有村架純、志尊淳のコメント到着 コロナ禍の社会捉えた映画『人と仕事』

映画『人と仕事』に出演した有村架純と志尊淳のコメントと、メインビジュアルが到着した。

10月8日から3週間限定公開される同作は、『新聞記者』『パンケーキを毒見する』などの河村光庸プロデューサー(スターサンズ)が企画したドキュメンタリー。有村架純と志尊淳が、コロナ禍に打ちひしがれる日本の「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士や介護士のもとに赴いて声を聴き、ありのままの言葉や表情で現代社会の陰影を浮彫りにしていく。監督は『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大。当初は同じタッグで昨年に劇映画『保育士T』を制作予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が発出されたことで撮影協力が得られず、撮影1か月前に中止となった。

メインビジュアルには、コロナ禍で打撃を受けたある農家を訪れる2人の姿が写し出されている。

バーチャル背景が特典として付属するムビチケ前売券は9月3日から販売開始。バーチャル背景は、メインビジュアルに映画のタイトル、公開表記を加えたバージョンと、現代社会を支える働く人々を配置した画像に「一生懸命、リモートワーク中!」という吹き出しが付けられたバージョンの2種類が用意される。

有村架純のコメント

世界中が大きな混乱を迎えて1年半。常に私たちは、今日、明日、何が起こるかわからない毎日の中生きてきました。自分の仕事は、様々な職種、人物を生きること。常に皆様が就いておられるお仕事と密に関係していて、“お仕事”そのものが自分の人生に影響を与えている存在です。なくてはならないものです。
私もこの作品を観て、仕事という価値や意味を、少しずつ咀嚼しているところです。
協力してくださった皆様には心から感謝しております。
そして、その皆様の想いが、たくさんの⽅に届くことを願っております。

志尊淳のコメント

劇映画『保育士T』のクランクインに向けて半年以上前から役者としての準備をしていました。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出され、大変な事だとは理解しつつも、まさか作品が撮れなくなる事態になってしまう世の中を想像していませんでした。したくありませんでした。
この一年、皆さんの楽しみや大事な行事が失われました。
それでも表現者として、一人間として、届けられるものはあるのではないか。
制作の皆さんの“諦めないで、伝えられる事を”と探求する姿に胸を打たれ、志尊淳として参加させて頂きました。
今の世の中に対する想い、境遇は多種多様です。それぞれの価値観です。
そんな中、一人一人のお話を聞かせて頂き、心に触れて、色々な想いが湧き上がってきました。
知ること、感じることの大きさを肌で感じました。皆さんと共有したいです。

作品情報

『人と仕事』

2021年10月8日(金)から3週間限定で全国公開
監督:森ガキ侑大 歌:吉田美奈子&W.I. 音楽:岩代太郎 出演: 有村架純 志尊淳 配給:スターサンズ、KADOKAWA
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