ソロ名義での活動を再開する川本真琴のアルバム『音楽の世界へようこそ』の詳細が明らかになった。
川本真琴は、タイトル曲の作曲、編曲、プロデュースを岡村靖幸が手がけたシングル『愛の才能』で1996年にデビュー。その後、石川鉄男のプロデュースのもと人気を博すが、2006年に自身のウェブサイトで「川本真琴」名義での音楽活動を終了することを発表していた。
『音楽の世界へようこそ』は、彼女が近年活動していた別名義「TIGER FAKE FUR」をフィーチャーしたセルフプロデュースアルバム。川本真琴の名を冠した作品としては2001年にリリースされた『gobbledygook』以来、約9年ぶりの新作となる。
収録曲はタイトル曲“音楽の世界へようこそ”をはじめ、モータウンの数々のヒット曲からThe Beach Boysの名作『Pet Sounds』にも参加し、ポール・マッカートニーの恩師としても知られるキャロル・ケイが参加した“小鳥の歌”など、SEを含む計14曲を収録。参加メンバーには沖山優司、荒川康伸(ex.FLIPPER'S GUITAR)、久下惠生(マヘル・シャラル・ハッシュ・バズ、ストラーダ)などが名を連ねている。