえに心がえぐられる。
松本:シライサンが人を振り向かせる方法がすごくツラいというか……「あぁー、その方法は」っていう。いちばんえぐるじゃないですか。
中村:そのえぐり方を知っているというのが、シライサン自身もそういう傷つき方をしてきたのかなと思わせる。勝手に妄想し過ぎなのかもしれないですけど。
―Cö shu Nieのみなさんの感想を聞いてみていかがですか?
安達:新鮮な感想を聞けてうれしいです。僕は何回も編集しながら観直しているので、そうなると「これが怖いのかどうなのか、一体なんなんだろう」って分からなくなってくるんですよね。シライサンのこともだんだん可愛く見えてきちゃって(笑)。
松本:怖くて愛おしい、素晴らしい映画だと思います。
安達:ありがとうございます。
SNSにおける繋がりや拡散と、呪いの在り方は、似ているなと思えてきたんですよね。(安達)
―飯豊まりえさんが演じる瑞紀、稲葉友さんが演じる春男、あのふたりの主人公は今作の中でどういう象徴として描きたかったのでしょう?
安達:遺族。遺された者たちの象徴。今作はロケ地も福島で、ちょうど3月11日に撮影もしていて、それ以前に脚本を書いているときからずっと3.11の震災のことを思い出していて。遺された人たちのやり場のない、どうすればいいのか分からない、そういう気持ちを書こうとしていたような気がします。
大切な人が亡くなったときに、いいことがひとつだけある。死ぬことへの恐怖がなくなる。あのセリフも、過去に震災について『トランシーバー』(『メアリー・スーを殺して 幻夢コレクション』(2016年、朝日新聞出版)、『私の頭が正常であったなら』(2018年、KADOKAWA)に収録)という短編を書いたときに、考えていたことだったんですよね。なので、この映画の背後には3.11の震災が横たわっているような気がします。
―また、主人公のふたりがシライサンについて語るシーンがありますよね。そこで「SNS」や「承認欲求」というキーワードも出てきますが、今作は現代社会の写し鏡的な意味合いも持っているんじゃないですか?
安達:脚本を書いていると、自然とSNSの描写が頻繁に出てきちゃって。今、現代を描くと、そこに出てくるキャラクターも「TwitterとかFacebookとかやってるんだろうな」と。それで人との繋がりみたいなものを確認したりする描写が出てきました。
それであれば、これはもういっそ「呪いの繋がりとSNSの繋がりをオーバーラップさせる感じで作ろう」と思って。そうしたほうが現代社会を切り取る感じでいいんじゃないかと思ったんです。SNSにおける繋がりや拡散みたいなものと呪いの在り方は似ているなと、途中から思えてきたんですよね。
Cö shu Nieさんの曲は、妙に傷を作っていく感じがある。(安達)
―さて、そんな『シライサン』で巡り会った監督とCö shu Nieのみなさんですが、またなにかご一緒できる機会があったとしたらどんなコラボレーションを実現してみたいですか?
中村:監督が描かれたミステリーでド派手な曲が書きたいです! その世界観に合ったパンチのある曲を書いてみたい。
松本:ミステリーはすごく好きなジャンルなので、許されるならその音楽を我々が彩りたいなと思いますね。
中村:監督のミステリーって異質なんですよね。ミステリーと言い切っていいのか分からないぐらい、SFっぽい感じもあるし。そういう新しい物語や世界観に対して、私たちも新しい挑戦を音楽でしてみたい。
藤田:乙一さんの作詞でやってみたいです。
中村:わぁー! それはめちゃくちゃやりたい! お願いします!
安達:えー、作詞は僕にはできない(笑)。詩心がないんですよねぇ。どうやったら中村さんのような詞が書けるのか分からない。
―では、監督はどんなことをCö shu Nieのみなさんとやってみたいですか?
安達:Cö shu Nieさんの曲からイメージを広げて、小説とか映画とか作りたいですね。
中村:私、そんなことができたら泣いちゃう。
一同:(笑)。
安達:Cö shu Nieさんの曲を聴いていると、言葉が胸に刺さってくるというか、妙に傷を作っていく感じがあって、本当に凄いなと思うんです。
―そういう意味では、今回の『シライサン』との相性のよさも感じたんじゃないですか?
安達:そうですね。曲の力に映画が追い付いてないんじゃないかと思うぐらい(笑)。
中村:なんてことを言うんですか!
