LGBT映画祭『レインボー・リール東京』に13プログラム 日本初公開作も

『第26回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~』が、7月8日から東京・シネマート新宿、7月14日から東京・表参道のスパイラルホールで開催される。

LGBTをはじめとするセクシュアルマイノリティーをテーマにした国内外の映画を上映する『東京国際レズビアン&ゲイ映画祭』。昨年から名称を「レインボー・リール東京」に改めて開催されている。

上映作品には、修理工のプレイガール・ダラスとファッションエディター・ジャスミンの激しい恋を描き、全て女性のクルーによって製作された『アンダー・ハー・マウス』や、孤児を養子として育てるゲイカップルを描いたタイ映画『ファーザーズ』、ニューヨークで有色人種であるセクシャルマイノリティーの若者たちが社会の抑圧と戦いながら形成しているパーティーシーン「キキ」を追った『キキ —夜明けはまだ遠く—』などの日本初公開作や、東ちづるが企画やキャスティングプロデューサーを務めたドキュメンタリー『私はワタシ ~over the rainbow~』などがラインナップ。

またLGBT映画の支援・振興を目的に設立されたAsia Pacific Queer Film Festival Allianceに加盟する映画祭が推薦する短編映画6作品を上映する『QUEER×APAC ~APQFFA傑作選2017~』や、一般公募による日本の短編作品を上映する『レインボー・リール・コンペティション』も実施。『レインボー・リール・コンペティション』では来場者の投票でグランプリを決定する。上映スケジュールの詳細はオフィシャルサイトでチェックしよう。

イベント情報

『第26回レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~』

2017年7月8日(土)~7月14日(金) 会場:東京都 シネマート新宿 2017年7月14日(金)~7月17日(月・祝) 会場:東京都 表参道 スパイラルホール
上映作品: 『17歳にもなると』(監督:アンドレ・テシネ) 『僕の世界の中心は』(監督:ヤーコプ・M・エルヴァ) 『ファーザーズ』(監督:パラトポル・ミンポーンピチット) 『迷い子たちの物語』(監督:ホセリト・アルタレホス) 『アンダー・ハー・マウス』(監督:エイプリル・マレン) 『フィニッシュ・ホールド』(監督:ジェニファー・リーダー) 『たぶん明日』(監督:サマンサ・リー) 『マッド・メアリー』(監督:ダレン・ソーントン) 『キキ —夜明けはまだ遠く—』(監督:サラ・ジョルディノ) 『私はワタシ ~over the rainbow~』(監督:増田玄樹) 『きみは海』(監督:高橋知子) 『QUEER×APAC ~APQFFA傑作選2017~』 『レインボー・リール・コンペティション』
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