上村一夫の『ヤングコミック』表紙絵を全260点収録、展覧会も

上村一夫の画集『ヤングコミック・レジェンド 上村一夫表紙画大全集』が、12月10日に刊行される。

上村一夫は、家族を殺された女性の復讐を描いた漫画『修羅雪姫』、沢田研二と梶芽衣子を主演に迎えてドラマ化もされた『同棲時代』、阿久悠原作の『男と女の部屋』などを発表し、1986年に逝去した漫画家。

少年画報社の70周年を記念して刊行される同書には、上村が雑誌『ヤングコミック』1969年7月22日号から1980年5月までの表紙イラストとして発表した260点を収録。さらに上村の『ヤングコミック』初連載作品『江戸浮世絵師異聞アモン』第1話を復刻掲載する。

また、東京・根津の弥生美術館では1月3日から上村の回顧展『わが青春の「同棲時代」 上村一夫×美女解体新書展』を開催。同展の関連イベントとして、上村の長女である上村汀が糸井重里と語り合うトークイベントや、サニーデイ・サービスのアルバム『若者たち』を制作するにあたって上村の『同棲時代』から影響を受けたという曽我部恵一によるミニライブなども予定されている。詳細は弥生美術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。

書籍情報

『ヤングコミック・レジェンド 上村一夫表紙画大全集』

2015年12月10日(木)発売
価格:2,700円(税込)
発行:少年画報社

amazonで購入する

イベント情報

『わが青春の「同棲時代」上村一夫×美女解体新書展』

2016年1月3日(日)~3月27日(日)
会場:東京都 根津 弥生美術館
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(ただし1月11日、3月21日は開館)、1月12日、3月22日
料金:一般900円 大・高生800円 中・小生400円
※竹久夢二美術館も入場可

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