パワフルな中にも透明感や優しさを兼ね備えた歌声で、オーディション番組をはじめ様々なテレビ番組で話題をさらっていたシンガー・遥海が、満を持してメジャーデビューを果たす。
テレビアニメ『波よ聞いてくれ』のエンディングテーマにも起用されているメジャーデビュー曲“Pride”は、「歌うこと」や「生きること」に対する遥海の覚悟を表明したソウルバラード。ピアノと歌から始まり、徐々にストリングスセクションやゴスペルクワイアが重なっていくドラマティックなサウンドスケープが胸を打つ。フィリピンで生まれ育ち13歳のときに日本にやってきた彼女が、言語の壁をはじめ様々な紆余曲折を乗り越えてきた道のりを象徴するような楽曲だ。
このインタビューは、新型コロナウイルス禍のためリモートで行われたものである。終わりの見えない不安な状況が続く中、ポジティブな姿勢を持つことの大切さを話してくれた彼女。天真爛漫な笑顔で、常に周りの人を照らす太陽のようなその人柄は、一体どのようにして育まれてきたのだろうか。
マライア・キャリーもホイットニー・ヒューストンも世界に1人でいい。私も唯一の存在になれたらいいなと小さい頃から思ってました。
―遥海さんが音楽に目覚めたのは、教会でゴスペルを聴いたのがきっかけだったそうですね。
遥海:はい。私は生まれも育ちもフィリピンで、小さい頃は毎週日曜日に家族と教会へ行く習慣があったんです。そこでいつもクワイアがゴスペルを歌っていたんですけど、大勢の人の高い声や低い声……当時それがソプラノだとかアルトだとかは分からないながら、様々な種類の声がひとつのハーモニーを作っていることに感動して。「自分もあの中に入りたい!」と思って3歳のときにクワイアに入ったのが、最初の音楽の目覚めでした。
―早いですね! 家族もみんな、音楽が好きだったのですか?
遥海:私、三姉妹の末っ子なのですが、姉が2人とも音楽大好きで。家ではいつもMTVや、アメリカのヒットチャート番組などが流れていたので、気づいたら私も音楽が大好きになっていました。
フィリピンは日本ほど治安がよくないので、基本的に学校以外の時間は家で遊ぶことが多くて、家族の前でABBAやホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリー、それからフィリピンの人気歌手の曲をずっと歌っていましたね。
―お姉さんの影響はかなり大きそうですね。
遥海:大きかったです。長女は歌もダンスも得意で頭もよくて、先生たちからすごく可愛がってもらってたんですよ。二女はスポーツがすごく得意でなにをやっても優秀だし、勉強もトップクラスの成績だったんですね。そんな2人が自分よりも先に学校にいるから、めっちゃプレッシャーでした(笑)。実際、先生にも「お姉ちゃん2人はこんなに優秀なのに、なんであなたはできないの?」とか言われることもあって。
いや、言うほどできない子じゃなかったと思うんですよ?(笑) でも、お姉ちゃんたちがあまりにも優秀だからいつも比べられていたし、親戚からも私だけ「おっちょこちょいで、じっとしていられない子」みたいな扱いで。それが悔しくて、お姉ちゃんを目標に歌もスポーツも頑張っていたところはありましたね。
―その頃、目標とするシンガーはいました?
遥海:特にいなかったです。ディーバと言われるシンガーのいいとこ取りというか(笑)。マライアもホイットニーも世界に1人でいいし、自分も唯一の存在になれたらいいなと。とにかく「歌を歌いたい」「誰かに見てもらいたい」という気持ちが強い子でした。
―13歳から日本で暮らすようになったそうですが、最初は馴染めずに大変だったそうですね。
遥海:もう、本当に最悪でしたね。フィリピンにいたときは、とにかく充実した毎日を送っていたんですよ。お姉ちゃんたちを目標にしていたおかげで、陸上競技の全国大会に行くくらいの成績を残していたし、歌うことも楽しくて仕方なかった。なのに急に、言葉も分からない、どんなところなのか全く想像もつかない場所へ、親の都合で行くことになって……本当に嫌でした。
「Different is Beautiful」というのは、一番大事にしている言葉なんです。
―そういった気持ちとは、当時どういうふうに対峙していたんですか?
