パスカルズのニューアルバム『日々、としつき』が9月30日にリリースされる。
パスカルズはロケット・マツを中心に金井太郎、坂本弘道、石川浩司、知久寿焼ら14人で編成されているバンド。1995年に結成し、今年で活動23年目になる。2001年にはフランスのレンヌで行なわれる『Trance Musical Festival』に招聘され、その後はヨーロッパツアーやオーストラリアツアーも実施している。近年は映画や舞台の音楽も手がけ、活動は多岐にわたっている。
6年ぶりのニューアルバムとなる今作には、舞台『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~』の挿入曲“蝶”、大林宣彦監督の映画『野のなななのか』の主題曲“野のなななのか”と挿入曲“ガタタンロード”、同じく大林監督の映画『この空の花――長岡花火物語』の挿入曲“花火”、水江未来の短編アニメーション『WONDER』の表題曲“WONDER”を収録。11月1日からダウンロード販売およびストリーミング配信がスタートする。
同作のリリースを記念したライブが、10月30日に神奈川・横浜のTHUMBS UP、12月4日と5日に東京・吉祥寺のSTAR PINE'S CAFEで開催。なお同作に寄せられた、しりあがり寿、常盤貴子、渋谷毅、峯村リエ、関島岳郎、植村昌之のコメントがパスカルズのオフィシャルサイトに掲載されている。
しりあがり寿のコメント
ボクの頭の中では、パスカルズはいつもお花畑の中で演奏している。ただのお花畑じゃない、不思議で怪しい毒もあれば妖精も潜むやばいお花畑だ。パスカルズの音色はいつだってここではないどこか、忘れられたような懐かしい場所から聞こえてくる。それを聴くたびに笛を吹きたくなる。細い木の枝から作ったちょっとだけ色の塗ってある小さな笛を吹きたくなる。
常盤貴子のコメント
「音」が踊っている。楽しそうに。
自由にあっちへ、こっちへ。
パスカルズは、いつも『音楽』の原点に気づかせてくれる。
今回の新アルバムでは、「音」に映画「野のなななのか」の思い出という、更なる想像の羽が付いてしまうから、どこまでも音旅を楽しんでしまう。
危ない。でも・・・好きになりそう。
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