―何回も観直してよく分からなくなってるから(笑)。
安達:そうなんですよ(笑)。
中村:それだけ挑戦的な作品だったということですよね。私たちも主題歌の“inertia”は挑戦でしたから。ギターを効果音としてでしか使っていなかったり、パーカッション的な音もホームセンターに置いてあるようなものをひとつずつ叩いて決めたり、砂を踏んでいる音を録音したりしながら作ったんですよ。そうして生まれた曲が映画『シライサン』にマッチして伝わったらいいなと思っています。
安達:映画の本編が終わって、暗転して真っ暗なところからCö shu Nieさんの声が聴こえてくる。それがすごく美しいなと思って。その声から“inertia”が始まって、それからエンドロールが流れていって「あぁ、終わった」となるんですけど……なんだろうな。リッチな気分になれるんですよね。
中村:そこで「満たされてほしい」という想いもありました。
Cö shu Nie『PURE』を聴く(Apple Musicはこちら)
―では最後に、そんな主題歌“inertia”も含む映画『シライサン』。これから体感してほしいみなさんへメッセージをお願いします。
安達:今、何回も観直しちゃって、正直怖いのかどうかよく分からないんですけど(笑)。
中村:だから怖いですって!(笑)
安達:でも、何回観ても、自分で作っているのに「ここはよくできたな」「上手くいったんじゃないかな」と思うシーンもあって。だからぜひ観て驚いて頂きたいなと思います。
中村:映画『シライサン』で新しくCö shu Nieを好きになってくれる人もいると思うんですけど、Cö shu Nieを元々好きな人にも『シライサン』は刺さる。グッと来ると思うんです。だからみんな観に来てほしいなって思います。
- リリース情報
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- Cö shu Nie
『PURE』初回生産限定盤(CD+DVD) -
2019年12月11日(水)
価格:4,180円(税込)
AICL-3788~9
※クリア三方背ケース/デジパック/フォトブックレット[CD]
1. who are you?
2. asphyxia
3. bullet
4. scapegoat
5. character
6. CREAM
7. サイコプール≒レゴプール
8. iB
9. 絶体絶命
10. Lamp
11. inertia
12. gray[DVD]
「2019.8.24 Cö shu Nie Tour 2019 "Psychedelic Experiment” at LIQUIDROOM」
1. who are you?
2. サイコプール≒レゴプール
3. 絶体絶命
4. defection
5. PERSON.
6. asphyxia
- Cö shu Nie
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- Cö shu Nie
『PURE』通常盤(CD) -
2019年12月11日(水)
価格:3,300円(税込)
AICL-37901. who are you?
2. asphyxia
3. bullet
4. scapegoat
5. character
6. CREAM
7. サイコプール≒レゴプール
8. iB
9. 絶体絶命
10. Lamp
11. inertia
12. gray
- Cö shu Nie
- イベント情報
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- 『Cö shu Nie Tour 2020 “PURE” –who are you?-』
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2020年1月24日(金)
会場:京都府 KYOTO MUSE2020年1月26日(日)
会場:兵庫県 神戸 VARIT2020年1月31日(金)
会場:埼玉県 HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ32020年2月2日(日)
会場:愛知県 名古屋 Electric Lady Land2020年2月8日(土)
会場:福岡県 DRUM Be-12020年2月10日(月)
会場:岡山県 YEBISU YA PRO2020年2月14日(金)
会場:群馬県 高崎 club FLEEZ2020年2月16日(日)
会場:石川県 金沢 AZ2020年2月21日(金)
会場:栃木県 HEAVEN'S ROCK宇都宮VJ22020年2月23日(日)
会場:宮城県 仙台 darwin2020年2月28日(金)
会場:大阪府 BIGCAT
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- 『Cö shu Nie Tour 2020 追加公演 ”PURE” – I am I –』
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2020年3月6日(金)
会場:東京都 Zepp Tokyo
- 作品情報
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- 『シライサン』
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2020年1月10日(金)から全国公開
監督・脚本:安達寛高(乙一)
主題歌:Cö shu Nie“inertia”
出演:
飯豊まりえ
稲葉友
忍成修吾
谷村美月
染谷将太
江野沢愛美
配給:松竹メディア事業部
- 書籍情報
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- 『小説 シライサン』
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2019年11月21日(木)発売
著者:乙一
価格:704円(税込)
発行:KADOKAWA
- プロフィール
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- Cö shu Nie (こしゅにえ)
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声の表情で魅せる切ない女性ボーカルと、繊細でカオスなバンドサウンド。シーケンスで華やかに彩る独創的な世界観で、ロックもポップも越えて、軽やかに行進するバンド。2018年、『asphyxia』をソニー・ミュージックレーベルズからリリース。Apple MusicのNew Artist選出されるなど、海外を含めて2500万回再生を突破。2019年には、テレビアニメ『約束のネバーランド』EDテーマとして“絶体絶命”“Lamp”という異例の2曲が起用。10月にはアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』EDテーマに抜擢された“bullet”をリリースし、12月に待望の1stアルバム『PURE』をリリースする。2020年、1月から全国ツアーを開催し、3月6日には追加公演としてZepp Tokyoでワンマンライブを行う。
- 安達寛高 (乙一)(あだち ひろたか / おついち)
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1978年生まれ、福岡県出身。1996年『夏と花火と私の死体』で『第6回ジャンプ小説大賞』を受賞し小説家デビュー。その後、『きみにしか聞こえない』(2001年刊 / 2007年映画化)、『死にぞこないの青』(2001年刊 / 2008年映画化)、『暗いところで待ち合わせ』(2002年刊 / 2006年映画化)、『GOTH リストカット事件』(2002年刊 / 2008年映画化)、『くちびるに歌を』(中田永一名義、2011年刊 / 2015年映画化)など、様々なジャンルの小説を発表、映画化を重ねて注目を浴びてきた。またアニメーション映画『ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~』(2009年 / 佐藤信介監督)に共同脚本家として参加。大学時代に自主映画を撮り始め、2007年以降、『立体東京』『一周忌物語』『Good Night Caf feine』『リビング・オブ・ザ・リビングデッド』を監督・製作。本作が長編監督デビューとなる。乙一名義で執筆する原作小説『小説シライサン』が角川文庫より発売中。
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