実写映画『カイジ ファイナルゲーム』が、2020年1月10日から全国東宝系で公開される。
同作は、多額の借金を抱える主人公・カイジが様々なギャンブルに挑む姿を描いた福本伸行の漫画『カイジ』の映画版の最終章。監督は過去2作でメガホンを取った佐藤東弥が務め、脚本は福本と徳永友一が手掛けた。オリジナルストーリーとなる今回は、原作にはない新たな4つのゲーム「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」がカイジに立ちはだかる。撮影は既に終了しており、現在ポスプロ作業中。
カイジ役を藤原竜也が続投するほか、新キャストとして福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎が共演。約9年ぶりカイジ役を演じる藤原は「今回も原作の福本さんの世界観を見事に表現してくれていて、度肝を抜かれました。一般的なレベルの温度での芝居をしていたら『カイジ』の世界では通用しないので、脳みそが疲れて大変でしたが(笑)、新キャストの方々のいろんな才能と交われたのが非常に面白かったです。今回は展開が盛りだくさん。ここまでやっていいのかってぐらいてんこ盛りなので、ぜひ期待して観に来て欲しいです」と述べている。
藤原竜也のコメント
日常ではなかなか経験できない世界を描いていて、日頃抱えている社会に対する想いなどを代弁者のようにスッキリ見せてくれるのが「カイジ」。今回も原作の福本さんの世界観を見事に表現してくれていて、度肝を抜かれました。一般的なレベルの温度での芝居をしていたら「カイジ」の世界では通用しないので、脳みそが疲れて大変でしたが(笑)、新キャストの方々のいろんな才能と交われたのが非常に面白かったです。今回は展開が盛りだくさん。ここまでやっていいのかってぐらいてんこ盛りなので、ぜひ期待して観に来て欲しいです。
福士蒼汰のコメント
あのカイジの世界に自分が入れるなど考えてもいなかったので、出演のお話を頂き、身の引き締まる思いを抱きました。緊張感のある作品ですが、現場はチーム一体となり和やかな雰囲気もあって、カイジに関わるみなさんが温かく迎えてくださったことに感謝しています。
藤原さんとの共演は夢でもあったのですが、実際に現場でご一緒させていただいて、学ぶことがたくさんありました。Final Gameの名前に相応しい作品になっているのではと思います。是非、楽しみにお待ちください。関水渚のコメント
一作目のカイジが公開された時、私はまだ小学生で、面白くて仕方がないカイジの続編に将来自分が携わることができるなんて夢にも思いませんでした。主演の藤原竜也さんはお芝居が格好よくて、中身は優しくて暖かくて。そんな藤原さんをカイジと呼びながら一緒にお芝居をし、たくさんのアドバイスをいただいていたあの日々は刺激的で、夢のようで、あっという間でした。監督、そして共演させていただいた先輩方には感謝でいっぱいです。
新田真剣佑のコメント
昔から見ていた『カイジ』に出演させて頂けて、とても嬉しかったです。皆さんのチームの一員になれたことが誇らしく、現場に行くのが楽しい毎日でした。藤原さんとは以前からプライベートでも仲良くさせて頂いていて、今回初めて芝居で共演する事ができました。現場で会った藤原さんはいつもの雰囲気とは違って本物の“カイジ”で、とても興奮しました。
吉田鋼太郎のコメント
あの藤原竜也カイジとの真っ向勝負なので、いつにも増して気合が入りました。
普段共演の多い藤原君ですが、流石に彼の当り役カイジは手強かったです。福本伸行のコメント
「カイジ ファイナルゲーム」がいよいよ公開。ありがとうございます!
実はこの脚本は、ほぼほぼ4年ほど前に出来ていた。
が、そこから、なかなか、前に進めず…でも、待てば海路の日和ありついにこの度、公開決定となりました。有難い!
虚と実。実と偽。
やっちゃいけないギャンブルの数々を、またみんなにお見せできる運びとなり、本当に嬉しい。
是非、映画館で「カイジ」でしか味わえない感覚・感動・歓喜・なんだったら、僥倖を味わっていただきたい!
唯一無二、翻弄される快感、「カイジ・ワールド」、9年ぶりの公開です!
結構、あいだ、開いたー! 福本伸行
- 作品情報
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『カイジ ファイナルゲーム』
2020年1月10日(金)から全国東宝系で公開監督:佐藤東弥 脚本:福本伸行、徳永友一 原作:福本伸行『カイジ』(講談社) 出演: 藤原竜也 福士蒼汰 関水渚 新田真剣佑 吉田鋼太郎 配給:東宝関連リンク
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?