伊藤沙莉と餓鬼レンジャーが映画『獣道』の主題歌を担当していることがわかった。
内田英治監督がメガホンを取る『獣道』は、実話をもとに、宗教団体やネグレクト、少年犯罪、性産業などに翻弄される地方都市の若者たちを描いたブラックコメディー。居場所を求め宗教や風俗の世界に身を投じる主人公の少女・愛衣役を伊藤沙莉、愛衣に恋をする少年・亮太役を須賀健太が演じる。
伊藤沙莉は、餓鬼連合(餓鬼レンジャー with 伊藤沙莉)名義で制作された主題歌“Miss PenPen”でラップに初挑戦。PVのショートバージョンが公開されている。GP(餓鬼レンジャー)は、「沙莉ちゃんのラップを聴いて『おっ!』って絶対なる」「沙莉ちゃんは、絶対音楽やったほうがいい!」とその実力を絶賛している。映画『獣道』は7月15日から東京・シネマート新宿ほか全国で公開される。
なお同楽曲は本日6月29日から先行配信開始。フルバージョンを収録した餓鬼レンジャーのアルバム『キンキーキッズ』は8月2日にリリースされる。
伊藤沙莉のコメント
主題歌を歌わせて頂くこと自体も初めてですごくビックリしましたが、まさかのラップということで、更にビックリしました。笑 自分で大丈夫かなという不安は全力でありましたが、餓鬼レンジャーの皆様が優しくて、レコーディングも本当に楽しく行うことができました。なにより曲と映画がすごくあっていると思うので、みなさん是非楽しんでください。
ポチョムキン(餓鬼レンジャー)のコメント
「お尻ペンペン」きっとそれは、可愛がりたい、可愛がられたいという愛情表現の一つなのでしょう。
もしくは「お仕置き」つまり愛のある教育活動なのでしょう。
のような事を伊藤沙莉ちゃんがRAPしてるだけでも100億円払う価値があると思います。GP(餓鬼レンジャー)のコメント
沙莉ちゃんのラップを聴いて「おっ!」って絶対なる。餓鬼レンジャーのワンマンライブにいつか来て、ラッパーとして共演して欲しいです。沙莉ちゃんは、絶対音楽やったほうがいい!
内田英治監督のコメント
映画の内容と主題歌がまったく噛み合わない。日本映画ではあるあるです。『下衆の愛』と同じく、今回もアーティストに映画に合った曲を作ってもらいました。デビュー作の『ガチャポン』で主題歌を担当した餓鬼レンジャーです。言うまでもなく伝説のヒップホップグループと、主演の伊藤沙莉の息がぴったりすぎです。そしてMVは、自ら撮影しました。特徴的な振り付けはダンスグループ「おしゃれ紳士」の主宰・伊藤祐輔さんが担当。撮影は映画でもお世話になりました山梨で行われ。本物の族車に集まってもらっての撮影でした。マフラーの音で音楽はかき消されましたが、最高のMVとなりました!
- 作品情報
-
『獣道』
2017年7月15日(土)からシネマート新宿ほか全国公開監督・脚本:内田英治 主題歌:餓鬼連合(餓鬼レンジャー with 伊藤沙莉)“Miss PenPen” 出演: 伊藤沙莉 須賀健太 アントニー 吉村界人 韓英恵 でんでん 広田レオナ 冨手麻妙 近藤芳正 松本花奈 大島葉子 マシュー・チョジック 矢部太郎 川上奈々美 毎熊克哉 篠原篤 森本のぶ 根矢涼香 川籠石駿平 アベラヒデノブ 上映時間:94分 配給:スタイルジャム- リリース情報
-
餓鬼レンジャー
2017年8月2日(水)発売 価格:3,000円(税込) JCC-0001
『キンキーキッズ』(CD)1. INTRO ~超大作イントロ~ 2. NO PLAN B 3. 超越 feat. TwiGy & 呂布カルマ 4. Miss PenPen(FULL VERSION) feat. 伊藤沙莉 5. skit ~魅惑のコンビニ~ 6. MILF 7. 運がYEAH feat. sequick 8. skit 9. WASABI 10. いいすね! 11 skit ~This video has been deleted~ 12. 卒業 13. アゲマンボ 14. シャッターチャンス 15. skit ~イケメンの電話~ 16. L.A.S.D 17. ONE feat. SUGAR SOUL & JESSE
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?