特集記事「明朝体を味わう。」が、明日10月6日発売の『MdN2018年11月号』に掲載される。
同特集では、タイプフェイスデザイナー、書体研究家、グラフィックデザイナー、文筆家、フォントベンダーなど15人の識者の言葉を手掛かりに、「名品」と言える27種類の明朝体の成り立ち、味わいを解説。紹介される明朝体は「築地体前期五号」「築地体初号」「築地体後期五号」「秀英明朝」「秀英初号明朝」「精興社書体」「石井中明朝体(MM-OKL)」「イワタ明朝体オールド」「モトヤ明朝」「凸版文久明朝」「本明朝」「A1明朝」「本蘭明朝」「リュウミン」「光朝」「ヒラギノ明朝体」「小塚明朝」「丸明オールド」「游明朝体」「筑紫明朝」「筑紫Aオールド明朝」「筑紫アンティーク明朝」「筑紫Q明朝」「筑紫Aヴィンテージ明朝」「筑紫Bヴィンテージ明朝」「TP明朝」「貂明朝」となる。
紙面に登場する識者は、祖父江慎、小宮山博史、正木香子、橋本和夫、伊藤正樹、小野克之、藤田重信、鈴木功、新井尚子、池田暢、小塚昌彦、鳥海修、草野剛、西塚涼子、片岡朗。27種類の明朝体の書体見本と組み見本を掲載した小冊子「明朝体テイスティングリスト」が付属する。
特集外として、映画『止められるか、俺たちを』の音楽と『寝ても覚めても』の主題歌をそれぞれ担当した曽我部恵一(サニーデイ・サービス)とtofubeatsの対談や、アートディレクター平野篤史に迫る記事、イラストレーターHAIによるイラストのメイキングも掲載。