映画『日日是好日』が2018年に全国で公開される。
森下典子が茶道教室に通い続けた約25年にわたる日々を綴ったエッセイが原作の『日日是好日』。就職の話が出始めた大学生の典子が母親から茶道を勧められ、従姉の美智子からの一押しもあって、嫌々ながら「タダモノじゃない」と噂の茶道教室の先生を訪ねるというあらすじだ。
典子役に黒木華、茶道教室の武田先生役に樹木希林、従姉の美智子役に多部未華子がキャスティング。監督、脚本は11月25日から公開される『光』などの大森立嗣が務める。撮影は11月から12月を予定。
黒木華は「ずっとご一緒したいと思っていた大森監督の作品に、出演出来ることを幸せに思います。樹木さんも多部さんも共演させて頂くのは初めてですが、お二人の出演されている作品を拝見していて、いつも素敵な表現をされているな、と思っていたので、そんなお二人と作品を創れる事をとても光栄に思います。茶道は全く経験がなく、今回は勉強することが大変多いので不安もあるのですが、典子と同じように学び、成長していきたいです」と意気込みを語っている。
黒木華のコメント
ずっとご一緒したいと思っていた大森監督の作品に、出演出来ることを幸せに思います。樹木さんも多部さんも共演させて頂くのは初めてですが、お二人の出演されている作品を拝見していて、いつも素敵な表現をされているな、と思っていたので、そんなお二人と作品を創れる事をとても光栄に思います。茶道は全く経験がなく、今回は勉強することが大変多いので不安もあるのですが、典子と同じように学び、成長していきたいです。
樹木希林のコメント
年とったからって自動的にいい顔になるわけじゃない・・・つくづくわかった。
映画に出ることは恥多いことだ。(後期高齢者)多部未華子のコメント
またこうして大森組に参加させていただくことを大変嬉しく思います。
黒木さん、樹木さんとは初めて共演させていただくので、少し緊張していますが今からとても楽しみです。
茶道も幼稚園で習った以来ですので一から学ばせていただき、人の生き方を変えてしまう程の茶道の魅力や
奥深さが映画を観て下さるみなさんに伝わるようにお稽古をして撮影に臨みたいです。大森立嗣監督のコメント
茶道とは無縁の僕が原作を読み終えていたく感動していました。一人の女性が大人になっていく過程で、きらびやかな宝石とは違う、胸の奥にずっと、でも密かにある大切なものにお茶を通して気付き、触れていくお話しです。
素晴らしいキャスト、スタッフと共に映画を作ります。観た人の心に深く響く映画になればいいと思っています。森下典子のコメント
子どものころから映画は憧れの世界でした。
私の書いた本が映画に……それも、黒木華さん、樹木希林さん、多部未華子さんという、この上ないキャストで映画化されるなんて、これほどの光栄はありません。
しかも、大森立嗣監督の撮影現場に、自らスタッフとしてかかわることができるなんて!!
本を書く仕事をしてきて、ほんとうに良かった……。
この映画の実現にお力をくださった多くの方々に、心から感謝いたします。ありがとうございます!
- 作品情報
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『日日是好日』
2018年全国公開監督・脚本:大森立嗣 原作:森下典子『日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(新潮文庫) 出演: 黒木華 樹木希林 多部未華子 配給:東京テアトル/ヨアケ
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?