遥海:自分は恵まれていたなと思うのは、父方の兄がすごく面倒見のいい人で、しょっちゅうご飯に連れて行ってくれたり、よさそうな日本語学校を探してくれたりして。そこで出会う人たちもみんな親切で、気づいたらどんどん日本が好きになっていったんです。中学校でも、みんなすごく親切にしてくれたんですよ。困ったときとか、それをどう説明したらいいのかも分からない私のことを、つきっきりでサポートしてくれて。
振り返ってみれば、フィリピンにいた頃の私は充実していた状態を、「当たり前」と思っていたんですよね。ありがたみみたいなものを全然分かっていなかった。でも、日本に来て人の温かさを心から実感したことは、辛かった経験とともに私自身を変えてくれました。それは、自分がシンガーになる上で通らなければならなかったプロセスだったと思っています。
―先日、Instagramのストーリーに「Different is Beautiful」(=人と違うことは美しい)と書き込んでいましたよね。その言葉には、遥海さんの経験が滲み出てるのではと思ったんです。
遥海:「Different is Beautiful」というのは、一番大事にしている言葉ですね。私自身もコンプレックスはもちろんあります。「この7.5センチのおでこがもっと狭くなったらいいのになあ」とか、「もっと小さくて高い鼻にならないかなあ」とか、「この八重歯どうしたらいいの?」とか(笑)。でも、そんな自分の特徴も受け入れることで「美しい」と思えるんじゃないか、違っているからこそ、それが私の「美しさ」じゃないのかなって。もちろん、ついネガティブな方へ引っ張られてしまうときも、まだまだあるんですけどね。
あと、自分はハーフなので、今でも偏見みたいな扱いをされることもあるんです。例えば、「歌が上手いのはハーフだからでしょ」とか簡単に片付けられたり。でも、ハーフとか関係なく、みんなそれぞれ違うじゃんって。
今回Instagramに上げたのは、SNSの影響で、自分がどう見えているのか、どう思われているのかを気にしている人がすごく多いなと思って。私の周りにも、アイデンティティの問題で悩んでいる人が結構多いんですけど、常にそういう人たちが自信を持てるような言葉を紹介すれば、いつか響いてくれるんじゃないかなという気持ちがありました。「self-love」、つまり自己愛をもっと大切にしていきたいし、それは女性としても忘れちゃいけない言葉だなって思います。
テレビに出るようになってからも、しばらくは悩んでいました。「現実はそんなに甘くない」って。
―高校生の頃から色々なオーディションに出られていましたが、それはどんなきっかけだったのですか?
遥海:高校生のときにマクドナルドでバイトをしていたんですけど、そこで『Voice of McDonald's』という、クルーが参加できるオーディションがあって。応募したらファイナリストまで残っちゃって、賞をもらったときに「やっぱり私は歌がやりたいんだ」と気づき、そこから『X Factor Okinawa Japan』や『歌唱王』(日本テレビ系列)などに応募するようになりました。
さらに、TwitterなどのSNSで自分の歌を配信していたら、それを聴いてくださった業界の方たちからも声をかけていただくようになって、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系列)や『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系列)などに出られるきっかけとなりました。
―ソロシンガーになる前、4人組グループ「Hey, World!!」のメンバーになったことが、遥海さんにとって大きなターニングポイントだったそうですね。
遥海:いろんな番組に出させてもらうようになり、当時の私は「歌、超うまい」と思ってたんです(笑)。「誰にも負けないっしょ」って。だから『X Factor Okinawa Japan』のオーディションで落とされ、ソロではなく4人グループで活動することを提案された当初はすごく抵抗がありました。
もちろん、選んでいただいたことは嬉しかったんですけど、今まで1人でやっていたことがグループだとできなくなってしまうというか。それまでずっとパワフルな曲ばかり歌っていたのに、いわゆる「ポップス」中心になって、「本当は私、もっと歌えるんだけどな」なんて思ってたんですよね。でも実際は、4人で歌うことによって「抜き差し」とかを覚えました。パワーで押し切るだけじゃなく、抑揚をつけることで人の心を惹きつける方法を学ぶことができましたね。
人間関係でも学ぶことが多かったです。自分の意見を押し通すのではなく、他の人の意見もちゃんと聞いて考えることを、「Hey, World!!」の中で学ばせてもらいました。しかも、他のメンバー3人のこと大好きだったんですよ。年齢も出身もバラバラだったんですけど、様々な価値観に触れることで、自分がどういうアーティストになりたいのかが少しずつ明確になっていきました。
―その頃はもう、プロのシンガーの道に進むことを決めていたのですか?
遥海:いや、テレビに出るようになってからも、しばらくは悩んでいました。中学生の頃は漠然と「シンガーになれたらいいな」と思っていたんですけど、高校生くらいになると現実的なことも考えるようになるじゃないですか。「誰でもなれるわけじゃない」「現実はそんなに甘くない」って。本当にパワーと実力のある人じゃないとなれないだろうし、もちろん言語の壁もあるし、「私なんか絶対無理だろう」って思ってたんですよね。なので、テレビなどに出させてもらいつつ進学のために勉強に力を入れていたら、そのことを親に反対されたんですよ。
―勉強して、進学することをですか?
