特集記事「テレビドラマをつくる 物語の生まれる場所」が、本日1月17日刊行の『美術手帖2月号』に掲載されている。
「ものづくりとしてのテレビドラマづくり」を取り上げる同特集。同誌では初のテレビドラマ特集となる。
本特集パート1「物語のつくり方」では、脚本家の山田太一、大石静、バカリズムへのインタビューや、磯山晶(TBS編成部)、土井裕泰(TBSドラマ制作部)に『監獄のお姫さま』『コウノドリ』『カルテット』などの制作裏話を聞くインタビュー、『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』などの脚本家・野木亜紀子と『リーガル・ハイ』などの脚本家・古沢良太による対談を掲載。さらにブログ『青春ゾンビ』で知られるヒコによる坂元裕二論、成馬零一によるテレビドラマ論、細馬宏通による主題歌論なども収録する。
パート2「物語の現在地」では、EXILE HIROが企画プロデュースを務める『HiGH&LOW』シリーズを8ページにわたって紹介。プロデューサーの植野浩之や久保茂昭監督のインタビューを交えながらヒットの秘密を検証する。同作の脚本家でTeam HI-AXの平沼紀久と渡辺啓の対談も掲載。また『しんせかい』で『芥川賞』を受賞した山下澄人によるエッセイ「前略、北の国から、冬の華」なども収められる。監修は岡室美奈子(早稲田大学演劇博物館)。表紙イラストはたなかみさきが手掛けた。
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