幻冬舎とCAMPFIREによる共同出資会社、株式会社エクソダスが1月末に設立される。
エクソダスでは、出版業を営む幻冬舎と、クラウドファンディングプラットフォームを運営するCAMPFIREが協業し、新たな出版プラットフォーム「クラウドパブリッシングプログラム」の構築を目指す。これは持ち込まれた出版アイデアをもとに、CAMPFIREが培ってきたクラウドファンディングのノウハウと、幻冬舎の企画力や編集力、宣伝力を掛け合わせて展開していくもの。
また同社では、映像や音楽などとのシナジーも踏まえ、作品が多くの読者に届けるアプローチを行なうほか、書籍出版の利益を支援者や制作に関わる人に還元する「利益還元型出版」や、 仮想通貨におけるトークンを発行する「トークン発行型出版」も検討していくという。
エクソダスの設立メンバーは、取締役会長の見城徹(幻冬舎)、代表取締役社長の家入一真(CAMPFIRE)、取締役の岡田一男(CAMPFIRE)、中島真、設楽悠介(幻冬舎)、箕輪厚介(幻冬舎)ら。出資比率は幻冬舎とCAMPFIREがそれぞれ50%ずつとなる。