3Dプリンターなどデジタル工作機械を用いた40のものづくり事例を紹介する入門書

デジタルファブリケーションの実践的入門書『実践Fabプロジェクトノート』が、8月7日に刊行された。

デジタルファブリケーションとは、コンピュータと接続されたデジタル3Dプリンターやレーザー加工機などのデジタル工作機械によって、様々な素材の切り出しや成形を行う技術のこと。同書では、近年注目を集めるデジタルファブリケーションに触れながら、工作機械を備えた施設である「FabLab」および関連施設の利用案内や設備を紹介している。

また、カットにレーザー加工機を用いた本皮のスリッパや、3Dプリンターで出力したディッシュプレートといった身近なプロダクトの作り方から、野菜など自然物の表面形状をデジタルデータとして保存する方法、失敗した3Dプリンタの材料を再利用するアイデアなど、40の事例とその作り方を掲載。デジタルファブリケーションの入門書としてだけでなく、日本におけるFabLabでのものづくりの概要と多様性を知ることができる書籍となっている。

同書を執筆したのは、日本でデジタル工作機械を使った活動を牽引してきたFabLab鎌倉、FabLab渋谷、FabLabつくば、f.Labo、東京工業大学付属科学技術高等学校、慶應義塾大学SFC田中浩也研究室の6団体からなる「Fabの本制作委員会」。

書籍情報

『実践Fabプロジェクトノート 3D プリンターやレーザー加工機を使ったデジタルファブリケーションのアイデア40』

2013年8月7日発売
著者:Fabの本制作委員会
価格:1,890円(税込)
発行:グラフィック社

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(画像1枚目:『実践Fabプロジェクトノート 3D プリンターやレーザー加工機を使ったデジタルファブリケーションのアイデア40』表紙、画像2枚目から:『実践Fabプロジェクトノート 3D プリンターやレーザー加工機を使ったデジタルファブリケーションのアイデア40』より)

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