妻木良三の展覧会『境景』、2つの世界が衝突する空間に現れる「襞としての境界」とは

馬喰町のラディウムにて、妻木良三の展覧会『境景』が、6月5日から27日まで行われる。

1974年生まれの妻木は、浄土真宗の僧侶としての活動を営みながら精力的な作家活動を行うアーティスト。目黒区美術館で2007年に開催された鉛筆画作品を集めたグループ展『線の迷宮 2』でその存在感を示すなど今後の活動に期待される1人だ。

展覧会のタイトル「境景」とは、2つの世界が衝突する空間に現れることで変形し波打つ「襞としての境界」、そしてそれを眺める自分との間にある「窓としての境界」という二つの境界を同時に捉えようとする試み。

なお、6月5日には、レントゲンヴェルケの創業19周年記念のパーティーも兼ねた『境景』のオープニングレセプションが行われる。

妻木良三
『境景』

2009年6月5日(金)~6月27日(土)
会場:ラディウムーレントゲンヴェルケ(東京・馬喰町)

休館日:月、日、祝祭日
料金:無料

オープニングパーティー

2009年6月5日(金)18:00~

(画像:画像:タイトル:境界IV 素材:鉛筆、紙 サイズ:直径 43.5cm)

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