『奈良美智 for better or worse』展が7月15日から愛知・豊田市美術館で開催される。
奈良が学生時代を過ごした愛知・長久手に近い豊田市美術館で開催される同展では、1987年の初期作から2017年の最新作までを紹介。絵画を中心にドローイング、FPR、木彫などの立体作品、大規模な小屋のインスタレーションなど国内未発表作品や新作を含む約100点が展示される。国外からの借用作品は約35点となる。
さらに美術を志す前の奈良の感性を育んだレコードジャケットや画集、写真集、小説、切り抜き写真、人形、雑貨なども公開。奈良によれば30年越しの「卒業制作」になるという同展のタイトルは「良いときも、悪いときも」を意味し、キリスト教圏では誓いの言葉として「どのような運命になろうとも、ずっと」の意味で用いられている。
会期中には小西信之によるレクチャー『奈良美智のアートの世界』を開催。詳細は豊田市美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。
- イベント情報
-
『奈良美智 for better or worse』
2017年7月15日(土)~9月24日(日) 会場:愛知県 豊田市美術館時間:10:00~17:30(入場は17:00まで) 休館日:月曜(7月17日、8月14日、9月18日は開館) 料金:一般1,500円 高・大学生1,000円 ※中学生以下は無料 ※障がい者と付添者1名、豊田市内在住・在学高校生、豊田市内75歳以上の方は証明書提示で無料関連リンク
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?