恋人に会うためアートになった男の運命 映画『皮膚を売った男』11月公開

映画『皮膚を売った男』の公開日が11月12日に決定。ティザーポスタービジュアルが到着した。

同作は、主演のヤヤ・マヘイニが『第77回ヴェネチア国際映画祭』オリゾンティ部門男優賞を受賞し、『第93回アカデミー賞』国際長編映画賞にノミネートされた作品。当局の監視下にあり、国外に出られなくなってしまった主人公サムが、海外で離れ離れになった恋人に会うために、背中にタトゥーを入れ彼自身が「アート作品」となるという芸術家のオファーを受け入れるも、次第に精神的に追い詰められていく姿を描く。『Beauty and the Dogs』で『第70回カンヌ国際映画祭』ある視点部門音響賞を受賞したカウテール・ベン・ハニアが監督を務めた。仏題は『L'Homme Qui Avait Vendu Sa Peau』、英題は『The Man Who Sold His Skin』。

ティザーポスタービジュアルには、背中に「VISA」という文字を彫られたサムの姿や、観客たちが拍手する様子、ネオンの光を放つタイトルなどが写し出されている。

作品情報

『皮膚を売った男』

2021年11月12日(金)からBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開
監督:カウテール・ベン・ハニア 出演: ヤヤ・マヘイニ ディア・リアン ケーン・デ・ボーウ モニカ・ベルッチ ヴィム・デルボア 上映時間:104分 配給:クロックワークス
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