11月28日から公開される映画『戦場でワルツを』に先駆けたチャリティー・オークションが開催される。多数の著名人が真っ白なトートバッグ「TOTE AS CANVAS」にアートワークを施した1点モノの作品が登場する。
同映画は、アカデミー賞外国語映画賞に、日本の『おくりびと』と共にノミネートされたされたことでも知られており、アリ・フォルマン監督の実体験を描いたノンフィクション作品としても注目を集めた。
物語の主人公・アリは、イスラエル軍のレバノン侵攻を経験した友人からの相談をきっかけに、自分には当時の記憶がまったく存在しないことに気づく。自分の記憶を取り戻すべく、世界中に散り散りになった戦友たちを訪れ、取材しようと決意するアリ。話を聞きながら自らの内部に潜り込むうちに、彼の記憶はシュールレアルなイメージとなって這い出してくるのだった。
チャリティー・オークションには、同映画を応援する様々なジャンルの著名人が参加。「Waltz with Peace」をテーマにアリ・フォルマン自身をはじめ、エドツワキ(アーティスト)、井上三太(漫画家)、武藤昭平(ミュージシャン/勝手にしやがれ)、茂木健一郎(脳科学者)、山村浩二(アニメーション作家)、遠山正道(Soup Stock Tokyo)、篠原ともえなど約25名が作品を手がけた。
作品は11月17日から11月25日までROOTOTE GALLERY渋谷パルコ店で展示され、11月28日からウェブサイト「クラウンジュエル」でオークションにかけられる。なお、売上金は、国連UNHCR協会に全額寄付され、難民支援に使われる。
『戦場でワルツを』
2009年11月28日、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
監督・脚本・製作:アリ・フォルマン
配給:ツイン、博報堂DYメディアパートナーズ
宣伝:クレストインターナショナル
提供:博報堂DYメディアパートナーズ、ツイン、ショウゲート
『チャリティ作品展示』
2009年11月17日(火)~25日(水)
会場:ROOTOTE GALLERY 渋谷パルコ店(東京・渋谷)
参加者:
青柳省吾(切絵作家)
与勇輝(創作人形作家)
杏(モデル/女優)
井上三太(漫画家)
エドツワキ(アーティスト)
大塚あや子(刺繍作家)
川井郁子(ヴァイオリニスト)
Candle JUNE(キャンドルアーティスト)
こぐれひでこ(イラストレーター/エッセイスト)
小林エリカ(アーティスト)
渋谷ザニー(デザイナー)
篠原ともえ(タレント)
遠山正道(Soup Stock Tokyo/PASS THE BATON代表)
はらだたけひで(絵本作家)
パルコキノシタ(アーティスト)
福王寺彩野(tinkpinkデザイナー)
ブラザートム(ミュージシャン/タレント)
松本春野(絵本作家/イラストレーター)
宮脇修一(海洋堂代表)
武藤昭平(ミュージシャン/勝手にしやがれリーダー)
茂木健一郎(脳科学者/ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー)
山村浩二(アニメーション作家)
ルー大柴(タレント)
アリ・フォルマン(「戦場でワルツを」監督)
ヨニ・グッドマン(「戦場でワルツを」アニメーション監督)
『ネットオークション』
2009年11月28日(土)からオークションサイト クラウンジュエルで開始予定
(画像:©2008 Bridgit Folman Film Gang, Les Films D'ici, Razor Film Produktion, Arte France and Noga Communications-Channel 8. All rights reserved)