映画『望み』の追加キャストが発表。あわせてティザービジュアルが公開された。
10月に全国公開される同作は『クローズド・ノート』『検察側の罪人』などの雫井脩介による2016年の同名小説をもとにしたサスペンス作品。高級邸宅に暮らす裕福な建築家一家の息子が、無断外泊から帰らず、同級生の殺人事件への関与を疑われるというあらすじだ。犯人であっても生きていてほしい母親と、被害者であっても息子の無実を信じたい父親ら、家族の想いが工作する様が描かれる。主人公の一級建築士・石川一登役を堤真一、妻・貴代美役を石田ゆり子が演じる。監督は堤幸彦、脚本は奥寺佐渡子が担当。堤幸彦監督は映画化を熱望し、4年間の構想を経て撮影に臨んだという。
新たに出演が発表されたのは、岡田健史、清原果耶、松田翔太、加藤雅也、市毛良枝、竜雷太。
岡田健史は高校生の長男・規士役、清原果耶は長女・雅役、松田翔太は事件の真相を暴くために独⾃の取材を進める記者・内藤役、加藤雅也は事件を捜査する刑事・寺沼役、市毛良枝は貴代美の母・扶美子役、竜雷太は一登の取引先である建設会社の社長・高山役を演じる。
岡田健史のコメント
この度、映画「望み」で規士役を演じさせて頂きました岡田健史です。実䛿「望み」に関しては原作から読ませて頂いていてこの作品の大ファンでした。その作品の映画化に関われたことを心から感謝しております。規士を演じた僕が現時点で語れることはかなり限られていますので、皆様にはこれだけ伝えさせて頂きます。是非、劇場で観てください。愛とは、親子とは、人とは、いろんな事を考えさせられる作品です。たとえ、親子であっても子供は親の所有物ではない。人は孤独でしかない。その中で互いを愛し、愛され合うという儚さ、愛おしさを感じて頂けたら幸いです。
清原果耶のコメント
自分がどう生きていけるか、今この状況をどう切り抜けるか。私が演じたのは本能的にそれをやってのける女の子です。
それがこの家族の中で生きている彼女なりの選択、だと考えれば共感も出来て受け止める事が出来ました。とにかく積み重ねの日々で、堤監督が溢れんばかりの熱量で導いて下さるのがとても有り難かったです。共演させて頂いた堤さん、石田さん、岡田さんとは空き時間に「昨日の晩ご飯何食べた?」なんて他愛もないお話をしたりしたのですが和やかで暖かいその雰囲気が色んな意味で拠り所になっていたようにも思います。それぞれの「望み」の形と、辿り着く先を一緒に迎えて下されば幸いです。
- 作品情報
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『望み』
2020年10月に全国公開監督:堤幸彦 脚本:奥寺佐渡子 原作:雫井脩介『望み』(角川文庫) 出演: 堤真一 石田ゆり子 岡田健史 清原果耶 松田翔太 加藤雅也 市毛良枝 竜雷太 配給:KADOKAWA
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Crossing??
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