連続ドラマ『東京独身男子』が4月からテレビ朝日系で放送される。
没頭できる仕事と趣味、高い家事能力を持ち、友人とも充実な日々を過ごす「AK男子」こと「あえて結婚しない男子」にスポットを当てる同作。メガバンク勤務の石橋太郎、バツイチの審美歯科クリニック院長・三好玲也、大手弁護士事務所勤務の岩倉和彦の固い絆で結ばれた「アラフォー」の「AK男子」3人が、それぞれの事情から大きな岐路に立たされ、結婚を意識することになる、というあらすじだ。
3年前に別れた元恋人の出現に心が揺れるメガバンク勤務の主人公・石橋太郎役に高橋一生がキャスティング。独身生活を謳歌中だがアイデンティティーに関わる問題に直面する審美歯科クリニック院長・三好玲也役を斎藤工、父親が病気で倒れたことで生活が一変する大手弁護士事務所のボス弁・岩倉和彦役を滝藤賢一が演じる。演出は樹下直美、タナダユキらが担当。脚本は金子ありさが手掛ける。
主演の高橋一生は「あえて結婚しない独身男性」というテーマについて「現代を生きる僕たちの、リアリティーの一側面だと思います。僕は俳優という仕事柄、結婚を急かされることはありません。けれど同世代の友人の多くは結婚している。世間的にはそういうものだと、今回、改めて感じました。結婚しようと行動を起こす男を演じられるのは、僕にとって良い体験です」とコメント。
斎藤工、滝藤賢一との共演について「俳優として尊敬している、大好きな2人なので、一緒にお芝居できるのが楽しみです。3人そろっての共演は今回が初めてですが、この3人でドラマができることにわくわくしています」と述べている。
斎藤工は作品のテーマについて「物語自体に突き刺さるものがあります。僕自身、姉や身近な既婚者たちを見て、結婚を“疑似体験”し、“大変さを味わった気でいる”。だから結婚とは距離を感じているんです。今、結婚に消極的な人が多い理由には、人との摩擦を避けたい気持ちもあるのではないでしょうか。そういう、まさに現代を、この作品はとらえていると思います」とコメント。
滝藤賢一は「独身には独身の良さがありますよね。自分の為だけに多くの時間を使えるのは、とてもうらやましいです。でも僕自身は、所帯を持つ人生の方が魅力を感じたんですよね。人それぞれだと思います」と語っている。3人のコメント全文は番組のオフィシャルサイトでチェックしよう。
- 作品情報
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土曜ナイトドラマ
2019年4月から毎週土曜23:15~テレビ朝日系で放送
『東京独身男子』演出:樹下直美、タナダユキほか 脚本:金子ありさ 音楽:河野伸 出演: 高橋一生 斎藤工 滝藤賢一
Special Feature
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?