2008年2月9日から4月13日まで、「川俣正『通路』」が東京都現代美術館にて開催される。
川俣正氏は1953年生まれ。28歳の若さでヴェネツィア・ビエンナーレに参加。その後もドクメンタなど欧米を中心に評価を受け、2005年に横浜トリエンナーレの総合ディレクターも務めている。東京藝術大学の「先端表現学科」の立ち上げで教授にも就任し、現在国内外を広く横断する日本人アーティスト。
30年以上も前から、現代の美術の潮流の一つでもある「参加型」「領域横断」「ワーク・イン・プログレス」などのキーワードを実践する活動を行ってきた川俣氏。今回、東京の美術館での個展は初となる。美術館全体がタイトル通り『通路』になり、普段展示という目的のある場所である美術館が、場所と場所の中間領域としての『通路』になることで、どのような空間や機能をもたらせるのかという試みでもある。
今までの主なプロジェクトには、横浜トリエンナーレ2005の他に、「トロント・プロジェクト、コロニアル・ダヴァン・パーク」(トロント/1989年)、「ワーキング・プログレス」(アルクマー/1996-1999)、「コールマインプロジェクト」(1996-2006)、「椅子の回廊」(パリ/1997年/掲載写真)など。
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川俣正『通路』展
2008年2月9日(土)~4月13日(日)
10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(2月11日は開館、2月12日は閉館)
会場:東京都現代美術館
料金:通常券(1回のみ)一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上500円、小学生以下無料