前野健太のニューアルバム『今の時代がいちばんいいよ』が、12月7日にリリースされる。
同作は前野にとって初の全編弾き語りによるアルバム。新曲5曲を含む全11曲が新たに録音された。収録曲“野蛮なふりをして”は、2016年2月14日まで東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催中の『東京アートミーティングVI “TOKYO”―見えない都市を見せる』展に松江哲明監督が出品している新作『その昔ここらへんは東京と呼ばれていたらしい』の主題歌に起用されている。
プロデュースは九龍ジョー、マスタリングは中村宗一郎が担当。アートワークは惣田紗希が手掛け、ジャケットには石川直樹が撮り下ろした写真が使用されている。また16ページのブックレットが付属する。
なお同作のリリースを記念した弾き語りライブが12月15日に東京・新宿ゴールデン街劇場で開催。観客は50人限定となり、チケット予約はエランド・プレスの通販サイトで受付中だ。
九龍ジョーのコメント
日本社会の急変を告げる鐘声鳴りやまぬ、2015年。
演劇公演や映像作品への音楽提供、小説執筆など、充実した活動を見せている前野健太ですが、水面下で続けてきた深化した歌への取り組みを、この2015年内に結晶化するべく、キャリア初の全曲弾き語りアルバムとして緊急リリースする運びとなりました。
もし100年後の人たちが、私たちや、この何げない毎日に思いをめぐらせることがあるとしたら、その想念はここに収められた曲のようなカタチをしているのかもしれません。
リリース情報
前野健太
『今の時代がいちばんいいよ』(CD)
2015年12月7日(月)発売
価格:1,814円(税込)
1. だれかの
2. 今の時代がいちばんいいよ
3. SHINJUKU AVENUE
4. このからだ
5. 100年後
6. 新幹線の速さで毎日は
7. 私の怒りとは
8. 東京の空
9. コーヒーブルース
10. 野蛮なふりをして
11. 吾郎
※16ページのブックレット付属
イベント情報
『今の時代がいちばんいいよ』リリース記念
『前野健太<完全生音>弾き語りライブ』
2015年12月15日(火)OPEN 19:00 / START 19:30
会場:東京都 新宿ゴールデン街劇場
出演:前野健太
定員:50名
料金:前売2,300円 当日2,800円