映画『ホドロフスキーの虹泥棒』が、11月12日から東京・渋谷のアップリンクほか全国で順次公開される。
『ホドロフスキーの虹泥棒』は1990年にイギリスで製作されて以来、日本では未公開だった作品。日本初公開となる今回は、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の監修のもとで新たに作られたディレクターズカット版が上映される。
同作の物語は、風変わりな大富豪ルドルフが乱痴気騒ぎの最中に倒れ、遺産問題が持ち上がるところから始まる。ルドルフ役を演じるのは『吸血鬼ドラキュラ』のクリストファー・リー。ルドルフの遺産を待ちわびる甥のメレアーグラ役に『アラビアのロレンス』で主演を務めたピーター・オトゥール、地下の下水道でメレアーグラと共に暮らす泥棒のディマ役には同じく『アラビアのロレンス』で『ゴールデングローブ賞』助演男優賞を受けたオマー・シャリフがキャスティングされている。