テレビ朝日系のアニメ『クレヨンしんちゃん』から、野原しんのすけ役の声優・矢島晶子が降板することがわかった。
これはテレビ朝日のオフィシャルサイトで発表されたもの。矢島晶子は6月29日の放送を最後に番組を降板する。
理由としては、本人から「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなり、キャラクターの声を作る作業に意識が集中して、役としての自然な表現がしづらくなった」との申し出があったことが挙げられている。7月から野原しんのすけ役を演じる声優は、現在調整中とのこと。
矢島晶子は1967年生まれ。1992年の放送開始当初から26年以上にわたって野原しんのすけ役を演じてきた。テレビ朝日のオフィシャルサイトでは矢島晶子のコメントが掲載中だ。
矢島晶子のコメント
27年間、春我部の「嵐を呼ぶ5才児」と一緒に過ごして参りましたが、この度、野原家から離れることに致しました。
理由は、しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為です。
キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまった為です。
長い間、皆様に親しんで頂き、本当に感謝しております。
「しんのすけ」というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです。
27年間、ありがとうございました。