原田マハの小説『一分間だけ』が台湾で映画化、仕事と恋と愛犬の切ない葛藤描く

原田マハ原作による日本・台湾の合作映画『一分間だけ』が、5月31日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。

同作は、原田の原作小説の舞台を台湾に変えて、働く女性と愛犬の物語を描いた作品。主人公のファッション雑誌編集者・ワンチェンが、仕事に夢中になる日々の中で大切なものを見失っていき、やがて恋人が去り、恋人と一緒に育てたゴールデンレトリバーのリラが病に冒されていく中で悩み葛藤していく姿が描かれる。

ワンチェン役にはチャン・チュンニン、ワンチェンを支える恋人役をピーター・ホーが演じるほか、日本からは池端レイナがキャストに名を連ねている。メガホンをとったのは、テレビドラマ『秋のコンチェルト』で知られるチェン・フイリン。『一分間だけ』は同監督にとって映画初監督作品となる。また、日本上映版の主題歌は住岡梨奈“一分間だけ”になることも発表されている。

住岡梨奈コメント

映画のタイトルを見たときに“一分間だけ”は何を意味するのだろうと考えさせられました。わかっているけど忘れてしまったり、失いかけて気づいたりして、大切なことを思い出させてくれる映画です。一瞬一瞬、見逃さないために一語一句心込めて歌わせていただきました。

作品情報

『一分間だけ』

2014年5月31日(土)から新宿バルト9ほか全国で公開
監督:チェン・フイリン
原作:原田マハ『一分間だけ』(宝島社文庫)
日本上映版主題歌:住岡梨奈“一分間だけ”
出演:
ピーター・ホー
チャン・チュンニン
池端レイナ
ディン・チュンチェン
ホアン・ペイジア
配給:ティ・ジョイ

(画像:©2014映画『一分間だけ』)

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