建築家ピエール・シャローを紹介する展覧会『建築家ピエール・シャローとガラスの家－ポンピドゥー・センター・コレクションが魅せるアール・デコ時代の革新－』が、7月26日から東京・パナソニック 汐留ミュージアムで開催される。
同展では、ポンピドゥー・センターの全面協力によって、家具とインテリアデザイン、建築の分野にまたがって活躍したシャローの仕事を紹介。1927年から1931年の間に手がけたパリ左岸に現存する邸宅「ガラスの家」はじめ、照明器具、家具、模型、デザイン画など約60点や、写真、資料を展示する。アール・デコ時代の室内装飾家としての評価だけでなく、アメリカへの移住などの苦難を経験しながらそれぞれの領域で近代的な作風を展開していったシャローの全貌を紐解いていく。
会場構成は建築設計事務所「みかんぐみ」のマニュエル・タルディッツが担当。また、会期中は講演会やギャラリートークも開催される。参加方法の詳細はパナソニック 汐留ミュージアムのオフィシャルサイトで確認しよう。
イベント情報
『建築家ピエール･シャローとガラスの家展』
2014年7月26日（土）～10月13日（月・祝）
会場：東京都 パナソニック 汐留ミュージアム
時間：10:00～18:00（入館は17:30まで）
休館日：水曜、8月11日（月）～8月15日（金）
料金：一般800円 大学生600円 中・高校生200円 小学生以下無料 65歳以上700円
※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料、65歳以上の方は年齢のわかる物を提示
展覧会記念講演会
『建築家ピエール・シャロー、作品と生涯』
2014年7月26日（土）14:00～15:30
会場：東京都 恵比寿 日仏会館1階ホール
出演：オリヴィエ・サンカルブル（ポンピドゥー・センター、パリ国立近代美術館主任学芸員、本展監修）
※定員に達したため申込締切
講演会
『ピエール・シャローの時代と空間：家具・装飾・建築』
2014年8月23日（土）13:30～15:00（開場13:00)
会場：東京都 パナソニック東京汐留ビル5階ホール
出演：千代章一郎（広島大学大学院工学研究院社会環境空間部門建築史・意匠学研究室准教授）
定員：150名
料金：無料（展覧会の鑑賞券が必要）
ギャラリートーク
2014年8月1日（金）、9月6日（土）、9月12日（金）14:00～
会場：東京都 パナソニック 汐留ミュージアム
料金：無料（展覧会の鑑賞券が必要
