特集上映『ありがとう、アップリンク渋谷』が6月30日から東京・シアターギルド代官山で開催される。
6月1日にオープンしたシアターギルド代官山は、シアターギルド社が発明、開発した高音質ヘッドフォンで新たな劇場体験を提供する上映システム「サイレントシアター」を備えた映画館。同イベントは5月20日に閉館したアップリンク渋谷へのトリビュート企画として開催される。イベント開催の背景には、「コロナ禍で風前の灯となっているミニシアターの火を消してはいけない」という思いと、「アップリンク渋谷が発信してきた渋谷のミニシアターカルチャーを代官山で受け継いでいくことへの映画界における意義」が挙げられている。
同特集ではアップリンクの配給作品を2週間にわたって上映。上映作品には、ジョン・メイブリィ監督の『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』、ロウ・イエ監督の『ふたりの人魚』、黒沢清監督の『アカルイミライ』、グザヴィエ・ドラン監督の『わたしはロランス』、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の『エンドレス・ポエトリー』、デレク・ジャーマン監督の『BLUE ブルー』、矢崎仁司監督の『ストロベリーショートケイクス』がラインナップしている。チケットは現在販売中。
- イベント情報
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『ありがとう、アップリンク渋谷』
2021年6月30日(水)〜7月13日(火)会場;東京都 シアターギルド代官山 上映作品: 『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』(監督:ジョン・メイブリィ) 『ふたりの人魚』(監督:ロウ・イエ) 『アカルイミライ』(監督:黒沢清) 『わたしはロランス』(監督:グザヴィエ・ドラン) 『エンドレス・ポエトリー』(監督:アレハンドロ・ホドロフスキー) 『BLUE ブルー』(監督:デレク・ジャーマン) 『ストロベリーショートケイクス』(監督:矢崎仁司)
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