東北で花火を打ち上げるプロジェクトを追ったドキュメンタリー映画『LIGHT UP NIPPON ~日本を照らした、奇跡の花火~』が、7月7日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。
『LIGHT UP NIPPON』プロジェクトは、ある1人の会社員が東日本大震災で中止になった東京湾の花火大会について疑問を抱いたことからスタート。「東北を、日本を、花火で、元気に」をスローガンに掲げ、昨年8月11日に地元の人々の協力のもと東北の太平洋沿岸10ヶ所で一斉に花火を打ち上げることに成功した。
同作は、プロジェクトに密着して撮影された、900時間にもおよぶ映像をもとにした作品。監督は映画『UGLY』などで知られる柿本ケンサク、テーマ曲は坂本龍一が演奏する童謡“赤とんぼ”が起用されている。また、劇中音楽には坂本に加えてコトリンゴが参加。ナレーションは女優の黒木瞳が担当している。なお、同作の収益は今年も8月11日に東北で開催予定の『LIGHT UP NIPPON』に寄贈されるという。
さらに、一部を除く上映会場では写真集付きのDVDも限定発売。また、ネット上の映画館Theatre Tokyoで、6月30日から7月6日まで先行上映される予定だ。
『LIGHT UP NIPPON ~日本を照らした、奇跡の花火~』
2012年7月7日(土)から7月20日(金)まで新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:柿本ケンサク
ナレーション:黒木瞳
テーマ曲:坂本龍一“赤とんぼ”
音楽:坂本龍一、コトリンゴ
配給:ティ・ジョイ
(画像:©2012 LIGHT UP NIPPON PARTNERS)