映画『アングスト/不安』の特別映像と新たな場面写真が公開された。
7月3日から日本初公開される同作は、1980年にオーストリアで実際に起きたヴェルナー・クニーセクによる一家惨殺事件を映画化した実録スリラー作品。刑務所出所後の殺人鬼が感じる不安やプレッシャーによる異様な行動と心理状態を、殺人鬼自身のモノローグで綴る。主人公の「K.」役に『アンダーワールド』のアーウィン・レダーがキャスティング。監督を『アングスト/不安』を全額自費で製作したジェラルド・カーグル、音楽をクラウス・シュルツェ(ex.Tangerine Dream、Ash Ra Tempel)、撮影をズビグニュー・リプチンスキーが務めた。R15+指定。
公開された特別映像は『【“犬だけは無事”な特別映像】公開前に犬の安否を知りたい方へ(※一部犬のネタバレがあります)』と題されたもので、K.の犠牲となった一家の飼い犬にフォーカス。SNS上の「予告だけで怖すぎる」「ホラー好きも覚悟した方がいい」「犬が酷い目に遭わないか心配」「劇場で観る前に犬が無事か知りたい」という声を受けた内容となっている。
特別映像には、犬とK.が見つめ合う姿をはじめ、ナイフを手にして階段を降りるK.を犬が追うシーン、犬が血まみれのK.の背後を走る様子やK.と共に車に乗り込む場面、「犬は無事です。」というテロップなどが映し出されている。
- 作品情報
-
『アングスト/不安』
2020年7月3日(金)からシネマート新宿ほか全国で順次公開監督:ジェラルド・カーグル 音楽:クラウス・シュルツェ 出演: アーウィン・レダー シルヴィア・ラベンレイター エディット・ロゼット ルドルフ・ゲッツ 上映時間:87分 配給:アンプラグド
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?