遥海:そうなんです(笑)。私は大学に通いながら、なにかチャンスがあったら歌えばいいじゃんくらいの軽い気持ちでいたんですけど、お父さんに「そんな気持ちじゃ両方とも中途半端になる。お前は絶対に歌をやったほうがいい」って強く言われて。それでようやく、高校を卒業したら音楽の道に進もうと決心することができたんです。
私は神様を信じているし、自分がこの世界に生まれてきたことにはきっとなにか「目的」があると思っているんです。
―今回“Pride”という曲でメジャーデビューを果たされますが、これまで挫折も含めて様々な経験をされてきたのですね。
遥海:音楽活動を始めて今年で8年目になるんですけど、実は去年が一番キツかったんですよね。デビューが近づくにつれて、本当にこれでいいのか、自分がやりたいことをちゃんとできているのか、すごく考えてしまったんです。
褒められるより、いろんな人の意見を受け入れなければならないことも多く、自分自身が空っぽになったような感じがして。大きな目標はあるのになにをやったら分からない、初心に戻りたいけどうまくできない……そんなときに出会った曲が“Pride”でした。この曲の<どんな言葉も どんな嵐も 邪魔できない私の未来>という歌詞を読んだとき、視界がパッと開けた気がしましたね。「そうだよな、自分はこんなもんじゃないよ!」って。
遥海『Pride』を聴く(Apple Musicはこちら)
遥海:私は神様を信じているし、自分がこの世界に生まれてきたことにはきっとなにか「目的」があると思っているんです。それを頑張って探していくのが人生というか。小さかった頃は、自分が生まれてきた目的がなにかを聞かれても全然分からなかったけど、今は心から「人に寄り添う歌を歌いたい」と思えるんです。
中学の頃、言葉が分からず辛い気持ちでいたときに、ずっとそばにあったのは音楽だったし、私もこの曲で誰かの心を少しでも癒すことができたら、本当に嬉しいことだなって思います。
―この曲に出会ったことで、ご自身の人生の目的を再発見できたのですね。個人的には<掴めないもの 手放す痛みを知ったなら 強くなれる>というラインがとても印象的でした。色々なことを乗り越えてきたからこそ、強くなれた今の遥海さんを象徴するようなフレーズというか。
遥海:私もそこ、めっちゃ好きなんですよ! これまでいろんなものを手放してきたし、逆に「これだけは」と思ったことは、ちゃんと頑張れば手に入る。日本に来たときは日本語なんて全然話せなかったけど、中学のときの友達に今会うとびっくりされるくらい、話せるようになりました。だったら不可能なんてないじゃんって思うし、それを自分は生きていく中で証明してきたと思うんですよね。
―遥海さんのお父さんが「中途半端にやるな、絶対に歌をやるべき」とおっしゃったこととも通じますよね。
遥海:本当にそうですね。なにかを手放したり、失ったりすることは辛いじゃないですか。できれば通りたくないプロセスなんですけど、今となっては進学を手放して歌に専念して本当によかったなと思っています。きっと大学へ行っていたら時間もないし、チャンスを逃していただろうし、その言い訳にも大学を使っていたかも知れない。
なにかひとつを手放せば、それ以上のものが必ず手に入るというか、出会うチャンスが訪れると思うんですよね。なので、手放すことを怖がらないで欲しいなと思いますし、その思いは“Pride”にも込めていますね。
私、こう見えてネガティブなんです(笑)。ただ、ポジティブと優しさって作れるんですよ。
―今日はリモートでの取材になりましたが、コロナ禍の中で遥海さんは日々どんなことを考えていますか?
遥海:こういう状況の中で、どれだけポジティブなことを考えられるかが大切なのかなと思っています。夜中についつい考えすぎてしまったり、気持ちが焦ってしまったりしがちですけど、そうやっていろんな感情になっている自分を受け入れてあげようって。
アーティストとしては、自分の発する言葉の影響力を自覚することも大切だなと。ライブがなくてみんなと会えないけど、「でも私はここにいるよ?」ということを伝えたいし、そのためにInstagramで「質問箱」を作ったり、誰かとコラボしてそれを発信するための企画を練ったり。今はネットがあるから、いつでも繋がれるじゃないですか。日本だけじゃなくて、海外も巻き込んで色々できたらいいなとか、そんなことを考えていますね。
―ついネガティブに物事を考えてしまいがちですが、いろんな視点に切り替えてみるのは、閉塞感から脱却するひとつの方法かもしれないですね。
遥海:たまには外に出ないと苦しくなっちゃいますよね。なるべく人のいないときを見計らって散歩すると、空気ってこんなにも美味しいんだとか、太陽ってこんなにも気持ちいいんだって、当たり前のことに気づかされます。
コロナによって、人として変わることができているというか。誰かと会えることが、どんなにありがたかったのかを実感すると同時に、自分にとって本当に大切な人は誰なのかも、こういう状況になってよりクリアになってきましたね。
―今日、お話を聞いていて、紆余曲折がありながらも遥海さんは常に周りの人に恵まれているのだなと思いました。それはもちろん、遥海さんの人柄がそういった人たちを惹き付けるし、遥海さんの姿勢が、周りの人を明るくしているんだろうなと。
遥海:ありがとうございます。私、人間観察がすごく好きなんですよね。「あ、この人は今こういう気分なんだな」とか「この人はこれがしたいんだな」とか、表情を見てすぐ察するというか。男女問わずつい面倒をみたくなっちゃうんです(笑)。
あと、常に正直に向き合うようにもしていますね。例えば誰か落ち込んでいる人がいたときに、その人が欲しがっている言葉よりも、その人にとって必要な言葉をかけることが絆を強くするんじゃないかなと思っているんです。大丈夫じゃないときに「大丈夫じゃないよ?」って言える正直さ、「honesty」も心がけています。
―常にポジティブでいるために、なにか心がけていることはありますか?
