音楽家であり映像作家でもある高木正勝と東大医学系研究科准教授の坂井克之とのトークイベントが、10月31日に日本科学未来館にて開催される。
高木正勝は、自らの音楽・映像活動の傍ら、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアーへの参加、UAやYUKIのミュージックビデオの演出など多様な活動を展開しているアーティスト。同イベントでは、これまでにも芸術人類学研究所や理化学研究所との共同制作を発表している高木と、脳動態に基づいた意義・意思の成立機序の解明を目標に研究を進めている東大医学系研究科准教授・坂井克之のコラボレーションが実現する。
異なる分野で世界的に活躍している2人が、人の意思や自我、こころを司る脳を接点に対話を試みる。両者の創作や研究への姿勢・思考が交わり、そのコミュニケーションから生まれる新しい発想に注目が集まる。
サイエンスアゴラ2009 トークイベント
Art, Brain & Communication!
『高木正勝×坂井克之 -芸術と科学の接点-』
2009年10月31日(土)
会場:日本科学未来館 1階 サイエンスアゴラ企画展示ゾーンb 特設シアター
時間:10:30~12:00
プログラム
・講演:坂井克之
・映像上映・解説:高木正勝
・対談
司会・コーディネーター:菅野康太
料金:無料(ウェブサイト事前申し込みが必要)
(画像上:高木正勝、画像中:坂井克之、画像下:'NIHITI' Takagi Masakatsu, 2008 Commissioned by RIKEN Center for Developmental Biology)