東出昌大主演の映画『OVER DRIVE』が2018年に全国東宝系で公開される。
公道を走行して区間タイムの速さや運転の正確さを競う自動車競技ラリーの世界を舞台にした同作。世界最高峰の『世界ラリー選手権』へのステップアップを目指すチーム「スピカレーシングファクトリー」とライバルチームとの優勝争いを描く。
スピカレーシングのチーフメカニック兼エンジニアの主人公・檜山篤洋役に東出昌大、篤洋の弟で天才ドライバーの檜山直純役に新田真剣佑、直純のエージェントとして着任したスポーツマネジメント会社の社員・遠藤ひかる役に森川葵がキャスティング。共演者には、直純のライバル・新海彰役の北村匠海(DISH//)、新米メカニック・増田順平役の町田啓太(劇団EXILE)、スピカレーシングファクトリーの社長でチームの監督・都築一星役の吉田鋼太郎らが名を連ねる。メガホンを取るのは、『海猿』『MOZU』シリーズなどの羽住英一郎。脚本は桑本さや香、音楽は佐藤直紀が手掛ける。制作プロダクションはロボット。なお同作の撮影は7月中旬から9月末にかけて行なわれる予定だ。
チームを支える檜山篤洋役の東出昌大は「脚本を読んで感じた、手に汗握る興奮と熱狂を、スクリーンを通してお届け出来る様頑張ります」とコメント。篤洋の助言を無視したレースを展開する檜山直純役の新田真剣佑は「カッコよく、そして美しいラリーの世界の中で生きる男をどう演じていけるか、自分なりに精一杯、突き詰めていきたいと思います」とコメントしている。
また森川葵は「普段は自分からお芝居で相手に仕掛けていくことが多いのですが、今回私が演じさせて頂くひかるは、エージェントという立場なので、自分から仕掛けるよりもスピカのメンバー達を見守るように受け入れることを大切にしながら、楽しむことを忘れず撮影に臨みたいと思います」、羽住監督は「テーマとして伝えたい事は、決して諦めない心の強さ。同じく極限状態での挑戦を描いてきた『海猿』を超える作品にしたい」とそれぞれ意気込みを語っている。
※記事掲載時、一部表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
東出昌大のコメント
羽住監督の、長年温め続けてきた夢が詰まった作品です。メカニックチームでリハーサルを続けている中で、チームワークが生まれてきて仲間と協力し合いながら仕事が出来る事に、喜びと感謝を感じています。
脚本を読んで感じた、手に汗握る興奮と熱狂を、スクリーンを通してお届け出来る様頑張ります。新田真剣佑のコメント
羽住監督をはじめ、東出さんや共演者の皆さんの熱量を感じながら、色んなことを学んで、最高のパフォーマンスを見せられるように努めます。
カッコよく、そして美しいラリーの世界の中で生きる男をどう演じていけるか、自分なりに精一杯、突き詰めていきたいと思います。森川葵のコメント
今回のために、羽住監督に教えて頂いた『ザ・エージェント』という映画を見ました。普段は自分からお芝居で相手に仕掛けていくことが多いのですが、今回私が演じさせて頂くひかるは、エージェントという立場なので、自分から仕掛けるよりもスピカのメンバー達を見守るように受け入れることを大切にしながら、楽しむことを忘れず撮影に臨みたいと思います。東出さんは普段から仲良くさせて頂いていて真剣佑さんとは初対面です。そんなお二人とお芝居をさせて頂くのは全く違った意味で緊張し楽しみなのですが、"新たな気持ち"でお二人と現場で向き合っていきたいと思っています。
羽住英一郎監督のコメント
プロフェッショナルの世界で生きるチームメンバーたちが繰り広げる濃厚な人間ドラマを、これまでの邦画にはないスピード感と迫力の映像で、圧倒的なスペクタクル作品に仕上げていきます。テーマとして伝えたい事は、決して諦めない心の強さ。同じく極限状態での挑戦を描いてきた「海猿」を超える作品にしたいと思います。
そして、東出昌大さん、新田真剣佑さん、森川葵さんなど、俳優として新時代を担うキャストたちには、若さ故にもがき、葛藤し、一流を目指して成長していくそれぞれの姿を、全力で体現してもらえればと思います。
- 作品情報
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『OVER DRIVE』
2018年に全国東宝系で公開監督:羽住英一郎 脚本:桑本さや香 音楽:佐藤直紀 出演: 東出昌大 新田真剣佑 森川葵 北村匠海 町田啓太 吉田鋼太郎 配給:東宝
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?