遥海:あ、でも私、こう見えてネガティブなんです(笑)。「ああ、できなかったらどうしよう」「大丈夫かな」とか常に考えてしまいがちなんですね。
ただ、ポジティブって作れるんですよ。優しさも同じで、作れるもの、選び取れる選択肢のひとつだと思うんです。大切なのは、惑わされないこと。自分の敵は自分で、ネガティブになっている自分に対しては、「私の感情は、自分で選び取るんだ、コントロールするんだ」って思うようにしています。「ポジティブと優しさは、作れる」と思えば気持ちも楽になりますよ。
―今後は、ご自身で歌詞をもっと書いていきたいとも思いますか? 今日話してくださったような遥海さんの価値観やメッセージが、遥海さんの手で歌詞に昇華された楽曲をぜひもっと聴いてみたいです。
遥海:自分でも歌詞を書きたいです。言いたいこと、伝えたいメッセージはたくさんあるのに、今はまだボキャブラリーも足りないし浅いし、ちゃんと伝えきれなくて悲しくなることが多くて。でも必ず書きます!
- リリース情報
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- 遥海
『Pride』初回生産限定盤(CD+DVD) -
2020年5月20日(水)発売
価格:1,980円(税込)
BVCL-1080~1[CD]
1. Pride
2. answer
3. Hearts Don’t Lie
4. Fever Dream
5. Pride instrumental[DVD]
1. Pride MUSIC VIDEO
2. 記憶の海 another ver. MUSIC VIDEO
3. Don’t Break My Heart MUSIC VIDEO
- 遥海
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- 遥海
『Pride』期間生産限定盤(CD+DVD) -
2020年5月20日(水)発売
価格:1,760円(税込)
BVCL-1083~4[CD]
1. Pride
2. answer
3. Hearts Don’t Lie
4. Fever Dream
5. Pride instrumental[DVD]
1. 『波よ聞いてくれ』ノンクレジット ED MOVIE
- 遥海
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- 遥海
『Pride』通常盤(CD) -
2020年5月20日(水)発売
価格:1,430円(税込)
BVCL-10821. Pride
2. answer
3. Hearts Don’t Lie
4. Fever Dream
5. Pride instrumental
- 遥海
- プロフィール
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- 遥海 (はるみ)
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日本とフィリピンでの生活で培った様々な音楽的バックグラウンドと、喜怒哀楽の豊かな感情を声にのせ、日本語、英語を使ってハイブリッドに表現するシンガー。3歳よりクワイヤに参加して自然と音楽の道へ。13歳の時に日本語が分からないままフィリピンより日本へ移住。言葉の壁に躓きながら葛藤し、必死で言葉を伝えようとするうちに「言葉を歌で伝える」アーティストへと成長していく。その過程で、世界的オーディション番組の日本版『X Factor Okinawa Japan』にチャレンジして注目を集めると、その後様々なメディアで、その歌声はもちろんのこと、「心から歌っている」と表現力の高さを評価される。2018年4月には、クラウドファンディングにてZepp Divercity Tokyoでのライブを支援するプログラム『Road to Zepp』の第1弾アーティストに選出。予想より早く目標額を達成し、満員の観客の前でパフォーマンスを披露。同年8月、自分の歌がどこまで通用するのかを確かめるべく、自ら応募し、単身で本場の『The X Factor (UK)』に挑戦。ウェンブリー・アリーナでパフォーマンスを披露し、3000人観客からスタンディングオベーション。サイモンコーウェルも絶賛したが、惜しくもステージ4で涙を飲んだ。この経験をバネに、2019年には自身初の東名阪ワンマンライブツアーを開催し、配信限定EP『MAKE A DIFFERENCE EP』、CD『CLARITY』をリリース。2020年5月、シングル『Pride』でメジャーデビュー決定。
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