グラフィック集『フィログラフィックス 哲学をデザインする』が、4月24日に刊行された。
同書では、様々な「哲学」をシンプルな形と色で提示する「実験的なグラフィック」を紹介。95点のビジュアルとあわせて対象となる哲学の定義と解説も併記されているほか、デザインジャーナリストの渡部千春による解題も掲載されているなど、デザインと哲学の世界を融合させた内容になっている。
同書で視覚化されている哲学は、絶対主義、不条理主義、唯美主義、アナーキズム、無神論主義、原子論、資本主義、脱構築主義、非決定論、唯物主義、ニヒリズム、唯名論、汎神論、プラグマティズム、実存主義、フェミニズム、相対主義、スピリチュアリズム、構造主義、全体主義、ユートピアなど。著者はスペイン・カタルーニャ地方出身で現在はロンドンに拠点を置くデザイナーのジェニス・カレーラス。翻訳は関未玲が手掛けている。