7月から全国で公開される映画『虹色デイズ』の追加キャストが発表された。
水野美波の漫画『虹色デイズ』の実写映画版となる同作は、いつも一緒にいる男子高校生のなっちゃん、まっつん、つよぽん、恵ちゃんの日常が、なっちゃんが同級生の杏奈に片想いをしたことから変化し始めるというあらすじ。「なっちゃん」こと羽柴夏樹役を佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、「まっつん」こと松永智也役を中川大志、「つよぽん」こと直江剛役を高杉真宙、「恵ちゃん」こと片倉恵一役を横浜流星が演じる。
今回出演が発表されたのは、なっちゃんが片想いをする天然でおとなしい女子高生・杏奈役の吉川愛、杏奈の親友で男嫌いだが、まっつんのアプローチを受けて変わっていくまり役の恒松祐里、つよぽんの恋人でコスプレ好きなゆきりん役の堀田真由、男子4人のクラスメイトでバレー部の女子・千葉ちゃん役の坂東希(E-girls、Flower)。
杏奈役を演じる吉川愛は「今までクールな役を演じる機会が多かったので、どういう杏奈ちゃんを演じられるのか不安でいっぱいでしたが、いざ撮影に入ると楽しくて、演技をしている私が『杏奈ちゃんかわいいなぁ』と思ったりしていました」と明かしている。
まり役の恒松祐里は「複雑な役どころだったので、どうやって演じようかかなり悩みましたが、飯塚監督が導いて下さり、最後まで演じ切ることができました」、ゆきりん役の堀田真由は「皆さんに『ゆきりん』と毎日現場で呼んでいただけることや飯塚監督からのお言葉が自信に繋がり、とても恵まれた環境の中でお芝居をさせて頂きました」とコメント。坂東希は「撮影していて、本当の学生生活のように気付かされたり、学んだりすることが多くて、本当にこの作品に携われてよかったです!」と語っている。
吉川愛のコメント
役が決まったと聞いた時、私はものすごく嬉しくてすぐに母に報告をしました。
杏奈ちゃんは大人しくて無口でちょっぴり天然で純粋でかわいい女の子です。
今までクールな役を演じる機会が多かったので、どういう杏奈ちゃんを演じられるのか不安でいっぱいでしたが、いざ撮影に入ると楽しくて、演技をしている私が『杏奈ちゃんかわいいなぁ』と思ったりしていました。
性格が正反対なまりちゃんと一緒にいる時の杏奈ちゃん。真剣な時の杏奈ちゃん。
羽柴くんと一緒にいる時の杏奈ちゃん。色々な杏奈ちゃんを観ていただけると思います。恒松祐里のコメント
沢山の方に愛されている「虹色デイズ」に出演させて頂くことが出来て光栄です。
撮影前に原作を読ませて頂いたのですが、まりが本当に可愛くて、ページをめくるたびに心を持ってかれていました!
複雑な役どころだったので、どうやって演じようかかなり悩みましたが、飯塚監督が導いて下さり、最後まで演じ切ることができました。
仲間といて楽しい時の気持ちだったり、恋愛してもやもやしてる時の気持ちだったり、青春時代に感じる沢山の心の色が混じり合った映画になっていると思います!
公開は夏。私も完成が楽しみです!堀田真由のコメント
個性溢れる男の子4人の日常を男の子の視点から描いた一味違う少女漫画に以前から一読者として魅力を感じており浅井幸子として生きた1ヶ月はとても光栄でした。
同時に、同性からも好かれる可愛さをどう表現しようかと不安でしたが、皆さんに「ゆきりん」と毎日現場で呼んでいただけることや飯塚監督からのお言葉が自信に繋がり、とても恵まれた環境の中でお芝居をさせて頂きました。
大切な人々を想う気持ちや理想と現実のギャップ…
誰しもが1度は通る青春時代を今しか出せない色を大切に皆さんと共に創り上げました。
ぜひ、楽しみに待っていてください!坂東希のコメント
個性豊かなキャラクターの中、千葉ちゃんを演じさせていただきました。
女子のバレー部のキャプテンをしていて、男の子の輪でも仲良くできてどんだけバランスのとれたいい子なんだ!とすごく思います。
とにかく、誠心誠意頑張りました!
男子4人を取り巻く日々を描いていますが、1人1人に時間というものがちゃんとあって、学生生活がすごく愛おしい日々だったんだなと感じました。
撮影していて、本当の学生生活のように気付かされたり、学んだりすることが多くて、本当にこの作品に携われてよかったです!
とてもドキドキしますが、完成がすごく楽しみです!
- 作品情報
-
『虹色デイズ』
2018年7月から全国公開監督:飯塚健 脚本:根津理香、飯塚健 原作:水野美波『虹色デイズ』(集英社マーガレットコミックス) 出演: 佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE) 中川大志 高杉真宙 横浜流星 吉川愛 恒松祐里 堀田真由 坂東希(E-girls、Flower) 配給:松竹
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?