オンライン映画館「STAY HOME MINI-THEATER powered by mumo Live Theate」が4月29日から3日間プレオープンする。
スポッテッドプロダクションズが企画・運営する同館では、キュレーターと劇場を繋ぐオンライン興行を目指し、新型コロナウイルスの影響で上映がストップしている映画や今後の上映展開が危ぶまれている作品を中心に不定期で上映イベントを継続的に開催。ミニシアター・エイド基金やSAVE the CINEMAと提携協力する。
今回のプレオープンでは、齊藤工監督の『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』『TOKYO TELEWORK FILM』、眉村ちあきのドキュメンタリー映画『眉村ちあきのすべて(仮)』がラインナップ。各作品は1日2回計6回上映されるほか、上映後には監督、キャスト、ミニシアター劇場支配人らによる収録トークを配信する。上映後トークは各作品3パターン。アーカイブ化はされない予定。
チケットは当日券のみとなり、税込1,500円。各日0:00から上映時間30分前まで販売される。無観客ライブ プラットフォームmu-mo Live Theaterを使用して得た興行収入から必要経費を差し引いた額を対象劇場と配給・製作サイドで5:5で分配。
『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』、プレミア上映となるオムニバス映画プロジェクト『TOKYO TELEWORK FILM』の劇場収入分は日本赤十字社、「ミニシアター・エイド基金」に寄付。「MOOSIC LAB」バージョンより10分長い「完全版」として先行上映される『眉村ちあきのすべて(仮)』の劇場収入分は、上映を予定していた全国の映画館10館に分配される。
プレオープン記念企画として4月29日21:20から齊藤工監督ら『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』組によるトークをYouTubeで無料配信。上映スケジュール、トーク出演者などの詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。