実話を元に、ひとりの青年がエクソシストになるまでを描いた映画『ザ・ライト ―エクソシストの真実―』が、4月9日より丸の内ルーブルほか全国で公開される。
エクソシストとは、キリスト教において、悪魔に憑りつかれた人から悪魔を追い出す「エクソシスム」を行う祈祷師のこと。同作の舞台は、そんなエクソシストが正式な職業と公認され、現在でも儀式を行うための養成講座まで存在するバチカン。卒業を間近に控え、司祭になる道を諦めようとしていたアメリカの神学生マイケルは、恩師に引き止められてローマに渡る。そこでエクソシスト養成講座を受け始めたマイケルは、異端だが「一流のエクソシスト」と讃えられるルーカス神父に出会い、悪魔祓いを手伝うことになる。
近年、悪魔祓いを必要とする人々が急増しているというイタリア。そんな実態を世界に知らしめるべくメガホンを取ったのは、スウェーデン出身のミカエル・ハフストローム監督。主演は、『羊たちの沈黙』でアカデミー主演男優賞を受賞した名優アンソニー・ホプキンスが務める。鬼気迫る怪演でお馴染みの彼が、主人公のマイケルにエクソシストの技を伝授するルーカス神父をどのように演じるのか期待が高まる。
※東日本大震災の影響により、公開が延期になっていましたが、4月9日に公開されることが発表されました
『ザ・ライト ―エクソシストの真実―』
2011年4月9日より丸の内ルーブルほか全国ロードショー
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:
アンソニー・ホプキンス
コリン・オドノヒュー
アリーシー・ブラガ
ルトガー・ハウアー
ほか
配給:ワーナーブラザーズ
(画像:©2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.)