12月2日まで東京・ラフォーレミュージアム原宿でデヴィッド・リンチの個展『デヴィッド・リンチ展 ~暴力と静寂に棲むカオス』が開催中。リンチが同展のために編集した短編映像が公開されている。
現在同展で公開されている映像作品は、1968年に撮影された『16MM Experiment』をはじめ、今年ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーで開催された『メモリー・マラソン2012』のために製作された『Memory Film』、リンチのオフィシャルサイトで発表された作品『Rabbits』『Out Yonder』など全11作品となる。なお、リンチ本人の協力のもと開催されている同展では、映像作品のほか日本未公開作品も含む絵画29点、ドローイング9点、写真33点も展示されている。
また、同展のために制作されたリンチ本人出演による映像が、ラフォーレミュージアム原宿のオフィシャルサイトで公開中。映像にはリンチによる日本語を交えたメッセージも収録されている。美術評論家の椹木野衣、ファッションデザイナーの三原康裕、作家・CMプランナーの大宮エリー、美術・映画評論家の滝本誠、精神科医の斎藤環からのコメントも同サイトに掲載されているので、あわせてチェックしてみよう。
『デヴィッド・リンチ展 ~暴力と静寂に棲むカオス』
2012年11月10日(土)~12月2日(日)
会場:東京都 ラフォーレミュージアム原宿
時間:11:00~20:00
料金:一般800円 学生600円 小学生以下無料
(画像上から:Crazy Clown Time ©David Lynch、16MM Experiment ©David Lynch、3 R's ©David Lynch、Out Yonder - Teeth ©David Lynch、Rabbits - Episode 2 ©David Lynch)